◆一昨日【6/8(日)】・・学生委員会主催の『樹林』在校生作品特集〔5月〕号の合評会に掲載作者など22名◆昨夜【6/9(月)】・・春期第4回・学生委員会に10名、オブザーバー1名◆今日(火)からは、合同クラスで『樹林』合評会週間。4クラスで39名出席
◆≪以下、林隆司・学生委員会委員長(夜・谷口C)から聞いた、一昨日(日)の在特号合評会についての報告です。写真の提供も受けました≫
正午から小説部門、詩・エッセイ部門に分かれて二教室で開催。
参加者は、
●小説が掲載作者5名中4名のほか、選考委員、学生委員、新入生など合わせて11名(うちZoom1名)。新入生は、教室1名、東京からZoom1名。【写真①】
●詩・エッセイが掲載作者7名中5名、選考委員、学生委員など合わせて11名(うち作者2名がZoom)。【写真②】
●合評会は5時過ぎに終わり、そのあと13名が文校近くの中華料理店へ出向き、親睦を深めました。【写真③】
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◆昨夜(月)夜7時からおこなわれた春期第4回・学生委員会には10名(うちZoom2名)の出席がありました。加えて、夜・高田クラスで<学生委員会との連絡委員>に選出された男性がオブザーバー参加。
主に、次のような報告や話し合いがありました。
◎34名(うち新入生7名)参加のあった5/18新入生歓迎・文学散歩【初夏の奈良へ!】の報告と反省。
◎前日に『樹林』在特号の合評会を無事終え一区切りしたので今日をもって、福井良馬さん(夜・谷口クラス)が2期に及んだ在特号キャップの任を降りることになった。ほんとうにご苦労さまでした。代わりに、キャップに間瀬翠さん(夜・平野クラス)、サブキャップに福森勇次さん(夜・西井クラス)が就くことになった。『樹林』在特(11月)号の作品と選考委員の募集の周知を徹底させよう。
◎5/18新入生歓迎・文学散歩を特集する「学生新聞・コスモス」を今週中に発行できる運びに。
◎7/20(日)~21(月・休日)の夏季合宿《みんなで一泊して、近江八幡や彦根城を巡る。夜には文学イベント》の参加申込のPRを拡大することに。来週前半に下見に行く予定。
◆学生委員会はいつでも、新しい委員を募集中です。Zoomからも参加できます。
次の第5回学生委員会は、6月30日(月)午後7時からです。
各クラスからいろんな人が集まってきています。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。
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今週の昼・夜間部は一部のクラスをのぞき、合同クラスで『樹林』在校生作品特集(5月)号掲載作の合評会週間です。。
詳細については、6月3日・文校ブログ参照。
◆今日(火)の午後2時からは、本科小説の佐伯クラスと専科/研究科小説の伊藤クラスが一緒になって、『樹林』5月号に載っている高森よしかさんの(昼・伊藤クラス)の小説「それぞれの孤独」(63枚)を合評しました。チューターお二人に、作者の高森さんをふくめて2クラスで25名出席(長崎県佐世保市からも)。そのうち、2名は自宅からZoom参加。
いつもとは違う雰囲気で、大いに盛り上がりました。
3時30分からは、別々の教室に分かれて、いつものように自クラス生の作品を合評しました。
◆午後6時30分からの夜間部では、本科小説の西村クラスと詩・エッセイの高田クラスがそれぞれ別個に、『樹林』5月号に掲載されている自クラス生またはクラス出身者の作品などを合評しました。
8名出席(うちZoom1名)の西村クラスは山原倫さんの「夏の痕」(小説/55枚)、6名出席の高田クラスは大野美子さんの「詩人たちの休日」(詩)を俎上に載せました。
(小原)
【6月7日<日>】東京から小林龍之さん(文芸編集者)を招いての公開・特別講座に教室聴講55名。文校出身作家の朝井まかてさんと木下昌輝さんも。ほかに昼間部チューター2名、在校生35名(うち新入生5名)、休学生6名、修了生5名、一般5名■Zoom視聴49名(うち新入生14名)
●一昨日(6/7)午後4時、東京から小林龍之さん[講談社の文芸編集者]をお招きし、公開/特別講座ははじまりました。《演題》は「エンタメ小説の現場から」。司会は、小原政幸・文校事務局長が務めました。
●教室に集った55名の中には、昼間部チューターの谷良一さんと名倉弓子さん、埼玉、愛知、岡山、広島からやってきた在校生もいました。更には、単行本や文庫本づくりで小林さんと縁のあった朝井まかてさんと木下昌輝さんの姿もありました。お二人とも、大阪文学学校の修了生で、朝井さんは直木賞(『恋歌』講談社・刊)など多数の受賞歴があり、木下昌輝さんは直木賞候補に4度ノミネートされていて、ついこの間は『愚道一休』で第10回渡辺淳一文学賞と第44回新田次郎文学賞をW受賞しています。
【写真】――左上で横向きが木下昌輝さん<左>と朝井まかてさん<右>
講談社で単行本や文庫本の部署にいた小林さんの淀みのない1時間余りの講演は、“作家と編集者の関係”や“作品が世に出るまでの裏話”など興味の尽きない話ばかりでした。浅田次郎さんの『蒼穹の昴』を文庫本として4巻出すにあたり“帯”やウラ表紙の“あらすじ”に取り組んだ苦労話、朝井まかてさんが『恋歌』に取りかかるまでの経緯や直木賞受賞後のあわただしさ、内館牧子さんの「高齢者小説」シリーズの1冊『すぐ死ぬんだから』を大幅に書き直してもらったエピソード・・・・・・。
最後に小林さんは、書き手を目指している大方の聴衆に向けて、「小説家は、楽しみより苦しみのほうが多い。読者のために書いていることを忘れていないからだ」と締めくくられた。
短い休憩をはさんで、朝井まかてさん、木下昌輝さんにも一言ずつ挨拶をしてもらいました。お二人とも、文校在籍時のことを振りかえりながら、書き読む仲間がいる文校という場を有効に活用してほしい、という話をされました。
●朝井まかてさん[2020年春以降、文校特別アドバイザーを引き受けていただいている。春・秋の入学式では新入生を激励するお話をされる]
●木下昌輝さん[昨秋、大阪では66年ぶりに行なわれた“文士劇”にちなむTシャツを着こんでいる。出演16名の中に、木下さん、朝井さん、小林さんも]
◆会場と小林さんの質疑応答のコーナー(残りの30分間)に移って、在校生と一般で計8名が、いま自身がぶつかっている問題などを質問しました。小林さんは、それぞれに丁寧な回答を返されました。
大いに勉強になった2時間の特別講座を盛況のうちに終えることができました。
◆特別講座終了後、文校事務局で取り寄せていた朝井まかてさん、木下昌輝さんの著作の販売・サイン会も行ないました。文士劇のパンフレットやTシャツも。朝井さんや木下さんと直に話できる機会になりました。
◆その後、午後6時30分少し前から9時過ぎまで、文校近くの中華料理店において、小林さんと朝井さんを囲む“懇親会”を持ちました。みんなで20数名。
(小原)
5/31京都大学吉田寮祭における細見和之[大阪文学学校校長/京大教授]のギター演奏とヴォーカル(ドラム、ヴィオラ、ベースと共演)のライヴをHP上にアップしました。
大阪文学学校HP上の【講師紹介(その他)】欄の細見和之校長のところにライヴ動画をアップしてあります。
●2025年 京都大学吉田寮祭「ティーアガルテン」ライヴ●
2025年5月31日(土)京都大学吉田寮食堂
細見和之[Vocal/Guitar]、小林哲也[Drums]、鵜飼大介[Viola]、大河内泰樹[Bass]
在校生の皆さんへ●6/7特別講座【Zoom視聴】のご案内
6/7特別講座を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
6月7日(土)PM4:00~
「エンタメ小説の現場から」
小林龍之(文芸編集者)
Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 849 8581 1466 )
https://us02web.zoom.us/j/84985811466
上記リンクをクリックしたあと、在校生向けに配布されているチラシ裏面、『25年春期・学習の手引き』の3ページ、または申込み受付メールに記載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。
講演開始10分前の午後3時50分から入室可能です。Zoom視聴に不安がある方は、早めに入室してテストしてみてください。
なお視聴時は、ご自身のZoomでの表示名を、文校に登録されているお名前にしておいてください。
『民主文学』7月号の“支部誌・同人誌評”欄で、『樹林』25年2・3月合併号(通教部作品集/vol.710)掲載の内田るみ<大沢c>、田中信子<高橋c⇒現・石村c>、石丸明<石村c>の小説が論評される。
○日本民主主義文学会発行の『民主文学』25年7月号 〝支部誌・同人誌評〟欄の評者は、岩崎明日香氏。
○『樹林』通巻710号は、大阪文学学校・通教部作品集(25年2・3月合併号)。
◎大阪市の内田るみさん<『樹林』掲載時は大沢c、4月からも同c>の小説は「寅さんへの手紙」(17枚)。
◎大阪市の田中信子さん<『樹林』掲載時は高橋c、4月からは石村c>の小説は「押入れに抱かれた猫」(87枚中21枚を抜粋掲載)
◎福岡市の石丸明さん<『樹林』掲載時は石村c、4月からも同c>の小説は「ふたご暮らし」(31枚)。
◆『民主文学』7月号には、兵庫県南あわじ市の梁正志(はり・まさし)さんの連載小説「荒草の道 第四部」の(第二回)が15ページにわたって載っています。
梁さんは、2015年3月まで6年間、大阪文学学校の夜間部や通教部に在籍しています。
(小原)