プレ・スクーリング初日に通教部生が、教室に12名、Zoomから3名参加。助言役として昼間部チューターの大西智子、佐伯敏光さんも◆明日・22日午後のスクーリングには、全国から通教部生82名(うちZoom7名)が参加予定。
大西チューターを中心にした合評会風景(教室6名+Zoom3名)
通信教育部の2025年度春期第1回スクーリングをあしたに控え、きょう(土)午後3時からプレ・スクーリングがもたれました。
コロナ禍の時世になって、スクーリングでは一部のクラスで20年6月からZoomを併用していますが、プレ・スクーリングでも21年6月から利用しています。
沖縄、宮崎、岡山、大阪(3名)、奈良、滋賀、三重、静岡、長野、新潟それぞれからの通教部生12名を教室に迎え、Zoom参加の3名(京都、青森、北海道)を交えた合評会の仕切り役・助言役として、昼間部チューターの大西さんと佐伯さんに出席してもらいました。
2部屋に分かれて、『樹林』7月号(通教部作品集)に載っていない小説4編ずつを大西組は2時間45分、佐伯組は2時間30分かけて合評しました。和気あいあいの中にも厳しい意見もあり、密度濃く。
参加希望者には前もって、グループ別に4編ずつコピーを郵送してありました。
◆あした午前のプレ・スクに参加する通教部生は17名(うちZoom1名)で、小説組2グループに分かれ、チューター陣からは若林亨さん(通教部)と津木林洋さん(昼間部)。【詩/エッセイグループは、希望者がごく少数だったので、開きません】
◆あした午後のスクーリングは、午後0時30分から文校教室で開始されます。最初の【全体講義(PM0:35~1:15)】は、木下昌輝さん(文校修了生/直木賞候補に4度)による≪『愚道一休』が渡辺淳一文学賞・新田次郎文学賞をW受賞して≫です。販売・サイン会もあります。
その後、本科担当講師の簡単な紹介をはさんで、1時30分から9会場に分かれて『樹林』7月号掲載作の合評会、5時からは教室で交流会。ビールとドリンクはすでに、空堀商店街の酒屋さんに運んでもらい氷で冷やしてあります。お寿司やつまみも事務局で準備します。
◆スクーリングの出欠状況には、日々変動がありますが、今のところ通教部生82名(うちZoom7名)の参加が見込まれています。きのう(20日)より、菅野クラスが1人増え、須藤クラスが3人、音谷クラスが1人減りました。通教部チューターは12名全員出席されます。
きょうのプレ・スクーリング参加組にくわえ、新たに遠方から文校にやって来る関西圏外の通教部生は、福島、栃木②、茨城、千葉、東京④、神奈川②、静岡、愛知、福井②、岡山④、島根②、福岡③ からです。
◆文校入学を検討されている方は、あしたのスクーリングを見学(ZoomでもOK)できます。事前連絡なしでも、大丈夫です。
(小原)
通教生の皆さんへ●スクーリング全体講義【ライブ中継】のご案内
6/22(日)通教部スクーリングの全体講義【ライブ中継】を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
PM0:35~1:15
木下昌輝(作家/文校修了生)
「『愚道一休』が渡辺淳一文学賞・新田次郎文学賞をW受賞して」
Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 833 9496 3816 )
https://us02web.zoom.us/j/83394963816
上記リンクをクリックしたあと、6/14発行の「文校ニュース」1面に掲載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。
開始10分前から入室可能です。入退室は自由です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。
当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)視聴中は常にマイクをオフ(ミュート)にしておいてください
2)ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください
★6/23(月)夜・小説(エッセイ)入門講座[津木林チューター]の課題作品は21名提出★7/12(土)昼・小説(エッセイ)入門講座の課題作品は、今日の1次締切までに21名提出。今夜、文校に現われた馳平講師に手渡す。2次(最終)締切は27日(金)
◎すでに締切った6/23(月)夜・小説(エッセイ)入門講座【津木林講座】の課題作品の提出は21名から。
内訳は、春の新入生4名、それ以外の在校生8名、休学生3名、文校OB2名、一般4名。
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◎1次締切の今日までに7/12(土)昼・小説(エッセイ)入門講座【馳平講座】の課題作品の提出は今日現在、21名から。
内訳は、春の新入生5名(香川・三重からも)、それ以外の在校生7名、休学生2名、文校OB3名(Zoomを使うため神奈川からも)、一般4名(東京・岡山からも)。
2次(最終)締切は6/27(金)。厳守のこと。
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昼・小説(エッセイ)入門講座に限り〔1回目〕について、今まで1年間以上講座に参加していた方(在校生・OB・一般とも)は作品提出はできないという制限を設けています。
〔2回目〕〔3回目〕には制限を設けず、すべての皆さんが作品を提出できるため、これから6/27に向けて一気に提出が増えることが予測されます。
ちなみに、24年秋期〔2回目〕の最終提出は44名、〔3回目〕の最終提出は49名でした。
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講座の始まる前に馳平講師は、提出作品すべてに対し個々に600字前後の寸評・改善点を記してきたA4紙を手渡しします。
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●その他の公開・入門講座の課題作品の締切日と開催日は次のとおりです。
◎第2回/夜・詩入門講座〔冨上芳秀チューター〕 6/28<土>締切―→7/7<月>開催
◎第3回/昼・詩入門講座〔近藤久也チューター〕 7/12<土>締切―→7/19<土>開催
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昼・夜/小説(エッセイ)入門講座、昼・夜/詩入門講座の受講料は1回につき、在校生・休学生・OB・一般すべての皆さんが同一の1000円です。
どなたでも事前にそれぞれの課題作品を提出できて、講座のとき講師や参加者からいろいろな感想・批評を受けられます。
作品を提出せず、聴講のみなら1回につき500円です。
(小原)
★21日<土>午後・22日<日>午前【通教部プレ・スクーリング】に通教生23名(うちZoom3名)、チューター4名 ★22日<日>午後【通教部スクーリング】に通教生85名(うちZoom7名)、チューター12名
22日・通教部スクーリングの【全体講義(PM0:35~1:15)】は、木下昌輝さんによる≪『愚道一休』が渡辺淳一文学賞・新田次郎文学賞をW受賞して≫★昼・夜間部生も歓迎(500円)★販売・サイン会は、(PM0:00~0:30)と(PM1:30~1:40)
●木下昌輝さんは、2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。 『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)、『秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)、と今までに4度、直木賞候補。
【表紙カバーが新しくなった『愚道一休<ぐどういっきゅう>』(集英社/2000円+税)】
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●【『すばる』(集英社)25年6月号】より
第10回渡辺淳一文学賞<副賞二百万円> 発表
受賞作 『愚道一休』(集英社)木下昌輝
主催/株式会社集英社 公益財団法人一ツ橋綜合財団
選考委員/浅田次郎 小池真理子 髙樹のぶ子 宮本輝
◇≪浅田次郎≫の選評を抜粋―――
かつて読んだ作品のどれにも増して、本作は作者の手に合っていると感じた。知識がストーリーを脅かさず、物語として自然に運びながら、私たちが知っているようで実は何も知らない禅の世界を、面白く疑似体験させてくれた。
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●【『小説新潮』(新潮社)25年6月号】より
第44回新田次郎文学賞<副賞百万円> 決定発表
受賞作 『愚道一休』(集英社)木下昌輝
主催/公益財団法人新田次郎記念会
選考委員/熊谷達也 澤田瞳子 諸田玲子
◇≪澤田瞳子≫の選評を抜粋―――
分かりやすい物語、分からせようとする物語が世に横溢する一方で、社会は常に不透明さに満ちている。その不透明と人間の矛盾をむくつけに、空を空として捉える試みの果てに描き出された物語に心からの賛辞を送りたい。
(小原)