★新刊紹介★中塚鞠子・文校昼間部チューターの詩集『水族館はこわいところ』(思潮社/2,600円+税) 2023年10月12日 19:22更新 ≪倉橋健一さんによる「帯文」より≫ ランボーなら十年、私たちは百年かけようという盟約組のひとりとして、中塚鞠子は長年に亘って、少女期から妻、母から祖母へとつづく〈女〉性をかいくぐりながらひたすら生活を凝視、低処(ひくみ)に徹したきびしい詩を書き続けた。近代文学者を生んだ母たちを捉えた『「我を生まし足乳根の母」物語』の著者にふさわしい八年ぶりの新詩集。 ※文校事務局でも販売中です。