公開講座/昼・文章講座(第2回)のZoom配信のご案内
公開講座/昼・文章講座のZoom配信を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
※在校生以外は、事前に視聴料をお支払いいただいた方のみ、視聴可能です。詳細は、10/5文校ブログをご覧ください。
1月27日(土)15:00〜17:00
23年秋期《公開講座》昼・文章講座(第2回)
Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 894 7155 1963)
https://us02web.zoom.us/j/89471551963
上記リンクをクリックしたあと、お知らせ済みのパスコードを入力すると、視聴することができます。
なお、講座資料のPDFファイルは、下記リンクからダウンロードできます。
テキスト「サラサーテの盤」.pdf
閲覧パスワードは、Zoom視聴用のパスコードと同じです。
開始10分前から入室可能です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。
当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)講師から特に指示がない場合、視聴中はマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前、または視聴申込みの際のお名前にしておいてください。
『三田文學』2024年冬季号(No.156)の“新同人雑誌評”欄で紹介された文校関係者の小説は、<加藤有佳織・評>コーナーで8編中4編、<佐々木義登・評>コーナーで9編中7編。◆『樹林』695号〔23年8・9月合併号/通教部作品集〕から石丸明、内山秀樹、こるりの通教部生3名の小説。◆所属同人誌から夜間部生・尾代余音の小説。さらに文校修了生5名の小説もそれぞれの所属同人誌から。
『三田文學』2024年冬季号(No.156)の“新同人雑誌評”欄で取り上げられた文校関係者の小説は、次のとおり。( )内は、同人雑誌名と通巻ナンバー。
◆大阪文学学校・在校生
・石丸明「背中」(「樹林」Vol.695/通教号)――福岡県/今期は通教部・休学
・内山秀樹「七十歳の大きな壁」(「樹林」Vol.695/通教号)――岡山県/通教部・高橋C
・こるり「どーも、メンヘラです」(「樹林」Vol.695/通教号)――兵庫県/通教部・谷口C
・尾代余音「その話は犬猫を全て殺してからにしよう或いは北緯三十三度一分西経四十度二十六分を向いた軽率なパロディ」(「せる」第123号)――兵庫県/夜間部・西村C
◆大阪文学学校・修了生
・後藤高志「あの日カプセル」(アンソロジー「もし今、○○に戻れたら」)
・吉川猛「返済」(「せる」第123号)
・谷口あさこ「蝶の行方」(「せる」第123号)
・瀬戸みゆう「刺す」(「半月 すおうおおしま」第10+3号)――山口県
・水無月うらら「やわらかな鯨」(「星座盤」Vol.17)
(小原)
【速報】寺田勢司さん(大阪文学学校修了生)、第27回「伊豆文学賞<小説・随筆・紀行文部門>」最優秀賞受賞! 賞金100万円! 寺田(猪村)さんは、去年11月にも第40回「さきがけ文学賞」(賞金50万円)を受賞しています。
大阪文学学校夜間部修了生の寺田勢司(てらだ・せいじ)さんが、歴史小説「破城(はじょう)の主人(あるじ)」(80枚)で、第27回「伊豆文学賞<小説・随筆・紀行文部門>」最優秀賞を受賞しました。応募総数は245編で、内訳は小説194編・随筆39編・紀行文12編。
大阪府吹田市の寺田さんは、2019年4月に文校夜間部に入学し、前期は小原クラスで、後期は西井クラスでした。本科修了後、1年間休学。
小原クラスの時代、時間がもったいないからと電車や地下鉄は使わず、自家用車で通って来ていました。それでもクラスゼミ後の、居酒屋〈すかんぽ〉での2次会には毎回顔を出していました。酒は飲まずに、皆とのにぎやかな文学的談笑に加わっていました。
以下は、「伊豆文学賞」を主催する静岡県のHPからの抜粋です。
◆最優秀賞「破城の主人」のあらすじ(作者自身による作品紹介)◆
天明六年の八月、十代将軍家治逝去を皮切りに、その権勢に比肩するものが居なかった田沼主殿頭意次は凋落の一途を辿っていた。翌年十月には五万七千石の石高を誇った遠江は相良の領地からの転封と相良城の破却の沙汰が御公儀より下された。
城を預かる倉見金太夫は明け渡しに向けて事務処理に追われていたがその最中にかつて仕官していた三好四郎兵衛が櫓に立て籠もり主人である意次の入城を要求した。
次々と相良に到着する幕使との折衝と、四郎兵衛の説得に追われる金太夫は自分の中に芽生えた思いに気が付きながらも城代としての務めを果たすため、主人意次の沙汰を待つ。
城地明け渡しの当日、間一髪のところで意次からの書状が届き、四郎兵衛は観念して櫓を明け渡す旨を伝えるもその矢先、廓に二発の鉄声が鳴り響き、四郎兵衛は屠腹する。
四郎兵衛の自害をもってして籠城劇は幕を閉じ、相良城は開城と相成った。
◆「破城の主人」についての審査員コメント◆
落城の様子を見てきたようにつづる著者の文章は圧巻。相良城に籠城中、「鯵の干物諸共、七輪を火薬樽の中に放り込みまするぞ」という家臣四郎兵衛のセリフが愉快ユカイ。これからプロの作家としての活躍が楽しみである。
(審査員:嵐山 光三郎)
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寺田勢司さんが去年11月に受賞した第40回「さきがけ文学賞」(秋田魁新報など主催)については、23年11月8日の文校ブログをご覧ください。
寺田さんは今後、猪村勢司のペンネームは使わず、本名の寺田勢司で書いていくとのことです。
(小原)
23年11月、12月の神戸新聞・文化面“同人誌”欄において、大阪文学学校修了生3名[11/25・稲葉祥子、早高叶、12/23・奥谷梅子]がそれぞれの所属同人誌で発表した小説が取り上げられています。★稲葉さん、奥谷さんの小説は、11/18週刊「図書新聞」の“同人誌時評 10月”でも。
【23/11/25神戸新聞】

●神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって取り上げられた文校修了生・稲葉祥子さんの小説は、同人誌『雑記囃子』28号に掲載されている「俺たちのやり方」。
文校修了生・早高叶さんの小説は、アンソロジー『もし今、〇〇に戻れたら』に掲載されている「綺麗な地獄」。
【23/12/23神戸新聞】

●同じく葉山ほずみさんによって取り上げられた文校修了生・奥谷梅子さんの小説は、同人誌『組香』8号に掲載されている「メスキュード箱のなかに棲むコオロギの物語」。
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★稲葉さんの「俺たちのやり方」、奥谷さんの「メスキュード箱のなかに棲むコオロギの物語」は、週刊「図書新聞」3616号(23年11月18日号)でも評者・越田秀男さんによって取り上げられています。
(小原)
祝☆第16回銀華文学賞(『文芸思潮』主催)において、有汐明生さん(通教部研究科休学中)の小説「花筏(はないかだ)」が優秀賞を受賞! さらに、奨励賞に神郷愛光さん(通教部研究科休学中)の小説「老人ホームの再会」が選ばれる!
昨年度の第16回銀華文学賞には、全国から207編の応募があったそうです。
最優秀賞(1編のみ)に次ぐ優秀賞(6編)を受賞した有汐明生(うしお・あきお)さんは、20年間ほど大阪文学学校に在籍しています。1986年頃の入学から再入学や休学を繰り返しながら、夜間部、昼間部、通教部それぞれの在籍をあわせるとおよそ20年に及びます。
2年前に優秀賞を獲得していた神郷愛光さん(愛媛県の出身小学校と出身中・高校をあわせたペンネーム)は、今回は奨励賞(13編)でした。16年4月昼間部入学で現在は通教部に移っています。
有汐さんの受賞作「花筏」は、昨年末に発売されたアジア文化社発行『文芸思潮』90号(24年冬号)に全文掲載されています。応募限度の50枚。『文芸思潮』90号は、ネットでアマゾンから買い求められます(1300円+税)。
有汐さん(優秀賞)、神郷さん(奨励賞)につづいて、入選(13名)には夜間部専科休学中の佐藤勉さんと修了生・渡利真さんの小説が選ばれています。
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以下に、『文芸思潮』90号から、関連する箇所を抜粋します。
今回の銀華文学賞の選考委員は、五十嵐勉さん、小浜清志さん、大高雅博さん、八覚正大さんの四氏でした。その方々の選評を抜き出しました。
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●『文芸思潮』90号(24年冬号)の“全国同人雑誌評”欄(評;殿芝千恵)で取り上げられている文校修了生の小説は次のとおり。( )内は同人誌名と号数。
◎奥谷梅子「メスキュード箱のなかに棲むコオロギの物語」(組香・8号)
◎安見二郎「アンティグア・バーブーダ」(組香・8号)
◎黒住純「ここではなく、今日でもなく」(ココドコ・4号)
◎田中さるまる「細く長い路地」(ココドコ・4号)
◎水無月うらら「ぽんこつ」(ココドコ・4号)
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(小原)







