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桐原肇さん(昼間部・中塚クラス)がまもなく15時から、みのおFMタッキー816(FM RADIO 81.6MHz)に生出演します。今夜21時から再放送。

今日15時から【箕面FM】で、文校生・桐原肇(きりはら・はじめ)が、先ごろ出版した自著『街道歩き4000km』(澪標/2,500円+税)について語ることになっています。
その本に関しては、2月8日・文校ブログ参照。

◆【みのおFMタッキー816(FM RADIO 81.6MHz)】で桐原さんが生出演するのは、“植田洋子とTea For Two”という15時からの1時間番組です。
今夜21時から再放送されます。

(小原)

速報! 『樹林』在特号(6月号)掲載作品決定・・・学生委員会より

2023年2月27日
大阪文学学校 学生委員会
在校生作品特集号編集部

今年6月発行予定の『樹林』在校生作品特集号の掲載作品は、2月12日に詩部門とエッセイ部門、昨26日小説部門の選考会が行われ、つぎのとおり決定しました。
※順不同

応募してくださった皆様、選考委員の皆様、お手伝いいただいた方々、ありがとうございました。

小説部門 (6作 / 応募全33作)
全てが三つある!・・・・・・・・・・鷺町一平(通教・美月クラス)
支え・・・・・・・・・・・・・・・・上地庸子(夜・大西クラス)
ラベンダー色のランドセル・・・・・・村上美鈴(通教・若林クラス)
初夏の薄片・・・・・・・・・・・・・峰さそり(昼・夏当クラス)
アンバランス・・・・・・・・・・・・名倉弓子(昼・島田クラス)
アジサイの花を流す・・・・・・・・・安西美千代(昼・島田クラス)

詩部門 (3作 / 応募全23作)
淀川・・・・・・・・・・・・・・・・谷町蛞蝓(昼・中塚クラス)
こぼれおちるもの・・・・・・・・・・森岡大(夜・大西クラス)
小さきものの営み・・・・・・・・・・平かよ(通教・冨上クラス)

エッセイ部門(1作 / 応募全14作)
父を想う・・・・・・・・・・・・・・石橋純代(通教・音谷クラス)

表紙部門(応募全2作)
雨だれ・・・・・・・・・・・・・・・名倉弓子(昼・島田クラス)

一次選考通過作品について

なお、小説部門の一次選考通過作品名は以下の通りです。(五十音順)

小説部門(一次通過12作)
「アジサイの花を流す」「アンバランス」「蝸牛の出奔」「この街に住んでいる」「琥珀の坩堝」「支え」「初夏の薄片」「白いライオン」「全てが三つある!」「ソルジャーブルーの憂鬱」「雪割草」「ラベンダー色のランドセル」

応募のあった作品の作者名および詳細な選考経過については6月発行予定の
『樹林』在校生作品特集号に掲載します。

『季刊文科』91号【その②/同人雑誌季評】・・・<谷村順一・評>コーナーで、『樹林』22年11月・在特号から、衿さやかさん(昼・津木林C)と森田晏史さん(昼・津木林C)の小説が取り上げられる。衿さんは同人誌に発表した別な小説も◆太刀野むらさきさん(夜・青木クラス)ら文校関係者6人で立ち上げた同人誌『燈(あかり)』も紹介される。

<衿さやか>

<森田晏史>

●『季刊文科』91号誌上の河中郁男さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生2名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎福井絢子「繋がる糸」(雑記囃子・27号) ◎竹野滴「イ【ニンベン】」(麦笛・20号)

●同誌の谷村順一さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生4名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎水無月うらら「かりそめ」(星座盤・16号) ◎水無月うらら「エッグタルトの憂鬱」(ココドコ③) ◎猿渡由美子「逢瀬」(じゅん文学・110号) ◎稲葉祥子「日本語練習帳――受身形/実は/ひらがな」(雑記囃子・27号)

●谷村順一さんは“季評”の最後に、“他に興味深く読んだ”として、次のような文校修了生とその小説を列挙している。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎須藤薫子「おい、ウサギ」(飢餓祭・49集) ◎渡利真「青をさがして」(飢餓祭・49集) ◎久里しえ「長い写真」(あるかいど・73号) 
 ◎渡谷那「その週末」(あるかいど・73号)

(小原)

【2月25日<土>】広島から小山田浩子さん(芥川賞作家)をお招きしての公開・特別講座に教室聴講48名(うち、一般・OB15名)。自宅からZoom視聴46名(うち、一般・OB12名)。


≪窓側・手前が小山田浩子さん、向こうが葉山郁生・代表理事≫


≪小山田さん≫


≪会場と小山田さんの質疑応答≫


≪サイン会≫

一昨日(25日)午後4時、広島から小山田浩子さんをお招きし、公開・特別講座ははじまりました。対談相手は、文校の運営母体である大阪文学協会の葉山郁生・代表理事。「日常=世界を書くこと」の演題のもと、お二人に語りあっていただきました。
その中で小山田さんは、自身の小説作法を独特の言い回しで率直に披露されました。
「プロット、ストーリーから始めてうまくいったことがない。実際にあったこと、見たこと、聞いたこと、かいだもの、から書いていく」
「ほんとにあったことを思い出しながら書き、どんどん逸脱していって、極まれば小説になる」
「今までの実人生でダメだったカードが、小説に書くとプラスのカードになった」
およそ90分に及ぶ小山田さんと葉山代表理事の対談の後は、会場との質疑応答のコーナー。まず初めにマイクの前に立ったのは、飯田未和・通教部チューター。飯田チューターは、前の期と今期、小山田さんの『工場』を課題図書に推薦していて、寄せられた7人の「読書ノート」をかいつまんで紹介しました。難しかったという意見・こんな書き方もあるのかと勉強になったという意見など……。それに対し小山田さん、頷くことしきり。その後、挙手した教室の在校生6名、一般の方1名(埼玉から)からの著書の細部への質問に、小山田さんは丁寧に分かりやすく応えていかれました。

2時間の公開講座を終え、文校事務局で取り寄せていた4種類・計14冊の小山田さんの著書の販売をおこないましたが、早々に完売。またサイン会には20数名の列ができました。

その後、7時ごろから2時間、文校近くの中華料理店における“懇親会”にも
小山田さんには付きあっていただきました。一般、修了生もふくめ12名が、小山田さんの隣りの椅子に入れ替わり立ち代わりし、質問攻めにしていました。
特別講座のあと“懇親会”をもったのは、ゲストに朝井まかてさんをお呼びした19年11月30日以来のことでした。コロナ前のそのときの“懇親会”参加は20数名、という記録が残っています。

◆自宅Zoom視聴46名(東京から一般の方も)のうち、チューター陣では平野千景、夏当紀子、島田勢津子の3氏が視聴されていました。

(文校事務局・小原)

在校生の皆さんへ●2/25特別講座【Zoom視聴】のご案内

2/25特別講座を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
※事前に視聴料をお支払いいただいた方のみ、視聴可能です。

2月25日(土)PM4:00~
特別講座〔対談(90分)/質疑応答(30分)〕
小山田浩子(作家)×葉山郁生(大阪文学協会代表理事)
《演題》日常=世界を書くこと

下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください。
https://us02web.zoom.us/j/89314073079

上記リンクをクリックしたあと、在校生向けに配布されているチラシ裏面、または申込み受付メールに記載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。

対談開始15分前の午後3時45分から入室可能です。Zoom視聴に不安がある方は、早めに入室してテストしてみてください。

なお視聴時は、ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください。