文校ブログ

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新入生「ハガキ1枚」課題、19名から届いています。締切を延ばします。未提出の方、急いでください【できればメールで】。◆作品発表・第2弾【昼間部・江藤直樹さん/夜間部・澤田尚子さん】

今秋の新入生42名のみなさんに、提出をもとめていた〈課題ハガキ〉は明日・27日が締切です。今現在(26日22時)、昼間部12名中4名、夜間部12名中5名、通教部18名中10名から提出があります。
できるだけ、新入生全員に書いていただきたいですので、1週間延ばし最終締切を12月4日(土)とします。できれば、メールでお願いします。
提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
11月13日文校ブログ参照。
既着分の中から、11月20日文校ブログで紹介した池田りらさん(通教部/大阪市)と木蓮さん(通教部/札幌市)に次ぐ第2弾として、江藤直樹さん(名古屋市から通学/昼間部・大西クラス)と澤田尚子さん(大阪府摂津市/夜間部・松本クラス)の作品を紹介します。     (小原)

       ☆      ☆
 私のふるさと   江藤直樹

 小さい頃からドラえもんが好きでした。
 毎月、父親が買ってくるコロコロコミックが何よりも楽しみで、誕生日に買ってもらった等身大のぬいぐるみといつも一緒に寝ていました。
 藤子・F・不二雄先生のSFとは「Sukoshi Fushigi」の略だと知ったのは、高校生ぐらいの頃のことでした。
 日常から、ほんの少し離れた距離にある「日常」こそがSFなのだ。物語なのだ。
 そう考えると、世界には物語に溢れていて、無限の可能性があるのだといっきに眼前の景色が開けた記憶があります。
 それから自主映画をつくったり、脚本を勉強したり、小説にもチャレンジしたり・・・色々な形で物語にチャレンジしてきました。
 21世紀になってもドラえもんはやってこなかったけど、スマホが登場したり、AIが身近な存在になったり、仮想現実の世界もすぐ近くに来ています。
 一方、現実社会では9.11や3.11、新型コロナのパンデミックなど、未曾有の災害に何度も直面しました。ともすれば現実は想像していた以上にSFなのかもしれません。
 だとしたら物語にできることって何だろう? と、ふと不安になることがあります。
 でも、そんな時こそ、何かに迷ったりしたら「Sukoshi Fushigi」に立ち戻るようにしています。
 物語の可能性は無限大だと思うから。そう信じています。

       ☆      ☆
 私を売り込みます   澤田尚子  

 私は、帰国子女です。高校生活と大学生活は北米で過ごしました。その後、精神科で勤務をしました、相談室で働きました。
 本来であれば、日本語や日本文化をきちんと身に着ける時期に、外国に居ました。また、社会で、多くの人間関係の中、対話や交渉などのスキルを身に着けるべき時に、私は多くの時間を「聴く」という行為に費やしてきました。
 そうした私の経歴を考えると、十分でない日本語と、十分でない発信力が、文学を勉強するうえでマイナスな面が多いと思います。
 しかし、私は、言葉を発する際に、慎重になる、という大切さを学びました。それは、英語が不十分であったときは、一生懸命に考えて、自分の知っている言葉で正確に伝える努力をしてきました。精神科では、言葉を内に探して、なるべく短く、柔らかい表現をすることを心がけました。能力の不十分さを補うために、私が身に着けてきた方法です。詩を書く、という大好きな表現活動をする際の、私らしさになっているのではないか、と思っています。