文校ブログ

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林晋作さん(文校修了生)の時代小説<約20枚>が、「山新文学賞」に準入選し、昨年12/18、今年1/15と連続して山形新聞の一面を使って全文掲載される。

林晋作さんは現在、和歌山県御坊市在住。大阪文学学校には、1997年10月から夜間部1年、次いで通教部に1年在籍。


≪23年1月15日付・山形新聞8面》 林晋作さんの時代小説「研ぎ鶴の石」は、前月(12月)の応募作12編の中の第1席。


≪22年12月18日付・山形新聞8面の中の“はやし・しんさくさんのプロフィル”》 8面に全文掲載されている林さんの「湊女郎の夢」は、前月(11月)の応募作10編の中の第1席。
“はやし・しんさくさんのプロフィル”の書き出しは、次のとおり。
【小さい頃から読書と作文が好きで、松本清張の影響を受けた。大学生の頃から大阪文学学校に通い、本格的に小説を書き始めた。最初は純文学に取り組んでいたが、限界を感じて13年ほど前から時代物に切り替えた。・・・・・・】

(小原)

1/31読売新聞(朝)“文芸月評”欄で、中西智佐乃さん(文校修了生)の『新潮』2月号掲載作「狭間の者たちへ」(160枚)が取り上げられる。

中西智佐乃(なかにし・ちさの)さんは2018年3月まで長い年月、大阪文学学校の夜間部に在籍されていました。
中西さんは2019年10月、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞されています。その受賞作は、新潮19年11月号に掲載されています。
◆詳しくは・・・・・・
2019年10月7日・文校ブログ
新潮社のサイト
【第51回新潮新人賞 受賞者インタビュー】
暴力を追いかける/中西智佐乃

(小原)

祝★鷲見京子さん(昼間部修了生/倉敷市)が、第16回岡山県「内田百閒文学賞」の優秀賞を受賞!

岡山県倉敷市在住の鷲見(わしみ)京子さんは、2018年4月に大阪文学学校昼間部へ入学し、休学をはさみながら22年3月まで在籍されています。ジパング倶楽部(往復で4千円ほど割引)を使ってほぼ毎週、新幹線通学をしていました。

鷲見さんはこの度、岡山県主催の第16回「内田百閒(ひゃっけん)文学賞」の優秀賞[第2席/賞金20万円]を受賞されましたが、文校在籍中(2019年1月)には、岡山県笠岡市主催の第14回「木山捷平(しょうへい)文学選奨・短編小説賞」[第1席/賞金50万円]を受賞されています。
2019年1月22日・文校ブログおよび23年1月26日・文校ブログ参照。

応募303編の中から、最終審査員の小川洋子さん、平松洋子さん、松浦寿輝さん3名の審査で内田百閒文学賞・優秀賞に選ばれた鷲見さんの小説のタイトルは「児島の梅」(50枚)。
その(作品概要)と(審査員講評)は、岡山県郷土文化財団のHPによると次のとおり。
◎(作品の概要)◎
五流尊瀧院(ごりゅうそんりゅういん)(旧児島郡)の麓で暮らす藻塩焼(もしおや)きの娘稲虫は、養父の死を機に、家族のため児島と名を変え、遊行郎女(うかれめ)として筑紫の国太宰府に赴く。太宰府で児島は太宰権帥(だざいごんのそち)大伴旅人(おおとものたびと) に出逢い、側に仕え、幸せな日々を送る。そんな中、大伴旅人が大和に帰京することになる。二人は別れの歌を贈り合うが・・・。万葉集の世界を背景に児島と大伴旅人、二人を軸に物語は進んでいく。
◎(審査員講評)◎
千三百年前の飢饉と流行り病にあえぐ吉備の国を舞台に、少女と孤児と尼が出会う。
運命に翻弄されながら生きる三者と万葉集の世界を重ね合わせ、巧みな構成と筆致によっていにしえの時間に誘う。

◆隔年開催の内田百閒文学賞の歴史をさかのぼれば、榊原隆介さん(2001年10月から通教部に6年間在籍/当時岡山市に在住)が第9回同賞・長編部門で最優秀賞[第1席]を受賞しています。その受賞作『おおづちメモリアル』は、作品社から単行本になっています。なお、長編部門の募集があったのはこの第9回まで。

(小原)

小山田浩子さん(作家)をお招きしての2/25特別講座の詳細決まる!

2月25日(土)PM4:00~
特別講座〔対談(90分)/質疑応答(30分)〕
小山田浩子(作家)×葉山郁生(大阪文学協会代表理事)
《演題》日常=世界を書くこと

◆小山田浩子さんは広島から来校されます。

◆講座終了後に教室で、小山田浩子さんの著作販売・サイン会をおこないます。

◆文校教室で聴講の場合
◎コロナ対策上、教室参加は80名に限定し、事前申込・抽選にします。
在校生;500円(50名)
休学生・文校OB・『樹林』定期購読者;1000円、一般;1500円(あわせて30名)
在校生の申込が少ない場合は、計80名に達するまで、休学生・OB・『樹林』購読者・一般の定員を増やします。逆もあり。
◎申込は、口頭・電話・FAX・メール・ハガキで、2月21日(火)まで受け付けます。【できるだけ大阪文学学校事務局あてメールstaff@osaka-bungaku.or.jpでお願いします】

◆自宅でのリアルタイムのZoom視聴の場合
在校生(2/25までの春期新入生をふくむ)は500円です。前日(2/24)に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、来週中に配布もしくは郵送するチラシ裏面に記載のパスコードを入力すると視聴できます。
休学生・OB・『樹林』購読者は1000円、一般は1500円です。
希望者は、名前・住所・所属クラス(または休学、OB、『樹林』購読、一般)を明記のうえ、文校事務局あてメールをください。在校生以外の方には、2/25の2日前までに、Zoom招待状をお送りします。
◎視聴料は、2/21(火)までに、郵便振替「00940-0-16991 大阪文学学校」または、ゆうちょ銀行「14160 2064271 (社)大阪文学協会」で振り込んでください。(申込名と振込人名義が異なる場合は、事前にご連絡ください)

◆質疑応答30分の質問は、文校教室の聴講者から募ります。
自宅でのZoom視聴者は、名前・住所・所属クラス(または休学、OB、『樹林』購読、一般)を明記して、2/18(土)までにメールで質問書を文校事務局あて送ってください。採否は、司会の葉山と文校事務局におまかせください。

諸さやかさん(文校平野クラス/学生委員会イベント部キャップ)が舞台『ハムレット』に出演。2/17~19、京都で。

諸さやかさんは、大阪文学学校夜間部・小説研究科(平野)クラスに在籍中で、学生委員会ではイベント部キャップも務めています。今、公演の稽古に追われていて、クラス・委員会とも休みがちですが。

共通舞台「ハムレット」
会場:THEATRE E9 KYOTO 〔京都市南区東九条〕
2023年2月17日(金)17:30 開演
2月18日(土)①12:00 /②17:30 開演
2月19日(日)①12:00 /②17:30 開演

◎文校事務局の佐々木、小原も出かけるつもりで、すでに前売り券を予約しました。