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【24/12/31毎日新聞<朝>広告】藤岡陽子さん(文校修了生)の吉川英治文学新人賞受賞作『リラの花咲くけものみち』<光文社/1,870円>が大反響!9刷!NHK土曜ドラマに!

◆京都府在住の藤岡陽子さんは、1999年に大阪文学学校夜間部クラス、2006年に昼間部クラスにそれぞれ1年間在籍されています。在校生たちに選ばれて、『樹林』在校生作品特集号(00年9月号/Vol.427)に小説「白球の行方」(65枚)が載っています。

◆藤岡陽子さんは、25年2月15日(土)に文校にやって来られます。その日の午後4時からおこなわれる特別講座≪玄月さん・葉山郁生代表理事との間で座談会≫でお話するためです。特別講座のタイトルは、『小説創作へのアプローチ――藤岡著『リラの花咲くけものみち』をテキストに』です。
参加費として、休学生・修了生は1,000円、一般の方は1,500円いただきますが、在校生は無料です。文校教室だけでなく、Zoomからも参加できます。

(小原)

【共同通信の配信記事】24年12/24中国新聞、12/30静岡新聞、25年1/9神戸新聞など・・細見和之さん[京大教授・文校校長]が“立て看板と表現の自由”について語る。

細見・文校校長の作詞・作曲「京大からタテ看が消える日」については、
23年4月25日・文校ブログ
を見てください。

1/15神戸新聞・文化面で、細見和之・文校校長によって、現文校生・水田賢一さんの第一詩集『南京虫(なんきんむし)』(澪標/1,760円)が取り上げられる。

神戸市の水田賢一さんは、2020年4月に大阪文学学校昼間部/詩・エッセイ/中塚クラスに入学し現在も同クラスに在籍中です。
水田さんの第一詩集『南京虫』については、24年6月25日・文校ブログで紹介してあります。
◆『樹林』25年1月号(Vol.709)に、たなかよしゆきさん<元・文校チューター>による『南京虫』についての“書評”が載っています。

★文校入学前の2019年6月に、水田さんは『ステージⅣbからの脱出 膵臓がん・私の雑記帳』(文芸社/1200円+税)を刊行しています。
21年11月19日・文校ブログ参照。

(小原)

畑章夫さん(大阪文学学校夜間部生)の通夜・お別れ会【14日】、告別式【15日】に参列しました■告別式は、椅子席より立ち見が多いほどで約130名。松本クラスなど文校関係者も多数。


【14日/通夜・お別れ会】式場の片隅のテーブルに飾られていた生前の、家族とくつろぐ畑さんの写真。手前には畑さんの詩集3冊[『猫的平和』『おいど』『ゆうびんや』]と、大阪文学学校の月刊文芸誌『樹林』25年1月号[松本クラスの3名<ひとみ・けいこ、月川奈緒、なかもりあつこ>それぞれの詩集についての畑さんの書評収載]が並べられていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・

【15日/告別式】“大阪文学学校”と“大阪文学学校松本クラス一同”の供花も、畑さんの永眠する棺のすぐ近くに立てられていた。無宗教で執り行なわれた1時間ほどの告別式では、6名から畑さんに語りかけるようにした弔辞が読み上げられた。
・畑さん肝いりで2カ月に1度、喫茶兼ギャラリーの店“スペース・ふうら”
でもたれていた現代詩の勉強会≪詩のいろり≫は56回をかぞえ、とてもみのり豊かであったこと。<文校OG・島すなみさん>
・昨年11月16日付で畑さんから、「医師から、・・・・・・終末に向かって準備するよう、アドバイスも受けました。・・・・・・最後まで、明るく元気に、すごすようにしていきます」と結ばれた手紙を受け取った。畑さんが分け与えてくれたものを心の支えにして生きていきたい。<松本クラスで長い付き合いの西野赤さん>
・反原発のつどいのときのシュプレヒコールでは、畑さんが編みだしたものが一番様になっていた。横断幕も秀逸だった。

最後に喪主挨拶をされた、畑さんとの間で夫婦別姓をつらぬいてこられた滝
沢厚子さんの姿が痛々しくもらい泣きしそうになった。後ろに卒倒しそうで、長男さんに始終抱きかかえられていた。最後まで泣き通しだった。畑さんと厚子さん、二人の情愛の深さのほどが染み入ってきた。14日・通夜のとき、個人的に話していただいた“無念な気持ち”がより大きくおおいかぶさってきた。

(小原)

『樹林』在校生作品特集号の応募締め切る◆小説部門に21編、エッセイ部門に15編、詩部門に10名15編、表紙部門に2点。

朝井まかてさん(直木賞受賞/文校特別アドバイザー)や木下昌輝さん(直木賞に4度ノミネート)、馳平啓樹さん(文學界新人賞受賞/小説入門講座講師)、藤岡陽子さん(吉川英治文学新人賞受賞)、市街地ギャオさん(太宰治賞受賞/昼・休学中)らも文校在籍時に載ったことがあり、応募から選考・編集まですべて学生委員会が仕切る『樹林』在校生作品特集号。その5月号に向けて、きょう18日(土)の午後3時、作品の応募が締め切られました。


【写真】は、仕分けられた応募作品の山を前に、応募作品リストや選考委員名簿作りに励む学生委員会のメンバー。【左から】福森さん<夜・西井c/秋の新入生>、間瀬さん<昼・平野c>、福井さん<夜・谷口c/在特部キャップ>、當山さん<夜・西村c/秋の新入生>、黒田さん<昼・島田c>、太田さん<昼・伊藤c>。※林隆司・学生委員長<夜・谷口c>は、インフルエンザのため登校できず、自宅からZoomでアドバイス。
午後0時10分過ぎに間瀬さん一人で作業を始め、徐々に人が増え6人になった写真撮影時は午後3時15分。

応募状況について、学生委員会から知らされた情報を以下に記します。
◆小説部門・・・今回21編〔24年7月・28編/24年1月・27編/23年7月・36編/23年1月・33編/22年7月・30編/22年1月・24編〕
◆エッセイ部門・・・今回15編〔24年7月・11編/24年1月・11編1/23年7月・7編/23年1月・14編/22年7月・7編/22年1月・13編〕
◆詩部門・・・今回10名15編〔24年7月・14名22編/24年1月・12名19編/23年7月・17名23編/23年1月・16名23編/22年7月・14名18編/22年1月・13名17編〕
◆表紙部門・・・今回2名〔24年7月・3名/24年1月・4名/23年7月・2名/23年1月・2名/22年7月・6名/22年1月・1名/21年7月・3名〕
応募数は前回(24年7月)よりも、小説部門と詩部門において減り、エッセイ部門は増えました。いずれにしろ、『樹林』5月・在特号に載るのは狭き門になりそうです。

『樹林』在特号の発行・活用は、文校のカリキュラムにも組み込まれているように、文校活動の紛れもない一つの大きな“舞台”です。在特号の5月発行へ向けて、確かな一歩を踏み出すことができました。

★小説部門の1次選考(在宅選考)の選考委員は3名の休学生もふくめ各クラスから、28名の方に引き受けてもらっています。その28名には、応募21作を3つのグループに分けたうえで、そのうちの一つの作品群(4百字詰め総計350枚ほど)をレターパック・ライトに詰めて、あさって20日(月)ポスト投函します。2月4日(火)午後3時が、「小説部門1次選考採点表」の締切です。そこで原則、3グループそれぞれ上位4作品を選びます。
2次選考会は、3月2日(日)午後1時から10名によって文校教室でおこなわれ、『樹林』5月・在特号の掲載作を決める予定です。
★1度だけで選考するエッセイ部門と詩部門の選考委員はそれぞれ、4名の方に引き受けてもらっています。
エッセイ部門と詩部門の選考会は文校教室の別々の部屋で、2月16日(日)午後1時からおこなう予定です。そこで、『樹林』5月・在特号の掲載作を決める予定です。

各選考委員の皆さん! 寒い日がつづきますが、がんばって読んでしっかり審査してください。

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◆今度の公開講座は、1月25日(土)午後3時から昼・詩入門講座(担当講師;近藤久也さん)です。課題作品の提出はきょう締め切り、11名から届いています。それらをまとめ、帰りがけに近藤さん宅へポスト投函します。
なお、作品を提出していない人でも参加できます。
作品を提出した場合の受講料は1回につき1000円ですが、作品を提出せず聴講のみの場合は500円です。文校生も一般も同一料金。
1/25近藤講座には、聴講のみで一般から2名予約が入っています。

(小原)