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大阪文学学校_紹介映像


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【11月10日<月>】第2回学生委員会に8名出席。林委員長の退任に伴い、矢神紅葉・新委員長<夜・平野C>、ニシオアイ・新聞部キャップ<昼・名倉C>の新体制が船出!◆12/21(日)文学集会について話し合う◆委員を必死に募集中

◆一昨日(10日/月曜)、午後7時から開かれた秋期・第2回学生委員会には、8名の出席がありました。矢神くん、ニシオさん、福井くん<昼・谷口C>、黒田さん<夜・平野C>、太田さん<昼・伊藤C>、藤原さん<通教・平居C>、奈良さん<通教・飯田C>、そして自らの慶事を報告に来た(だけの)福森くん<夜・谷口C>。
ニシオさんと奈良さんは、この晩から委員会メンバーに加わってくれました。

諸事情のため急に、第1回(10/20)委員会のとき再任されたばかりの林委員長が学生委員会から身を引くことになりました。同時に、属していた夜間部のクラスも辞めることになりました。
そのためこの晩は、委員長や新聞部キャップなどを互選し、各々が新聞部・在特部・イベント部・会計のどの部門に属するか<掛け持ちあり>決めました。

また、次のようなことを話し合いました。
①今度の「学生新聞コスモス」は、11/2(日)におこなわれ、36名の参加があった新入生歓迎・文学散歩[阪急西宮北口駅⇒宝塚大劇場⇒手塚治虫記念館]の特集。新入生4名をふくむ初参加者10名ほどに寄稿を依頼している。12月初旬までに発行の予定。
②学生委員会主催の11/23『樹林』在特・11月号の合評会のときの進行係の分担、明年1/17締切の『樹林』在特号の選考委員募集を幅広く呼びかけることに関して。
③12月21日(日)に予定されている学生委員会主催の“<文化祭みたいな・忘年会みたいな>文学集会”については、この晩欠席だった堀越千歳・イベント部キャップ<夜・松本C>から、昨年度の詳しい実施内容がメールで送られてきた。それをもとに、イメージをふくらますことができた。次回の委員会で、催し内容やクラス模擬店などについて具体化することに。

◆大阪文学学校学生委員会の委員を募集しています。
各クラスからいろんな人が集まってきます。
新入生、大歓迎! 新入生以外も、大歓迎!
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。希望があれば、オンライン(Zoom)でも参加できます。
こんどの委員会は、12月1日(月)午後7時から文校教室でおこないます。その次は、12月8日(月)です。

≪以上、矢神・新委員長から聞いたことを小原がまとめました≫

【11月8日<土>】公開/特別講座で中上紀さん(作家)が、自作や父・中上健次について自在に語る。質疑応答相次ぐ▼教室聴講36名(うち新入生5名/一般4名)、Zoom視聴40名(うち新入生は岡山②・愛知・東京・埼玉・インドネシアなど7名/一般4名)


≪中上紀さん≫


≪正面の左が中上さん、右が葉山郁生・代表理事≫

11月8日(土)午後4時、東京から中上紀さんをお招きし、公開・特別講座ははじまりました。演題は、「私の創作のこと、中上健次のこと」。
文校の運営母体である大阪文学協会の葉山郁生・代表理事が、小説集『熊野物語』を中心に中上さんの著作を紹介・分析するのに応え、中上さんは創作意図などを存分に語られました。
講座の後半では、父・中上健次さん(1992年46歳で死去)のことに話はおよびました。
紀さんが、健次の本をしっかり読むようになったのは、健次が亡くなってからのことだったそうです。紀さんの一番好きな小説は『鳳仙花(ほうせんか)』。主人公のモデルになっているのが、健次の母親で紀さんにとっては祖母にあたる人。その母親から、健次は幼少期、おとぎ話をよく聞かされていたのです。そこに、健次の文学のはじまりがあるのでは、と紀さんは思っているとのことでした。
文壇バーなどでの武勇伝は、健次の人間的な繊細さの裏返しだったのではないでしょうか。
《質疑応答の中で》健次が亡くなる前に「書きたいものがある」と言っていたのは、大逆事件のことだったような気がします。〔新宮から、死刑2名、無期懲役4名の犠牲者が出ている〕

◎中上紀さんと会場との質疑応答のコーナーでは、在校生7名が質問に立ちました。
◎講座の最後に、始めから参加されていた谷良一・昼間部チューターにマイクが渡りました。谷さんが文校学生委員長をしていた2022年7月中旬に行なわれた夏季合宿“熊野三山・新宮への旅”のことを話されました。大型バスをチャーターし、1泊どまりで41名が紀伊半島南端を巡ったのでした。
そのとき、新宮市内の佐藤春夫記念館や大がかりな中上健次コーナーのある市立図書館を訪れ、宿舎では地元の辻本雄一・春夫記念館館長から中上健次にまつわる60分間の講義を受けました。

▼教室聴講36名のうちには、谷チューターのほかに名倉弓子・昼間部チューターも。Zoom視聴40名のうちには、伊藤宏・昼間部チューターと林美佐子・通教部チューター。 

▼午後6時30分頃から約2時間ほど、文校近くの中華料理店において、中上紀さんを囲む“懇親会”を持ちました。中上さん、葉山代表理事、昼間部生、夜間部生(新入生)、通教部生、修了生、熊野大学事務局の杉浦さん、おくれて小原の8名。

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◆中上健次(1946年~92年)は、「岬」で芥川賞を受賞した2年後、1978(昭和53)年7月に、今の文校教室で講演しています。そして今回、同じ場所で、娘である紀さんが講演されたことに深い感慨を覚えます。

(小原)

在校生の皆さんへ●11/8特別講座【Zoom視聴】のご案内

11/8特別講座を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。

11月8日(土)PM4:00~6:00
【対談】私の創作のこと、中上健次のこと
中上 紀(作家)×葉山郁生(大阪文学協会代表理事)

Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 822 4791 4723 )
https://us02web.zoom.us/j/82247914723

上記リンクをクリックしたあと、在校生向けに配布されているチラシ裏面、『25年春期・学習の手引き』の3ページ、または申込み受付メールに記載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。

なお、講座資料のPDFファイルは、下記リンクからダウンロードできます。
資料・中上健次作品について.pdf
資料2.pdf
閲覧パスワードは、Zoom視聴用のパスコードと同じです。

講演開始10分前の午後3時50分から入室可能です。Zoom視聴に不安がある方は、早めに入室してテストしてみてください。

なお視聴時は、ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください。

本日公開!「詩同人誌評(第15回)」(中塚鞠子執筆) ◆「小説同人誌評(第46回)」(細見和之執筆)、「詩時評(第43回)」(松本衆司執筆)も公開中!

本日、「詩同人誌評(第15回)」(中塚鞠子執筆)を公開しました。

『樹林』本誌上で2019年5月号(通巻652号)まで連載されていた「小説同人誌評」(細見和之執筆)と「詩時評〈詩集評〉」(松本衆司執筆)はその後、当HPのトップページ上に公開の場を移しました。
21年3月からは、あらたに「詩同人誌評」(中塚鞠子執筆)もくわわりました。
それぞれ原則、年4回執筆で、「小説同人誌評」は通算で46回目、「詩時評」は43回目、「詩同人誌評」は15回目になります。

公開済みの小説同人誌評、詩時評、詩同人誌評の一覧はこちら