8月11日(月・山の日)第27回小野十三郎賞第2次選考会が開催されました。★その結果、詩部門12冊、詩評論書部門2冊の最終候補作が決定しました!
2025年8月11日(月・山の日)大阪文学学校において第27回小野十三郎賞の第2次選考会が開催されました。詩部門では38冊の作品、詩評論書では5冊の作品が1次選考を通過していましたが、今回の2次選考を経て、詩集部門では12冊の作品、詩評論書では2冊の作品が最終候補作となりました。
今回、詩部門の選考委員は、近藤久也、高田文月、中塚鞠子、平居謙、細見和之、松本衆司、詩評論書部門の選考委員は、細見和之と松本衆司が務めました。
最終選考会は、詩部門の選考委員を犬飼愛生、細見和之、四元康祐、詩評論書部門の選考委員を添田馨、葉山郁生、松本衆司として、9月12日(金)14時からオンラインにて開催されます。
なお、今回確定した最終候補は下記のとおりです(掲載は受付順)。
≪詩集部門≫
(1)脳神経外科病棟505 清岳こう 思潮社
(2)一本足の少女 村岡由梨 七月堂
(3)失せもんめっけもん 服部誕 編集工房ノア
(4)プリンは置いといて 竹井紫乙 七月堂
(5)りかこのように水を切れ 樋口和博 空とぶキリン社
(6)ひとつの夜とひとつの朝 柴田三吉 ジャンクション・ハーベスト
(7)キアゲハの帰還 和田祐子 土曜美術社出版販売
(8)おはようジャック&ベティ 坂多瑩子 書肆子午線
(9)ノックがあった 岡本啓 河出書房新社
(10)真っ白の皿 金井裕美子 地湧社
(11)その言葉はゴーヤのように 佐川亜紀 土曜美術社出版販売
(12)アンヌたちの庭 北原千代 思潮社
≪詩評論書部門≫
(1)創世神話「塚本邦雄」 江畑實 ながらみ書房
(2)暗闇の眼玉 鈴木六林男を巡る 高橋修宏 ふらんす堂
小野十三郎賞事務局