『季刊文科』97号【その②/同人雑誌季評】・・・小説がとりあげられたのは、『樹林』通教号から通教部生・河内康さん、同人誌『せる』から塚田源秀・チューター、同人誌『あるかいど』から夜間部生・夏野緑さん。その他にも文校修了生が多数。
<河中;評/夏野緑「アマリリス」/文校夜間部・谷口クラス在籍>
<谷村;評/河内康「ブック・メーカー」/文校通教部・塚田クラス在籍>
<谷村;評/塚田源秀「犬を焼く」/大阪文学学校通教部チューター>
上のタイトルや画像のほかに――――
●『季刊文科』97号誌上の河中郁男さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生2名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎南水梨絵「あらゆる岸辺に着く舟」(白鴉・34号) ◎岩代明子<元チューター>「一番暗い時間に、彼女は耳をすます」(ignea・11号)
●同誌の谷村順一さんによる“同人雑誌季評”で取り上げられている文校修了生6名の小説は次のとおり。( )内は掲載同人誌名と号数。
◎藤本紘士「メッツェンバウムは届けられた」(白鴉・34号) ◎南水梨絵「あらゆる岸辺に着く舟」(白鴉・34号) ◎衿さやか<9月まで昼・津木林c在籍>「のびやかに息をして しなやかに踊り そして健やかに眠って」(徳島文學・7号) ◎岩代明子<元チューター>「一番暗い時間に、彼女は耳をすます」(ignea・11号) ◎梁正志「悪夢」(淡路島文学・20号) ◎渡谷那「Aハウスにて」(あるかいど・76号)
(小原)
『季刊文科』97号【その①/転載】・・・『樹林』通教部作品集掲載の河内康さん(塚田c/栃木県)の小説「ブック・メーカー」が、全国文芸誌『季刊文科』に転載される! ◆修了生・南水梨絵さんが同人誌に発表した小説も。
『樹林』通教部作品集(24年7月号/通巻704号)
↓(転載)
↓
『季刊文科』97号〈24年秋季号〉
栃木県足利市在住で、大阪文学学校通教部本科小説クラスに在籍している河内康<かわち・こう>さんの、『樹林』通教部作品集(24年7月号/通巻704号)に掲載されていた小説「ブック・メーカー」(34枚)が、9月末に発行された『季刊文科』(鳥影社・刊)97号〈24年秋季号〉に転載されています。『樹林』通教号への掲載は塚田源秀チューターの推薦によるものです。
●過去にも、『樹林』通教部作品集に載っていた小説が『季刊文科』に転載されたケースがあります。
◎当時・安芸cの鮎沢しほりさん「アゲハチョウ」・・・『樹林』通教号(19年3月号/通巻650号)から
◎当時・塚田cの湯谷大志さん「ゲロ味フラペチーノ」・・・『樹林』通教号(23年2・3月合併号/通巻690号)から
●また、『樹林』通教部作品集に掲載された小説が全国の同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』(文藝春秋・刊)に転載された方が3名います。
◎通教部休学中の森上晶さん(もりがみ・あきら/2020年下半期・同人雑誌優秀作) ◎修了生の南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期・同人雑誌優秀作) ◎修了生の渡谷邦さん(わたりだに・くに/16年下半期・同人雑誌優秀作)
◆『季刊文科』97号には、修了生の南水梨絵さんの小説「あらゆる岸辺に着く舟」(30枚)も、文校関係者のつどう同人誌『白鴉』34号から転載されています。
●『季刊文科』は、通販のアマゾンで買い求められます。
(小原)
【12/7(土)・京都嵯峨野】祈りの楽器シタ-と紡ぐ音楽と文学と―――白井朝香さんのシタ-演奏/文校夜間部・松本衆司クラスの仲間8名による自作詩朗読
ヴァイオリン&シタ-奏者の白井朝香さんは広島在住です。
自作詩の朗読をする松本クラス生8名のうち、中本さんは愛知から、あおきさんは長野からやって来ます。
バラ園の中の喫茶店≪ラビアンローズ≫は、京福電鉄・嵐電嵯峨駅の近くにあります。松本クラス生の月川奈緒さんが、日々バラ園の手入れに余念のない父とで経営しています。主に春と秋のバラの開花時期に限って開店しています。
過去に、文校昼間部・中塚鞠子クラスは≪ラビアンローズ≫で課外授業を行っています。23年6月2日・文校ブログ参照。
また、月川奈緒さんのことについては、24年5月28日・文校ブログで紹介してあります。
★12/7(土)の催しは、限定30名ですので、早めに申し込んでください。
(小原)
【11/27(水)】東京で作曲家・鈴木陽子さん(文校休学中)の作曲作品展vol.16“残響と反響と”
岡山市の鈴木陽子さんは筆名“結城まり”で、今までに大阪文学学校へ4度入学しています。在籍期間は、2006年4月から1年間、2016年4月から1年間、2019年4月から2年間。そして2023年10月に昼間部小説・伊藤クラスに再入学し現在は休学中。
◎『樹林』21年5月号に掲載されていた鈴木(結城)さんの読書ノート「遠藤周作『コウリッジ館』」は、第42回<2022年度>大阪文学学校賞の<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>で奨励賞に選ばれています。
◎鈴木さんは、自身の父・伊藤隆志が書き残したものを編集し『いとうたか志詩選集 全』として刊行されています。23年7月14日・文校ブログ参照。
◆11月27日(水)に東京・豊洲シビックセンターホールにおいて開催されるコンサートは、金管5重奏とパーカッションのための「いしづちの春」がメインとなっているそうです。故郷・愛媛の石鎚の山々に響く音をイメージとして作曲したとのことです。
(小原)
祝☆水戸市の磯﨑寛也さん(文校通教部・飯田c)が、茨城文学賞<詩部門>を受賞!
【10/27(日)茨城新聞より】
茨城県水戸市の磯﨑寛也(いそざき・ひろや)さんは、2023年4月に大阪文学学校通教部に入学し、小説本科・谷口クラス1年間を経て現在、小説専科・飯田クラスに在籍中。通教部スクーリングだけでなく、文校学生委員会主催の種々の恒例イベント(夏季合宿、文学集会、文学散歩など)にも、水戸からよく駆けつけてきます。
この度、茨城文学賞(茨城県・茨城新聞社など主催)を受賞した磯﨑寛也詩画集『ピルグリム』(画/青山悟)は、芸術新聞社発行で四六判 144ページ。
文校事務局に届いた礒﨑さんからのメールには、「ダンテの『神曲』地獄篇を意識したので、(審査評の)コメントは嬉しいです」とありました。
【磯﨑寛也詩画集『ピルグリム』の表紙】
発行:芸術新聞社/定価 1,800円+税
(小原)