文校ブログ

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在校生の皆さんへ●8/28特別講座【Zoom視聴】のご案内

8/28特別講座を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
※事前に視聴料をお支払いいただいた方のみ、視聴可能です。

8月28日(日)PM2:00~4:00
特別講座〔対談(90分)/質疑応答(30分)〕
大島真寿美(作家)× 川田未穂(「オール讀物」編集長)
《司会》中井豊(在校生/日本経済新聞社次長)
《演題》小説が生まれる場所 ~直木賞受賞作『渦』から『結』まで~

下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください。
https://us02web.zoom.us/j/85078445456

上記リンクをクリックしたあと、在校生向けに配布されているチラシ裏面、または申込み受付メールに記載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。

対談開始15分前の午後1時45分から入室可能です。Zoom視聴に不安がある方は、早めに入室してテストしてみてください。

なお視聴時は、ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください。

午後3時からの昼・詩の連続講座(高田文月チューターが代行)に5名参加。闘病中の山田兼士チューターが姿を見せる。◆明日午後2時から、大島真寿美さん(名古屋)・川田未穂さん(東京)をお招きしての特別講座。◆9/5夜・文章講座に向けた作品は今日締め切り、津木林洋チューターに14編を郵送しました。

きょう午後3時から5時までの昼・詩の連続講座(担当;高田文月チューター)には5名参加があり、そのうち3名が事前に作品提出。
その講座の最中に、食道がんを患い現在闘病中の山田兼士チューターが姿を見せてくれ(夫人とともに、息子さんの車の運転で)、みんなの前で15分ほど話をされました。声帯がやられていて、小さい声しか出せず、マイクを通してでした。飲食を止められていて、右肩から直接、中心静脈へ栄養などを点滴しているそうで、いっそうほっそりしているようにみえましたが、肌つやはよく元気そうでした。
入院中に書きつづけていた詩をまとめて、1冊の詩集にされたとのこと。その詩集『ヒル・トップ・ホスピタル』(山響堂)を、講座参加者にプレゼントされていました。話の最後に、「文校はずっとつづけていきたい」と力強い言葉がありました。


講座参加者に話をされる山田チューター《中央》。右隣が高田チューター。山田さんの左隣は夫人。


いつものように元気な表情の山田チューター。

(小原)

大島真寿美さん(直木賞作家)と川田未穂さん(「オール讀物」編集長)を文校教室にお招きしての8/28特別講座は、教室聴講、自宅Zoom視聴ともまだ申込OK。急いでください。◆講座終了後に行う大島真寿美さんの著作販売・サイン会用に、文藝春秋から3冊取り揃えました。

今日(26日)現在、教室聴講、自宅Zoom視聴の申込はほぼ同数で、あわせて90名に迫ります。
在校生(秋期新入生も含む)が文校教室で聴講する場合、500円いただくことになっていましたが急きょ、無料にしましました。
●休学生・OB・『樹林』購読者および一般の方の教室での聴講料に変更はありません。前者が1000円、後者が1500円です。
●自宅でのZoom視聴の場合、変更はありません。在校生500円、休学生・OB・『樹林』購読者1000円、一般1500円です。

28日当日、教室で販売する大島真寿美さんの著作(いずれも文藝春秋・刊)は、次の3冊です。

文庫本/800円+税


文庫本/790円+税


単行本/1700円+税

●なお当日、教室では、文藝春秋から刊行されている朝井まかてさんの『白光(びゃっこう)』(1,800円+税)と木下昌輝さんの『孤剣の涯て(こけんのはて)』(1,800円+税)も販売します。朝井さん、木下さん、お二人とも文校修了生です。

(文校事務局・小原)

福井県三方郡から25歳男性が、通教部・小説クラスへ入学。今秋期、15人目の新入生。

今春期においては“文校生空白県”だった福井県から、事前の問い合わせがないままに、オンラインで「入学申込書」がとどきました。25歳の男性ですので、若者向け奨学制度が適用され、年間学費は通常より2万9千円割り引かれ10万円になります。
「入学申込書」には、【寸評の機会を得たい。詩作に向かうための小説執筆をしたい。】とありました。
影響を受けた詩人・作家は、【西脇順三郎、村上龍、村上春樹、中上健次】。
募集を知ったのは、【インターネット検索で。文藝思潮新人賞の検索候補
】。

(小原)

長崎県佐世保市から73歳女性が、23年間を経て再入学。今秋、14人目の新入生。

20年以上前に通教部・小説クラスに4年半在籍されていた佐世保市の女性から今日の午後、事務局に電話がかかってきました。電話を受けた佐々木さんから、その名前を聞き、通教部スクーリングにもよく来る人だったので、すぐに思い出すことができました。こんどは、僕のほうから電話しました。
最近は、長崎を舞台にした小説もものしている朝井まかてさんの大ファンになっているので、ぜひ10月の入学式には出席して朝井さんの話を直にお聞きしたいとのことでした。調べてみたら女性は、『樹林』98年8月号(通教部作品集)に掲載された小説「岬からの飛沫」で、第19回(99年度)大阪文学学校賞の佳作を受賞されていました。《文校を修了されたあとでは、九州芸術祭文学賞長崎地区優秀作、晩成文学賞(平凡社主催)に選ばれています》

夕方5時過ぎに、オンラインで「入学申込書」がとどきました。
「入学のきっかけや書きたいテーマ」欄には、次のように書かれていました。【二十数年前に研究科修了後、同人誌〈飢餓祭〉入会。実母の介護のため退会。先だって義母も他界。五十年近い嫁の役割から解放され、後期高齢者を目の前にもう一度勉強し直したいと入学を決意。
同人誌時代までは怖い物知らずで書くのが楽しく、それなりの評価をいただいたが、介護のため書くことをやめた。そのブランクはあまりにも大きく意気消沈。もう一度勉強したいと発奮しました。
テーマは前の文校時代と同じく「佐世保を描く」。これだけは一貫しています。】
「影響を受けた作家」欄には、【学生の頃は志賀直哉、その後向田邦子。現在は朝井まかての短編集『福袋』を書き写している。】と。

(小原)