文校ブログ

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通教部・春期第1回提出作品【最終締切日】のきょう、レターパック・プラス、レターパック・ライト、速達、郵便受け、持参それぞれで計5名の作品提出がありました。◆昼・夜間部、通教部とも、まだ新入生を募集中!

きょう26日(土)が、通信教育部・春期第1回作品提出の最終締切日でした。
通教部生5名が作品を提出。京都市右京区からレターパック・プラス、滋賀県草津市からレターパック・ライト、香川県高松市から速達で届きました。また、大阪府泉佐野市の女性は文校ビル1階の郵便受けに投入してあり、名古屋市天白区の男性はJRに乗って事務局へ持ち込みでした。

※【手渡しのレターパック・プラスが一番早く着くのですが、午後1時以降の指定にしてください。でないと、今日のように南郵便局の人が二度事務局まで上がってくることになります。】

1時間ほど前、5名の作品は担当の各チューターにあてて文校近くのポストに投函しました。

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■昼・夜間部はもちろんですが、通教部でもまだ新入生を募集中です。
作品提出の締切については、ご相談ください。

(小原)

今春の新入生63名(夜14、昼26、通教23)の皆さんへ、郵送か手渡しで「ハガキ一枚」課題を出します。【できればメールで届けてください】

下の六つのタイトルのうちからひとつを選び、400字~600字ほどで書いて、同封のハガキかメールで事務局までお届けください。冒頭にタイトル・氏名〈ペンネーム可〉・所属クラスを入れてください。
締切は5月31日(土)必着とします。
提出作品は全て、「文校ニュース」に載せ、文校の多くの皆さんの眼に触れられるようにします。
【2025年4月25日 大阪文学学校事務局】
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中西智佐乃さん(文校修了生)が『新潮』25年3月号で発表した「橘の家」<250枚>が、第38回三島由紀夫賞候補に選ばれる!★選考会は5月16日(金)。

【4/28朝日新聞・夕刊より】

【新潮社のサイトより】

●中西智佐乃「橘の家」(250枚)
転落する幼女を受け止めた木は大昔からそこにあった――。橘の木の言い伝えに揺れる家族と、受胎を願う女の腹に「小さきもの」を感じる手。子孫繁栄を祈る人間の業を見つめた挑戦作。

◆中西智佐乃(なかにし・ちさの)さんは2018年3月まで長い年月、大阪文学学校の昼間部や夜間部に在籍されていました。
中西さんは19年10月、応募総数1972編の中から、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞されています。その受賞作は、『新潮』19年11月号に掲載されました。
著書として、23年7月刊行の『狭間の者たちへ』(新潮社/1,980円<税込>)、25年4月刊行の『長くなった夜を、』(集英社/1,650円<税込>)があります。

◆中西智佐乃さんについて、この2年間では次の日付の“大阪文学学校ブログ”で取り上げています。
24年10月10日
24年8月28日
23年7月1日
23年2月3日

(小原)

☆新刊紹介★河内隆雨さん(文校修了生)小説集『子どもの三部作 隣人/バーサス/学校の森』<アメージング出版/238頁/1,720円+税>

兵庫県の河内隆雨(こうち・りゅうう)さんは、2012年10月から18年9月まで、休学期間をはさみながら大阪文学学校・昼間部に在籍されています。
在籍中から、文校系の同人誌『あべの文学』、『文の鳥』の2誌に加わり、小説を発表しています。
18年2月発行の『あべの文学』26号で発表した小説「隣人」(100枚)が
文芸思潮社の主催する第12回全国同人雑誌最優秀賞のなかの“河林満賞”<第2席>に選ばれています。賞金5万円。
2018年12月19日・文校ブログ参照
2019年1月12日・文校ブログ(大阪日日新聞の記事)参照

上述の「隣人」も含めて、河内さんがこのたび刊行した小説集『子どもの三部作 隣人/バーサス/学校の森』は、“あとがき”において、『今回の三作はいずれも子どもを取り扱ったものである。「隣人」は大阪で起こったネグレクト事件を参考にした。・・・『バーサス』は戸籍のない子どもを取り扱った。・・・「学校の森」はいじめ問題に挑戦してみた。』と、創作意図があかされています。
また、献本に際して挟まれていた挨拶状は、『偶然子どもがテーマの作品集となりました。子どもが幸せであればその社会は素晴らしいと言えるでしょう』と結ばれていました。

(小原)