Zoomを併用して、9月13日(土)午後~14日(日)午前に《通教部プレ・スクーリング》を開催◆今からでも参加を希望する通教部生には、作品コピーを送ります★プレを含むスクーリングの参加予定は、全国から76名(うちZoom13名)
通信教育部のプレ・スクーリングでは、『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)に載らなかった作品を合評します。21年6月から、自宅からオンライン(Zoom)でも参加できるようになっています。
今日(9/3)現在、プレ・スクの小説組に22名が参加予定で、宮崎、島根、岡山(3)、三重、福井、静岡、新潟、神奈川から文校教室にやって来ます。また、長崎、福岡、愛媛、福井、長野、北海道からはZoom参加。
詩・エッセイ組は、希望者がごく少数だったため開きません。
チューター出席は4名(津木林洋、佐伯敏光、大西智子、若林亨さん)。津木林、佐伯、大西さんは昼間部担当チューター、若林さんは通教部担当チューター。
小説組22名の皆さんへは、すでにプレ・スク用の作品コピーをお手元に届けてあります。
今からでも参加を希望する通教部生には、作品コピーを送ります。電話かメールで事務局まで至急ご連絡ください。
【作品提出は、もうダメです】
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◆「出欠ハガキ」によると今日までに、9/14(日)通教部スクーリング(プレのみも含め)の出席予定は63名。ほかにZoom参加13名。猛暑のせいなのでしょうか、本年6月スクーリングより教室出席は10名ほど少なくなりそうです。逆に、Zoom参加は5名ほど多くなりそうです。
「出欠ハガキ」を、まだ出されていない方は至急お願いします。メールか電話でもかまいません。スクーリングのクラス分けや、Zoom使用クラスの選定などの都合があります。
◆スクーリングを欠席される方からは、一両日中には届くはずの『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)掲載作への感想・コメントをメールやFAXで募ります。スクーリングの合評において口頭で作品批評する代わりに、またクラス員やチューターと密なつながりをつくっていくために、ぜひ感想・コメントを寄せてください。
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★大阪文学学校への入学を希望されている一般の方も、9/14通教部スクーリングを見学(Zoomでも可)できます。ご連絡いただければ、スクーリングのときに合評用のテキストとなる『樹林』8・9月合併号をお送りします。
すでに、愛知県岡崎市の女性が教室で小説クラスの見学を申し込まれています。
(小原)
《秋期14人目の新入生》昨夜、西村クラスの組会(作品合評会)を見学したばかりの大阪市の20代後半・女性から、オンラインで夜・小説・西村c(火)への入学申込書がとどく★5日・名倉c/2名、6日・大西c/2名、14日・スクーリング/1名が見学予定
組会見学のあと、大阪市の女性と話をしました。感想を求めると開口一番、「とても緊張しました」とのことでした。いつもは、「面白かった」「楽しかった」「ここで、やりたくなった」という反応が多いのですが。
見学の日の深夜、メールでとどいていた女性の「入学申込書」の中の“入学のきっかけ”の欄には、次のように記されていました。
【沼田まほかるの作品を読んで心を鷲掴みにされ、沼田まほかるが学んだ貴校に強く惹かれました。
一人で執筆に取り組んでいましたが、自信のなさから完成に至らなかったため、貴校で自分なりの表現を磨き、自信を持って書き上げたいため入学を決めました。】
“影響を受けた作家”欄には、【沼田まほかる】とありました。
また文校(募集)のことは、【沼田まほかるの経歴を見てネット検索をした】とのことです。
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★このところ、クラスゼミ(組会)を見学される方が、ほぼ毎日のようにいます。
昨日(火)は、上記のように夜間部・西村クラスを見学された女性のほかに、昼間部・佐伯クラスにも大阪府池田市の30前後の男性2人連れの見学がありました。その2人は、5日(金)昼の名倉クラスも見学することになっています。当日の合評作品2編は、メール添付で届けてあります。
6日(土)の大西クラスにも、別々に女性と男性から見学の申し込みがあります。
また、14日(日)の通教部スクーリングにも、愛知県岡崎市の女性が小説クラスを見学にやって来ることになりました。女性には、スクーリングのテキストになる『樹林』8・9月合併号を郵送しました。
(小原)
昨日(9/2)最終的に締切った「読書ノート」の提出は、ちょうど60名に達しました。コロナになった直後(20年5月)と同じ提出数で、過去30数年で最多タイを記録しました。それでも、全在校生309名の2割に届かず・・・
◎締切を1週間余り延ばした25年春期の「読書ノート」の提出者は、60名まで伸びました。この猛暑の中、頑張った人が多く、コロナになった直後(20年5月/昼・夜間部のクラスゼミを休止せざるを得なくなったため例年の8月を前倒し)と全く同じ提出数を記録しました。
◎ちなみに過去の提出数を列挙すれば、前回(25年2月)――55名、前々回(24年8月)――54名、(24年2月)――46名、(23年8月)――50名、(23年2月)――46名、(22年8月)――52名、(22年2月)――44名、(21年8月)――50名、(21年2月)――58名、(コロナで前倒し・20年5月)――60名、(20年2月)――27名、(19年8月)――30名、となっています。
コロナの時代になってから、提出率がグーンと上がってきているのが分かります。
◎カリキュラムの中に、「読書ノート」の提出が組み込まれたのは、僕(小原)が夜間部に入学した1989年(平成1年)10月から数年してからだったように記憶しています。当時、チューターでありながら事務局長的な立場にいた木辺弘児さん(2度、芥川賞候補)の発案だったような気がします。しかし、そのころは木辺さんや他の数人のみが課題図書のリストをあげていて、学生側の提出も20名を超えることはなかったのではなかったような。
◎今は違います。昼間部・夜間部・通教部の計26名のチューターが一冊ずつ課題図書を推薦しています。その26冊の中からどれかを選んで、「読書ノート」を書くことができます。
今回、課題図書26冊のうち、22冊について「読書ノート」が提出されました。取り組んだ人の多かった課題図書をあげます。
①若林チュター推薦/芥川龍之介『蜜柑』・・・7名
②菅野チューター推薦/幸田文『幸田 文』(ちくま日本文学全集)・・・5名
②冨上チューター推薦/百田尚樹『夢を売る男』・・・5名
④飯田チューター推薦/内館牧子『終わった人』・・・4名
④島田チューター推薦/ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』・・・4名
④平居チューター推薦/村上春樹『ノルウェイの森』・・・4名
④松本チューター推薦/小林秀雄『無常という事』・吉本隆明『最後の親鸞』・・・4名
◎「読書ノート」に対する、それぞれの課題図書の推薦チューターによる“ノート評”は9月末をメドにお返しします。
(小原)
通教部生・休学生などへ『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)を発送◆9/14 通教部スクーリングを見学(Zoom可)希望の方にも、送ります。ご連絡を★今夜の公開/夜・小説(エッセイ)入門講座に出席20名(うち、初参加の一般2名)。作品提出は20名(うち、欠席2名)
【『樹林』8・9月合併号(通信教育部作品集)の目次――作品名と作者名がズラッと並ぶ】
212ページ立ての『樹林』8・9月合併号は、今日(月)昼に印刷所から仕上がってきました。
そっこく、真銅・事務局員が台車で谷町郵便局に運び込み、北海道から沖縄まで全国41都道府県にまたがる通教部の皆さん(132名)と通教部チューター12名(加えて、今回に限り須藤チューターに代わって、本科小説3組を担当していただいた谷口・夜間部チューターにも)に発送しました。
なお、<25年度秋期/進級(継続届)>用紙と<速報! 『樹林』在特号掲載作品決定>チラシを同封してあります。
『樹林』8・9月合併号は、9月14日(日)通教部スクーリングの合評テキストになります。該当クラスの作品をしっかり読んで、合評会に臨んでください。感想をメモしておくことをお薦めします。
郵便到着が遅くなっていることを考慮して、『樹林』8・9月合併号のPDFファイルを8/27文校ブログで公開しています。こちらも活用してください。
また『樹林』8・9月合併号は、休学生の皆さん(81名)にも郵送し、元チューターなど文校関係者や、新聞社、出版社、図書館へも寄贈しました《一部は明日郵送》。
休学生へは、通教部生と同様に、用紙とチラシを同封しました。
『樹林』定期購読の皆さん(38名)へは、「文校ニュース」8月9日号を添えて明日(火)、『樹林』8・9月合併号を発送します。
昼間部生、夜間部生の皆さん(177名)は、クラスゼミで来校のおり、教室の机の上から『樹林』8・9月合併号を持ち帰ってください。Zoomで合評に参加している皆さんへは、後日郵送します。
●『樹林』8・9月合併号に自分の作品が載っていて講読を希望される方は、事務局まで何冊でも申し込んでください。1冊650円です。すぐお送りします。
●9/14スクーリングの見学(Zoomでも可)を希望される一般の方へも、ご連絡いただければ、『樹林』8・9月合併号をお送りします。
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★今夜(9/1)は、春期最後(3回目)の公開/夜・小説(エッセイ)入門講座がおこなわれました。担当されたのは、津木林洋・昼間部チューター。出席20名(在校生12名、休学生3名、修了生2名、一般3名)。作品提出は20名(うち、欠席2名)。
午後6時30分開始で、終わったのは9時30分過ぎ。
(小原)
【先読み☆『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)の編集後記<小原分>】直木賞・芥川賞のこと/木下昌輝さん、夏木志朋さんの著作を読んで、応援しよう!■『樹林』8・9月号は、9/1仕上がり予定。
●第172回(今年1月に選考会)のとき木下昌輝さん、つづいて第173回(7月に選考会)のとき夏木志朋さんと、それぞれの小説が直木賞候補にノミネートされた。お二人とも文校出身で、木下さんは4回目、夏木さんは初めての候補。木下さんはオール讀物新人賞、夏木さんはポプラ社小説新人賞でデビューを果たしている●夏木さんの『Nの逸脱』は実に惜しかった。「直木賞(芥川賞も)該当作なし」という結果に終わった今回、『オール讀物』9・10月号誌上で9名の選考委員の≪直木賞・選評≫を読むかぎり、三浦しをんさんと林真理子さんは候補6作の中で“一押し”だし、ほかにも『Nの逸脱』に高評価を付けた委員は何人もいる。4時間に及ぶ議論の末、『Nの逸脱』は最後の2作に残ったものの、過半数の賛同を得られず受賞に至らなかったようだ●大阪の夜間高校を出て不動産会社に就職した夏木さんが、26歳のとき文校に入ったきっかけや、とても合っていたという文校の合評会について語ったインタビュー記事がネットの中にある。それを見た23歳の青年を今秋9番目の新入生として迎えた。文校出身者が何らかの文学賞(候補も含めて)をとったケースは、地方賞から大手出版社・新聞社の賞まで数えきれないぐらいあるが、入学生へ結びつくということでは直木賞と芥川賞が群を抜く。その二つの賞では、ご本人たちへはむろんのこと、文校へも新聞やテレビの取材が押し寄せるからである●田辺聖子さん(芥川賞/1964年)のときは、「この方たちに、文校の『入学案内書』を送って」と、100通かそれ以上のファンレターの束を田辺さんが事務局へ持参してきたことがあった、と語り伝えられている。玄月さん(芥川賞/2000年)が受賞したときは、1年前と比べると新入生が58名増え、朝井まかてさん(直木賞/2014年)のときも1年前から62名増えた。しかも、どちらのときも新入生の増加傾向は1年半つづいたのである●木下さん、夏木さんの本を読んで勉強したいし、応援したい。在校生、修了生の皆さんも、お二人を目標にしてほしい。
(小原)