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祝☆文校修了生の葭本未織(よしもと・みおり)さんが、21年度『北海道戯曲賞』を受賞!

葭本未織さんは、2020年7月から21年9月まで1年3カ月、大阪文学学校夜間部・本科小説・西村クラスに在籍。よく事務局を訪ねてきていて、パワフルやなぁ、という印象が残っています。また、文校の『入学案内書』(樹林21年4月号)の“在校生の声”欄に「戯曲と小説」と題した一文が載っています。

今回の「希望の大地の戯曲賞『北海道戯曲賞』」には、137作品の応募があり、その中から1次審査を通過していた6作品を対象とした最終審査(2次審査)が3月2日に行われました。そして見事、葭本さんの作品「南千住回遊野外劇『リアの跡地』」が大賞に選ばれました。賞金50万円が贈られます。
その作品は、戯曲賞受賞記念公演として、札幌市内で上演される運びだそうです。

今回の受賞を知らせてくれた葭本さんのメールには、次のように記されていました。
【演劇から離れて小説に打ち込んだ一年はかけがえのないものでした。今後も演劇を創りながら、小説を書き続けたいと思います。】

受賞に関しては、次のサイトをご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・
https://haf.jp/gikyoku.html

次は、そのサイトからの一部転載です。
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大賞 南千住回遊野外劇『リアの跡地』
作者: 葭本 未織(よしもとみおり)
1993年生まれ。神戸を中心とした関西圏と東京の2都市で活動する劇作家・フェミニスト。少女都市主宰。2歳の誕生日に阪神・淡路大震災を被災。生家が全壊し、仮設住宅で育った。その経験から、社会的弱者らを主役に、彼女らの抑圧への抵抗・困難からの克服の物語を、当事者意識をもって上演している。2015年『聖女』で岸田國士戯曲推薦。2018年『光の祭典』で平成30年度アイホールbreak a leg選出。どちらもPTSDに苦しむ女性を主役に、震災と性暴力を重ね合わせ、心の被災からの復興を描いた。2021年より南千住を拠点に活動するgekidanU、大阪の若手演劇ユニット・うさぎの喘ギに所属。同年、#KuToo 署名発信者でアクティビストの石川優実氏、NPO 青い空―子ども・人権・非暴力と共同で、国際女性デーによせて『バレンタインデーにみんなで踊ろうブレイクザチェーン』を開催(豊島区共催)。演劇やダンスを通して、暴力の無い社会を実現するための活動を続けている。

(小原)