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本日公開!「小説同人誌評(第46回)」(細見和之執筆) ◆「詩時評(第43回)」(松本衆司執筆)、「詩同人誌評(第14回)」(中塚鞠子執筆)も公開中!

本日、「小説同人誌評(第46回)」(細見和之執筆)を公開しました。

『樹林』本誌上で2019年5月号(通巻652号)まで連載されていた「小説同人誌評」(細見和之執筆)と「詩時評〈詩集評〉」(松本衆司執筆)はその後、当HPのトップページ上に公開の場を移しました。
21年3月からは、あらたに「詩同人誌評」(中塚鞠子執筆)もくわわりました。
それぞれ原則、年4回執筆で、「小説同人誌評」は通算で46回目、「詩時評」は43回目、「詩同人誌評」は14回目になります。

公開済みの小説同人誌評、詩時評、詩同人誌評の一覧はこちら

【10月31日(金)/朝日新聞・文化面】第27回小野十三郎賞授与式の模様を伝える。文校の“校旗”をバックにした受賞者(岡本啓さん・江畑實さん)の写真も。もう一人の受賞者・高橋修宏さんは体調悪く欠席。

朝日新聞社のご厚意により、小野十三郎賞贈呈式の会場は昨年度(第26回)まで中之島フェスティバルタワー12階のアサコムホールでしたが、今年度(第27回)は授与式と名称を改め大阪文学学校でおこないました。しかも、秋期入学開講式の中で執りおこないました。秋の新入生や大阪文学学校のチューター(講師)を中心に、教室に56名、Zoomで22名の出席がありました。

その小野賞授与のコーナーでは、受賞者に葉山代表理事から賞状と賞金目録が手渡されました。今回の小野賞受賞作は、<詩集部門>が東京都の岡本啓(おかもと・けい)さんの『ノックがあった』、<詩評論書部門>が大阪市の江畑實(えばた・みのる)さんの『創世神話「塚本邦雄」 初期歌集の精神風景』と富山市の高橋修宏(たかはし・のぶひろ)さんの『暗闇の眼玉 鈴木六林男を巡る』の二冊でした。残念ながら、高橋さんはコロナにかかってしまい、授与式への出席はかないませんでした。
最終選考委員(詩集部門 細見和之、四元康祐、犬飼愛生/詩評論書部門 葉山郁生、添田馨、松本衆司)の6氏により、各受賞作についての寸評が述べられました。四元さん(ドイツ)、犬飼さん(愛知)、添田さん(埼玉)の3氏はオンラインで。
また、小野賞の発足からずっと共催していただいている朝日新聞社の藤橋一也・文化部大阪担当部長からも挨拶をいただきました。
授与式の取材に駆けつけられた朝日新聞と読売新聞の求めに応じて、文校の“校旗”をバックにして記念撮影もおこなわれました。

◆今年の第27回小野賞[大阪文学協会主催/朝日新聞社共催/桃谷容子基金後援]には、全国各地から詩集144冊、詩評論書5冊の応募がありました。第21回から詩集部門と詩評論書部門に分けて選考し、各々に正賞(賞金各30万円)を設けています。
詩部門の予備選考委員は、近藤久也、高田文月、中塚鞠子、平居謙、細見和之、松本衆司の6氏で、2次にわたる選考会を行いました。また詩評論書の予備選考は、細見和之、松本衆司の2氏が務めました。
予備選考で最終候補に選ばれた詩集12冊、詩評論書2冊の中から、小野賞を決定する最終選考会は9月12日、大阪文学学校においてオンラインも交えておこなわれました。
1作受賞の詩集部門は賞金30万円でしたが、詩評論書部門は2作受賞だったため各々15万円ずつの賞金になりました。

◎小野賞を主催しているのは、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会(代表理事;葉山郁生)。小野十三郎さんは、大阪文学学校創立の1954年から91年まで校長を務め、96年10月に93歳で亡くなるまで名誉校長でした。

(小原)

【学生委員会より】11/2(日)新入生歓迎・文学散歩[阪急電車でGO!宝塚へ]の参加申込は34名に達す。けど、秋の新入生は2名だけで少しさびしい★散歩・懇親会の最終申込は、明日(2日)正午までに、イベント部・堀越まで

◆今秋の新入生歓迎・文学散歩[阪急電車でGO!宝塚へ]は、11/2(日)午後1時、阪急神戸線・西宮北口駅構内の時計広場に集合です。
2日(日)正午までに、ご連絡いただければ、飛び込み参加OKです。
連絡は、文学散歩を主催する学生員会イベント部の堀越千歳あて、QRコードかメールか電話で。それらは、教室内配布または郵送の「文学散歩・案内」チラシに記載されています。
10月15日・文校ブログ参照

◆いま現在、文学散歩に33名、懇親会には28名の申込があります。《懇親会だけ参加の人が1人》
チューター陣からの参加は、谷さん(昼間部)、名倉さん(同)、高田さん(夜間部)の3氏。遠来組は、埼玉(通教部)、名古屋(同)、愛知(夜間部)、三重県熊野市(通教部)、高松(昼間部)からです。事務局の小原も遅れるかもしれませんが、全力で参加します。

◆懇親会[会費4,000円]の会場は、西宮北口駅近くの《鶴亀八番・西宮北口店》です。午後5時15分、西宮北口駅構内の時計広場で参加者の点呼をとってから、会場に移動します。懇親会だけの飛び込み参加も歓迎!ただし、当日正午までに堀越に連絡を。
・・・・・・・・・・・・
◎大阪文学学校学生委員会の委員を募集しています。
各クラスからいろんな人が集まってきます。
新入生、大歓迎! 新入生以外も、大歓迎!
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。希望があれば、オンライン(Zoom)でも参加できます。
こんどの委員会は、11月10日(月)午後7時からです。

《学生委員会からいただいた情報を事務局・小原がまとめました》

馳平啓樹さん担当の11/15公開/昼・小説(エッセイ)講座に向けた課題作の提出を締め切る。新入生8名・本科後期生5名・一般5名の計18名が提出★11/8公開講座は、中上紀さん“父・中上健次について語る”。在校生無料・Zoom併用

およそ10ページの自作テキストを毎回用意し、Zoom配信をおこない、提出作に対して書面で個別アドバイスを返す馳平・入門講座は、[2回目][3回目]のときの作品提出は毎回40名前後、当日の受講者は50名をゆうに超えます。
半年全3回のうち、[1回目〕の作品提出は、講座受講1年未満の方(在校生・修了生・一般とも)に限定しているため、[2回目][3回目]より作品提出も受講者も少ないです。【受講1年以上の方は、教室聴講とZoom視聴のみ(どちらも受講料500円)】
それでも今回[1回目・11/15に向けて〕の提出は、18名からありました。
提出のあった新入生8名のクラスは次のとおり――昼・大西C4名<岡山市南区からも>、昼・谷C1名<岡山市北区>、夜・西井C1名、通教・塚田C1名<愛知県岡崎市>、通教・菅野C1名<インドネシア>。
本科後期生は5名<香川県高松市[昼]・静岡県沼津市[通]など>、一般も5名<東京都新宿区・同葛飾区など>。
・・・・・・・・・・・・・・
●11月中に開催される、その他の公開講座の課題作品の締切日と開催日は次のとおりです。
◎夜・詩入門講座〔神尾和寿さん〕 11/8<土>締切―→11/17<月>開催
◎昼・詩入門講座〔近藤久也さん〕 11/15<土>締切―→11/22<土>開催
※どちらの詩入門講座も、提出作品は1編、40行以内とします。
提出は大阪文学学校事務局(〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305)まで郵送または持参してください。メールでは受け付けません。

●11月8日(土)には、半年に1回催される特別講座もあります。
中上紀(なかがみ・のり)さんが、その日の午後4時、東京から文校教室にやって来てくれます。そして、葉山郁生・大阪文学協会代表理事を相手に、「私の創作のこと、中上健次のこと」というテーマで存分に語っていただきます。
新入生・在校生は無料で参加できます。Zoom視聴も無料です。
25年11月1日・文校HP“お知らせ”コーナー参照。

(小原)

今日も新入生誕生! 大阪府の60歳男性が夜間部・小説クラス(金)へ★7年半(15期)ぶりに、夜間部で新入生が20名を超す。今秋の新入生は、夜間部に昼間部・通教部を合せると計54名に

朝日新聞で文校のことを知ったと、今年の2月中旬に『入学案内書』の請求をされた方からおよそ8カ月を経て、オンラインで「入学申込書」が届きました。大阪府松原市の60歳男性です。来週の金曜日から、夜間部・小説・西井隆司クラス(金)に加わります。途中入学になりますので、学費は〇千円割引きになります。
西井クラスには、昨日も大阪市の女性が入学していて、この時期に2日連続で新入生を迎えるという異例の嬉しいことがおきました。
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男性の「入学申込書」には、次のように記載されていました。
◎「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄・・・・・
【入学のきっかけは、定年を迎え、自分の人生を振り返ってみたとき、多くの人に、言葉によって、本によって、「明日も生きていていいんだな」と思えるようになって欲しいと、ふとそんなことを思ったから。
 書きたいテーマは、「人間」だと思います。そもそもテーマよりファンタジーや伝奇物語を書きたいので。】
◎「影響を受けた作品・作家・詩人名」欄・・・・・
【J・R・R・トールキン「指輪物語」、佐藤さとる「コロボックル物語」、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」、夢枕獏「陰陽師」「キマイラ」等】

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2018年4月以降の7年半(15期)を振り返ってみれば、夜間部で一番多くの新入生を迎えたのが18年春期と今25年秋期の21名、昼間部では18年春期の27名、通教部では23年春期の36名、夜・昼・通教あわせて一番多かったは21年春期の79名という統計資料が残っています。

(小原)