岡山県から今春2人目の新入生を迎える! 地元の図書館で文校の募集チラシをみた67歳女性が、通教部・小説クラスへ。
岡山県倉敷市の女性から、封書で届いた「入学申込書」には、次のように記されていました。
【10年以上前から、入学してみたいと思っておりましたが、家庭の事情で希望がかなわないままでした。年齢的にもラストチャンスと考え、入学を申し込みます。】
影響を受けたのは、『少年少女世界文学全集』(小学館)でした。
最初に大阪文学学校のことを知ったのは、倉敷市立中央図書館に置かれていた“募集チラシ”だったとのことです。3月10日・文校ブログ参照。
◆岡山県からは2月末時点で7人在籍していましたが、今春さらに2人加わることになります。
ちなみに、2月末時点で在籍者の多い都道府県ベスト10は次のようになります。総数は、34都道府県にまたがって412人です。
①大阪府(182人) ②兵庫県(71人) ③京都府(32人) ④奈良県(23人) ⑤愛知県(8人) ⑤東京都(8人) ⑦和歌山県(7人) ⑦神奈川県(7人) ⑦岡山県(7人)
(小原)
3月19日(日)に予定していた22年秋期・修了集会は、まだコロナに用心して、とりやめます。◆4月9日(日)の23年春期・入学開講式は、挙行する予定です。
修了生の中には楽しみにしていた方もいらっしゃると思いますが、3/19修了集会は、とりやめることになりました。コロナ対策のマスク着用が緩和されるようになりましたが、もう少し警戒を続けたいと思います。
この3月で大阪文学学校を修了される皆さんは、本科(1年間)、専科(計2年間)、研究科(計4年間)あわせて96名です。「文校ニュース」3月4日号の2面に“修了生名簿”を載せてあります。
『修了証書』は、12日(日)のスクーリングに出席されていた通教部各科の修了生には手渡ししました。スクーリングを欠席されていた方へは今日、郵送しました。
昼・夜間部生で進級されない方には郵送しますが、進級される方へは春期最初の組会(クラスゼミ)で手渡しします。
◎ぼくが文校事務局で働き出してからの30年間で、年2回おこなう修了集会が中止のやむなきに至ったのは今回で8度目になります。
1度目は2017年9月、近畿地方が大型の台風18号におそわれたときでした。
そして20年3月、9月・・・・・・この3月と、コロナのせいで7期(3年半)連続でとりやめになっています。
毎回、くだけた雰囲気の中で、修了生たちの“修了にあたっての一言メッセージ”を楽しみにしていたのですが・・・・・・。
次回(23年9月)こそは、ぜひとも開きたいものです。
(小原)
3/10南日本新聞(鹿児島市)・文化面に“文校・春期生募集”の記事。沖縄タイムス、埼玉新聞の読者からも問い合わせあり――共同通信社が配信。
第43回大阪文学学校賞の最終候補発表
2022年度(第43回)大阪文学学校賞の最終候補に選ばれた作品は、次のとおりです。
●〈小説部門-8編〉・・・・【対象】応募9編・<樹林>掲載21編
〈応募〉-山下恭「虎頭燃ゆ」
〈樹林22年5月号〉-市川桜子「おやすみなさい、いい夢見てね」
〈同6月号〉-筒井透子「愛だの恋だの」、ヨム「少し休めば、それで」、田中芙未「光の布」
〈同11月号〉-森田晏史「マリーのウィッグ」、海辺こゆび「えんじゅの庭」
〈同12月号〉-葉月乃蓉果「レギーナさんの仄暗い図書室」
●〈詩部門-15名21編〉・・・・【対象】応募19名44編・<樹林>掲載16編
〈応募〉-国津洋子「雑誌」「金髪のライオン」、谷町蛞蝓「ある父子」、三村あきら「黒部の挽歌」、都圭晴「最後の作品」「そうだったらいいのにな」、琴森戀「白百合色の墓標」「職務放棄」、正木ふゆみ「仲間」、新居輝夫「コロナ福」、くらもちたからこ「隣家」、船曵秀隆「独身孔雀の散髪失敗」
〈樹林22年6月号〉-藤井杏奈「堕胎」、荻野真理子「何人住んでる? 誰が住んでる?」、水田賢一「心臓」
〈同11月号〉-ヴェナート「無償の愛」、都圭晴「球体の夢に」、水田賢一「朝 食う」、サラトガいずみ「凍りついた琥珀」
〈同12月号〉-山本瑛子「気配」「枇杷の実」
●〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉は、予備選考なしの最終選考です。
【対象】応募11編・<樹林>掲載25編
※大阪文学学校賞は3部門とも、4月9日(日)入学開講式席上で、受賞(賞金5万円)・佳作(3万円)・奨励賞(2万円)が発表・表彰されます。
通教部22年秋期第2回スクーリング。文校教室と貸し会場での対面合評に通教部生72名(うちプレ・スクのみ2名)、通教部チューター12名全員。Zoom参加は通教部生11名(うちプレ・スクのみ3名)。見学は、春期新入生3名と入学検討の一般3名。
◆午後0時30分からの、文校教室における石村和彦・通教部チューターによる全体講義に50数名。ほかにZoom視聴4名。
◆13時20分から、10会場に分かれてクラスごとに『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)の合評会。【写真】は、大沢・若林<合同>クラスの合評会風景。両チューターに加え、北海道、神奈川、香川などから通教部生10名が教室出席、新潟、静岡、岡山などから5名がZoom出席。
◆17時少し前から文校教室で、通教部チューター10名と通教部生30数名が参加して交流会。
長崎県佐世保市の22年秋期入学生を皮切りに、千葉、東京、長野、岐阜、鳥取、岡山、福岡などからの参加者に、マイクをにぎって挨拶していただきました。
流れ解散にしていますが、19時20分現在、まだ13名が教室に残ってワイワイやっています。
(小原)