今夜の文章講座に21名参加。岡山市(研究科)と倉敷市(本科)から泊りがけで通教部生も。◆今日の「読書ノート」提出は、千葉県、岡山県、香川県など6名から。まだ受け付けます。
●今夜6時30分からの文章講座(担当;津木林洋チューター)に21名参加。うち、文校修了生1名。
作品提出19名、全員出席。
終了は9時30分。
●今日の「読書ノート」は、郵便4名、事務局持参2名。これで、提出者は計38名になりました。
◎今秋いっぱい受け付けますので、読みかけ、書きかけの方は、ぜひ提出してください。
(小原)
きょう(2/3)締切の「読書ノート」は、一昨日岡山県玉野市などから2編、昨日大分県宇佐市などから4編、今日大阪市内の3名が事務局持参で、計32編の提出があります。まだ受け付けます!
◎今日が、文校チューター25名が一冊ずつ推薦した課題図書への「読書ノート」締切でした。今日、3名の事務局持ち込みがあり、昨日までの到着分とあわせて、総計は32名にのぼります。来週いっぱい、まだ受け付けますので、読みかけ、書きかけの方は、ぜひ提出してください。
◎「読書ノート」に対する、それぞれの課題図書の推薦チューターによる“ノート評”は3月末をメドにお返しします。
◎1月27日・文校ブログおよび23年度秋期『学習の手引き』7~10ページを参照。
(小原)
さぁ、解いてみよう! 細見和之・大阪文学学校校長の詩「夜の舟」(詩集『家族の午後』所収)が、今年1月中旬におこなわれた灘中の入試問題に採用される。
細見校長からは、次のようなコメントが寄せられています。
【問いはけっこう難しく、きちんとした解答は作者である私にも無理な感じです。】
【じつは灘中は2回目で、3年ほどまえに『ほとぼりが冷めるまで』所収の「初詣の帰りに」が使われました。そのときは詩集出版前の初出掲載での使用だった気もしますが。】
三好達治賞受賞作『家族の午後』(澪標/2010年)、藤村記念歴程賞受賞作『ほとぼりが冷めるまで』(澪標/2020年)は、文校事務局で購入できます。
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◆近年、文校修了生などの小説・評論・詩が、中学・高校・大学の入試問題によく採用されています。“文校ブログ”をみた受験関連の出版社などから、文校事務局へ問い合わせがあり判明したものです。
〔2020年春〕
◎水野瑠見さん〈文校修了生〉『十四歳日和』(講談社)=⇒福島県公立高校
◎小林ゆりさん〈修了生/現在名は麻宮ゆり子〉『真夜中のサクラ』(筑摩書房)=⇒名古屋市の私立瑞穂高校
◎南水梨絵さん〈修了生〉「まつりの夜」(樹林から文學界へ転載)=⇒高知県の私立土佐高校
〔20年夏〕
◎音谷健郎・通教部チューター『文学の力』(人文書院)=⇒お茶の水女子大学文教育学部/推薦・特別入試
〔23年春〕
◎遠野魔ほろさん〈修了生〉詩集『夜更けの椅子』(思潮社)=⇒東京都千代田区の私立共立女子中学校
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◆過去には、大阪文学学校の初代校長・小野十三郎さん(1996年死去)の評論「想像力」の一部(冒頭の7分の1ほど)が、2010年の東大の国語の入試問題に登場しています。
「想像力」が収められている評論集は、『詩論+続詩論+想像力』(思潮社)で、1962年に刊行されています。なお同書は、2008年10月に同じ思潮社から再刊されています。
2010年6月4日・文校ブログ参照。
(小原)
詩人の文月悠光(ふづき・ゆみ)さんが『樹林』23年12月号をⅩでポストしてくれています。ありがとうございます。
《2024年度春期入学3人目》●岡山県倉敷市の70代女性が、通教部/エッセイ・ノンフィクションクラスへ。
倉敷市の女性とは、9日前にかかってきた電話で話が弾みました。女性の住んでいる倉敷のこと(7、8年前倉敷のユースホステルで文校夏季合宿をやった)、岡山県の文学賞やカルチャースクールのこと(文校OGの名前が出た)、女性が学生時代に小学校の教育実習をやったときの上司が奥野忠昭・元文校チューターだったこと(これは書いたらアカンのやったかな?)など・・・・・・。バイタリティ溢れる人だった。
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オンラインで届いた「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄には、次のように記されていました。
【大阪文学学校には、大学の頃から憧れていた。あれから50余年。
かなわなかった初恋のような思いが残っている。
目の前の現実を追いながらここまで走ってきた。それでもそこそこの人生、自分としてはまあまあかなと思ってきたが、どこかにやり残した感がある。
今まで書いてきたものを整理したりまとめたり、あわよくば作品として本にしたい。
高齢化の今、人生のゴールも後ろへ後ろへと引くようで、まだまだ時間があるなあと。
ひょっとしたら、これからが本当にしたいことが出来るかもと思い、入学を決心した。】
影響を受けた作品は【夏目漱石、志賀直哉、小川洋子】で、文校のことは【友人、先輩】から知ったという記載もありました。
(小原)


