文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

全国の通教部の皆さん! 「文校ニュース」12月3日号は届いていますか。11日(日)通教部スクーリング(合評会)に72名出席予定。ほかに自宅からZoom参加12名。

◎文校事務局が作成・発行する「文校ニュース」12月3日号(B4紙18ページだて)を、全国の通教部生(153名)と通教部チューター(12名)に届けるために、3日(土曜)の深夜、タクシーを飛ばして南郵便局のポストに投函しました。今日あたり、ほぼ全員に届いているのではないでしょうか。
学生委員会作成の「文学集会2022」案内チラシを同封してあります。

◎来校してクラスゼミに臨んでいる昼・夜間部の皆さんは、「文校ニュース」を机の上から持ち帰ってください。自宅からZoomでゼミに参加していて来校機会のない昼・夜間部生には順次お送りしています。

◎5日(月曜)、この数カ月内の資料請求者(約60名)にも、『樹林』1月号と「文校ニュース」を届けました。文校通教部の学習過程をよく知っていただこう、という思いからです。11日(日曜)通教部スクーリングの見学も呼びかけました。

◎6日(火曜)、『樹林』定期購読者(35名)にも、『樹林』1月号(通教号)といっしょに「文校ニュース」を送りました。
また、休学生(82名)へも「文校ニュース」を発送しました。

◎「文校ニュース」今号には、○今秋の新入生54名のうち8名の方につづってもらった「入学にあたっての抱負」 ○22年秋期第1回通教部提出作品総合評(12クラス分) ○「さきがけ文学賞」「ふるさと秋田文学賞」「神戸エルマール文学賞」それぞれを受賞した在校生や修了生に関連する新聞記事や写真 ○小野十三郎賞(大阪文学協会主催)受賞者へのインタビューを載せた朝日新聞の切り抜き ○12月のカリキュラム・スケジュールや文学集会(学生委員会主催)のお知らせなどを載せてあります。

◆通教部の秋期第1回スクーリングは4日後です。
コロナ感染への対策上、人数制限・規模縮小しながら、各クラスごとに分散しての『樹林』1月号の<合評会>をメインに、その前後に教室での<全体講義>と<交流会>をおこないます。
“出欠ハガキ”によると今のところ、前回9月を12名上回って各地から72名が出席予定です(ほかにZoom参加12名)。遠来組は、北海道、福島、千葉、埼玉、神奈川、長野、愛知、岐阜、岡山、広島、鳥取、島根、福岡などからです。
スクーリングの前段にもたれるプレ・スクーリング(10日午後、11日午前)への出席は、教室24名、Zoom6名、計30名の予定です(ほかにチューター5名。佐伯敏光、西井隆司、美月麻希、津木林洋、中塚鞠子さん)。
“出欠ハガキ”がまだの方は、電話でもメールでもかまいませんから至急、事務局まで連絡ください。出席できなくなった方も連絡ください。いろいろと準備があります。“メッセージ”もできるだけ添えてください。

(小原)

今日の昼・詩の連続講座に15名。愛知県から、通教部の新入生も。

きょう午後3時から6時ごろまで、公開講座の昼・詩の連続講座(担当;高田文月チューター)がおこなわれました。愛知県、京都市からの今秋期新入生など15名の出席がありました。
そのうち、作品提出者は15名中13名が出席。

◆次回の公開講座は、12月12日(月)午後6時30分から文校教室でおこなわれる夜・文章講座(秋期2回目)です。津木林洋チューターが担当します。その講座の課題作品の締切は今日(土)で、11名から提出があります。

(小原)

●新入生「ハガキ一枚」課題●・・・作品発表・第3弾【通教部・平かよさん<沖縄県>/通教部・加藤三冬さん<東京都>】◆◆未提出の方、急いでください。

今秋の新入生54名のみなさんに提出をもとめている〈課題ハガキ〉の既着分のなかから印象的な作品を紹介する第3弾は、平<たいら>かよさん(通教部・詩エッセイC/沖縄県宮古島市)と加藤三冬<みふゆ>さん(通教部・小説C/東京都文京区)のものです。
第1弾は百武ひらりさんとゆうゆうさんの作品(11/12文校ブログ)、第2弾は内田さん、佐々井サイジさん二人の作品(11/17文校ブログ)でした。 
〈課題ハガキ〉の締切は延ばしていて、12月8日(木)までです。提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
ハガキの代わりに、メールで送っていただいてもかまいません。 (小原)

        ☆       ☆ 
 私の歩んできた道   平かよ(通・詩エ・冨上c)

 いつも道標となる存在を求め続け、さびしい道のりだったと思う。島で生まれ育ち、男尊女卑の慣習が当たり前で、女であることに負い目を感じ、周りの大人たちに認められるためだけに生きていた。
 一生懸命努力して、三度目の試験に受かって教職に就いてみたが、社会も常識も人も、自分さえもまるで変わらなかった。教職は十年で退職。結婚生活は四年で破綻した。
 その後子育てしながら、教育・福祉相談職を転々と勤め、親兄妹に支えられて、細々と生活してきた。趣味のヨガもフラダンスも半端で終わり、読書と祈りだけが続いている。シングル、イナカモノ、どちらも悔しい思いをしたが、腹の中でこっそり毒を吐いた。ひとり息子を無事に育て上げて社会に還すことが自分の社会貢献だと思ったから、やりがいもあった。笑いのセンスに溢れたオタクで優しいひげ面の愛すべき男子に仕上がった。
 一方で、人生が五十年を過ぎても私の求める指導者にはまだ会えない。正直さびしい。けれど、生まれ育った島にはそれを紛らわせてくれるものがあった。物言わぬ木々や、ざわわのキビ畑、素朴な草花たちである。彼らは台風に晒されても、日照りに焼かれても、必ず再生してみせるのだ。そして見渡せばいつも青い空と海が広がり、夜は星々の光が島を包み、島の彩りに抱かれてきたことを知るのだった。そのたくましさや、けなげさに私自身もまた力を得て、何度も生きなおしてきた。果てないさびしさも抱えつつ、私は今日も祈っている。光の放射のごとく、水面の波紋のように。「善きことよ 拡がれ!」

        ☆       ☆ 
 最近強く思うこと   加藤三冬(通・小説・美月c)

 コロナでの死者数も毎日報道されるが、最近その数字に一喜一憂しなくなり、『ウィズコロナ』に慣れた一方で、思いもよらず手放してしまった感覚について考えてみたい。 
 これは私の家から最寄りの地下鉄の駅に行く時に必ず前を通る一軒の家の話だ。その家には私の次女と同い年のお嬢さんがいる。
 それを教えてくれたのは、青いプラスチックポットに植えられた朝顔である。全く同じものがうちにもあり、小学校は違っても出された宿題は同じで一方的な親近感が芽生え、私にとってその家は風景の一部ではなくなった。
 去年の九月のある深夜、帰宅した夫から思いがけない話を聞かされた。帰る道すがら、その家の玄関に喪服の女性四人と制服姿の男の子、その前に白衣に黒い腕章をつけた男性二人、うち一人が白い骨壷を持っているのを目撃したというのだ。これが噂で囁かれている『コロナ葬の流れ』だと二人で確信した。今年の三月末まで、東京都ではコロナ死者の家族の火葬場での立ち会いを制限していたので、こういう形での帰宅となったのだ。家族の無念さを思うと、一気に胸が苦しくなった。こんなに近くにコロナで命を奪われた人がいる。何年経ってもコロナという病を軽く考えてはいけないということを強く心に刻みたい。

今夜の学生委員会(教室9名、Zoom5名)は、18日“文学集会”について3時間話し合う。

12/18(日)“文学集会2022”の目玉【詩のボクシング】の出場者を大募集しています。
自作詩の朗読+パフォーマンスで評価、勝敗を決めます。
次のQRコードから、【詩のボクシング】とはどのよなものか知ることができます。

◎豪華景品を用意しています。
◎審査委員は、文校の詩のチューターにお願いします。ただいま交渉中。
◎出場希望者は、文校学生委員会のメールへ。【bunkogakusei@gmail.com】

◆◆◆文学集会の前売りチケット(金券)1,100円分を1,000円で販売しています。当日チケット(金券)より、100円お得です。前売りチケットは昼・夜間部各クラスのチューターにあずかっていただいています。
通教部生は、11日スクーリングで来校の際、文校事務局でお買い求めください。

【大阪文学学校学生委員会より】

学生委員会主催の“文学集会2022”の前売り券、販売開始! 一綴り1,100円分を1,000円で!

学生委員会主催の文校・冬の恒例行事“12/18文学集会”では、3年ぶりに各クラスから模擬店を出すことになりました。
コロナ前は130人の人出があり、例年12、3店出ていたのですが、“密”を避けるために、今年は7店(+学生委員会)に絞ることになっています。昼間部では佐伯クラス、中塚クラス、夏当クラス、夜間部では高田クラス、松本クラスと、すでに5クラスが名乗りを上げています。
残りの枠は2店です。希望のクラスは、早めに学生委員会(または文校事務局)まで申し込んでください。

第2教室に、その5クラスの「模擬店一覧表」貼り出してありますので、それらと重ならないようにしてください。ガスコンロや大型の鍋は準備します。

●前売りチケット(金券)は、今夜から販売を始めました。≪1100円分≫が1000円です。クラスの学生委員からお買い求めください。学生委員のいないクラスは、事務局まで。
なお、文学集会に来れない人でも、学生委員会へのカンパとしてチケットを買ってくれたら嬉しいです。

◆秋期第1回の昼・詩の連続講座(担当;高田文月チューター)は、明日・3日(土)午後3時からです。作品の事前提出は15名からありまます。
◆秋期第2回の夜・文章講座(担当;津木林洋チューター)は12日(月)におこなわれますが、作品提出の締切は明日です。事務局へ持参OK。

(小原)