【『オール讀物』9・10月号の“直木三十五賞選評”を読んで】――夏木志朋さん<文校修了生>の『Nの逸脱』は最終段階の2作に残っていた・・・。実に惜しかった。まだ36歳の夏木さんのこれからに期待すること大!
今日発売された『オール讀物』(発行;文藝春秋)9・10月号の“激論4時間!直木三十五賞選評”の全20頁を読みました。今173回の直木賞は、芥川賞ともども「該当作なし」ということで、大きな話題になりました。
以下に、全20頁から、直木賞選考委員9名のうち、夏木志朋さん<なつき・しほ/大阪文学学校に2016年4月から1年間在籍>の『Nの逸脱』(ポプラ社)に高評価をつけている6名の方々の、『Nの逸脱』に関わる部分の選評を抜粋させていただきました。
★『オール讀物』9・10月号の巻頭グラビアには、今回の直木賞にノミネートされていた夏木さんら作家6名が登場しています。題して「素顔と現在地」。
★夏木さんの『Nの逸脱』には、短編二つ(「場違いな客」、「スタンドプレイ」)と中編一つ(「占い師B」)が収めれれています。
『オール讀物』9・10月号には、“「独創的で自在な視線」選考会を沸かせた一編”として「スタンドプレイ」が全文掲載されています。
■『オール讀物』9・10月号には、朝井まかてさん<文校修了生/第150回直木賞受賞>の短編時代小説「くらぶ者なき」が載っています。朝井さんには、毎期の入学式[今秋は10/5]に臨席いただき、新入生を激励していただいています。
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【第173回直木賞や夏木志朋さんについては、次のブログで詳しく触れてあります。】
◎2025年7月24日・大阪文学学校ブログ
◎2025年7月16日・大阪文学学校ブログ
◎2025年7月9日・大阪文学学校ブログ
◎2025年6月12日・大阪文学学校ブログ
◎2025年5月13日・大阪文学学校ブログ
(小原)