大阪文学学校入学に関して、どんなことでもお問い合わせください。
入学を検討されている方から、よくある質問をQ&Aでまとめてみました。
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Q【質問】
秋期の『入学案内書』(樹林10月号)の表紙や52ページに“対面で作品合評する昼・夜間部に、オンラインでも参加できます”とありますが、もう少し詳しく説明してください。
A【回答】
10月10日(火)から始まる昼間部・夜間部あわせて計14のクラスゼミ(組会)は、コロナの時代になってから(2020年初め)、オンライン(Zoom)を導入するようになりました。それは、感染予防のための措置でしたが、コロナ禍が弱まってきても、Zoomを活用しつづけています。現在、昼・夜間部のどのクラスも、教室での対面合評を基本に、Zoomを併用しています。ですから、遠方からでも昼・夜間部に入る人が現れるようになりました。実際、広島、岐阜、愛知、長野、神奈川、東京、埼玉などからZoomを使って、週一の昼・夜間部に加わっています。
今でも教室内は、ドアや窓を開けはなって換気をよくし、各人の座席間隔も広くとるようにしています。またアルコール消毒液などを設置して、できうる限りの感染予防対策を講じます。
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Q【質問】
通信教育部希望です。仕事の関係で、入学式、スクーリングなど参加できない行事があるのですが、大丈夫でしょうか?
A【回答】
入学式、スクーリング、参加できなくても結構です。
通教部生は遠方の方が多いこともあって、入学式に参加される方は毎期少ないです。
スクーリングは年4回(いずれも日曜日)あるわけですが、そのうち1、2回でも参加していただければ・・・・・・。まったく参加できなくても、作品をきちんと提出していただければ、それに対する担当チューターの批評文などが返ってきますので、じゅうぶん勉強になるシステムになっています。
またスクーリングに全く参加できずとも、作品だけきちんと提出しておけば、1年後に修了証書が授与されます。
スクーリングの前日、つまり土曜日の午後3時からプレ・スクーリングというのがあるのですが、こちらへの参加を検討してみてください。
【10/8入学式の模様はZoom視聴ができますし、12/10および明年3/10スクーリングでは一部のクラスでZoomを活用します】
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Q【質問】
平日の夜間部に通いたいのですが、会社員のため、18:30スタートでは毎回ぎりぎり滑り込みになると思われます。
遅刻などは、認めていただけますか。また、そのような方はいらっしゃるのでしょうか。
A【回答】
夜間部は勤めを持っている人が多いため、18:30スタートの予定が10分から15分遅れるクラスが多いのが実情です。その分、終わりの時刻が延長されるのですが。
遅刻については、口やかましくありません。19時過ぎに現れる方も珍しくありません。
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Q【質問】
土曜の昼間に通学希望なのですが、仕事が不規則なため、質問です。土曜が都合が悪い場合、金曜の昼間に何度か通いたいと思うのですが、それは可能ですか。
A【回答】
週ごとに違う曜日に出席できるのですか、という質問と解しましたが、それはちょっと無理ですね。といいますのは、昼・夜間部の小説クラスの組会(クラスゼミ)は、あらかじめクラス員と講師に自分の作品を配ったりメール添付で送って、1週間後に合評してもらうことを基本にしているからです。作品を読まずに、組会に出席してもあまり意味がありません。
欠席しても、自分のクラスの1週間後に合評される作品は郵送もしくはメール添付で送られてきます。欠席ということになっても、文学学校あてのFAXやメールを使って、合評に付される作品についての意見をクラスに届けることができます。また、クラスの中でできるだけ早く親しい人をつくることをおすすめします(文学学校は、できやすいです)。その人から、クラス情報を教えてもらってください。チューターはどんなことを言っていたか、クラス員はどんな意見だったか、など。
とりあえず、一番都合のつきやすい曜日にされたらいかがでしょうか。半年16回の組会、皆勤の方はそんなに多くありません。
一方で、聴講制度というのがあります。事務局で1回につき500円払っていただければ、他のクラスをのぞくことはできます。作品提出は認めていません。前もって他クラスの作品は入手しにくいので、小説クラスを聴講するのはちょっと無理かと思いますが、詩・エッセイクラスなら、その日に合評する作品をその場で読めますので、聴講をすすめています。ただし、連続してずーっと聴講するのは認めていません。学費を余分に払って2クラス掛け持ち在籍の人もいますから。
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Q【質問】
半年程は昼間で通学できると思うのですが、仕事の都合(転勤など)で、その後昼間は通えないことになりそうです。その場合、夜間や通信教育、休学などに切り替えていただくことはできるのでしょうか。
A【回答】
事務局に届けていただければ、各部間の異動はいつでもできます。休学は継続して1年間以上在籍した方に認めている制度ですが、1年未満の方にも事情によっては認めています。
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Q【質問】
作品の提出ができなかったとしても、入学することに問題はないでしょうか。
A【回答】
問題ありません。そういう方も実際いらっしゃいますが、そのことで居づらくなるということはありません。 いま書けないかもしれないと思っていても、クラス員の刺激や講師の叱咤できっと書けるようになると思いますよ。
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Q【質問】
今回、まだ可能であればぜひ入学したいと思っていますが・・・・・・。
A【回答】
まだ入学できます。入学開講式と各クラスのゼミ開始日が迫っていますので、決心がついたらホームページのトップページからオンラインで申し込みしてください。 クラス編成の都合があるため、できるだけ早めにお願いします。
大阪文学学校入学の決心がつきかねている皆さんへ
『入学案内書』を請求されたり、あるいは一日体験入学に来校されたりZoom参加されたということは、書きたいという衝動にかられたり、書くことに賭けてみようという気持ちになられているのだと思います。今回は見送って、来春4月にも新入生を募集するはずだから、そのときでいいと思っていませんか。けれども、半年後には衝動や気持ちがしぼんでいるかもしれません。今、思い切って飛び込んでみませんか。
ハードルが高そうとためらっている方もいらっしゃることでしょう。いろんな文学賞に応募している人が大勢入学してくるところだと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。8割以上の方が、詩や小説やエッセイなどのいわゆる創作作品を書いた経験はありません。日記やブログを書いたりSNSに投稿したりするのが好き、本を読むのがなにより楽しい、昔作文を先生にほめられたことがある、あるいは死ぬまでに書き残したいことがある、そんなことから入学してくる方が大半なのです。
入りたいけれども、何を(どんなことを)書けばいいかわからないという方もいらっしゃることでしょう。通教部希望の方は、23年度秋期『入学案内書』(樹林10月号)の32~35ページに載っている通教部生のエッセイも参考になるかと思います。昼・夜間部に入学されたら、まずはクラスにどんな作品が出てくるか様子見してみてはどうでしょうか。あぁこういうことを書いても作品になるのか、わたしだったらこんなふうに書くのになぁ、などとクラス生の作品から触発を受けるはずです。それから、書き始めてもいいわけです。
書き溜めてから入ることにします、とおっしゃられる方もいます。そうできればそれに越したことはないわけですが・・・。職業作家さんたちもそうだろうと思いますが、現文校生の皆さんもほとんどの方が作品提出の締切に迫られて書いている状態です。文学学校は、ある意味、厳しく締切を迫る修練の場ともいえます。
年間学費12万9千円(25歳以下の方、および東日本大震災復興支援として福島・宮城・岩手3県在住の方は10万円)というのは少なくない出費だと思いますので、分割払いの相談にものっています。
入学式は、10月8日(日)と目前に迫ってきました。決心がついたらホームページのトップページからオンラインで申し込みしてください。また、ファクスでも申し込みはできます。
クラス編成の都合があるため、できるだけ早めにお願いします。入学時納入金は、入学式後でもかまいません。
昨夜(10/3)、大阪文学協会の定例理事会が開かれる。
新学期を前にして、大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会の理事会が、昨夜(3日)夜6時35分から8時30分まで、文校の一室でもたれました。
教室出席は、葉山郁生(協会代表理事)、美月麻希、小原政幸(文校事務局長)の3名の理事。自宅からのリモート出席は、細見和之(文校校長)、津木林洋、中塚鞠子の3理事。平野千景理事は委任欠席。
議題にしたのは、今秋期の募集状況とクラス編成、2023年度春期の会計収支、第25回小野十三郎賞(11月25日<土>に中之島フェスティバルタワー12階で贈呈式)、「樹林」編集、来年3月16日<土>にクレオ大阪東<最寄駅はJR京橋駅・定員350名>でおこなう“文校創立70周年記念講演会<講師;朝井まかて>”などです。
10月8日(日)の入学開講式は午後2時からおこないますが、いつもその前段に開いていた文校総会(会社でいうなら社員総会に当たり、構成員は全理事、全チューター、事務局、学生代表5名)は、まだコロナを警戒して取りやめにします。
(小原)
【今日の新入生(2名)】大阪府の20代、50代、ともに通教部・小説クラスへ。
◆オンラインで届いた25歳の方の、入学申込書には次のように記されていました。
【研修の際に書いた文章を読んだ上司から、書き続けなさいと言われたのが引っかかっていた。中高と文芸部で小説を書いてきたのもあり、今度こそ自己満足を排した磨かれた文を書きたいと考えている。生き、そして死んでいくこと、人が抱える矛盾のようなものを長く住んできた泉州や紀州の風土と合わせて描き出せたらと思う。】
影響を受けた作家・・・【村上春樹、中上健次、梨木香歩、池澤夏樹、その他多数】
◆50代女性は、再入学です。今回、入学申込書をオンラインでいただくまでに、メールで何度かやり取りしました。
かつて石村和彦チューターに学んだことがあり、今回も通教部・石村クラスを希望です。
影響を受けた作家・作品は、【山本文緒 岡本学「架空列車」(第55回 群像新人文学賞受賞) 村田沙耶香】とのことです。
(小原)
昨日(日)から今日(月)にかけて、「文校ニュース」9月30日号(秋期第1号)を全国に向けて郵送!
文校事務局が9/30(土)の夜中までかけて作成した22ページ立ての「文校ニュース」9月30日号(秋期第1号)の全国向け発送を、昨日(10/1)、今日(10/2)と2日がかりでおこないました。20年9月末、図書室内に導入した“フルカラー”の印刷機が存分に威力を発揮した出来栄えになったと思っています。
【1面】には、10月8日(日)午後2時から文校教室でおこなう“入学開講式”のプログラムを載せてあります。式では、文校特別アドバイザーを引き受けていただいている、文校修了生で直木賞作家の朝井まかてさんのビデオメッセージ「新入生のみなさんへの言葉」を20分間流すことになっています。それは今週、朝井さんに文校へお越しいただいて収録する予定になっています。
2時間の式のあとは、飲食入りの交流会に移ります。そこでは、マイクを通して、出席の新入生全員に“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらいます。
また同じ【1面】には、遠方からの通教部および昼間部の新入生のお名前を列記しました。大分(2名)、岡山(2名)、愛媛、岐阜の方々です。
【2面】では、9/30までの昼間部・夜間部・通教部の新入生全員の分、「入学申込書」にある“入学のきっかけ・書きたいテーマなど”の欄をピックアップしました。期待や意気込みがあふれています。
【3面~17面・右半分】にかけては、14クラス中13クラスの各担当チュータによる“23年春期/昼・夜間部提出作品評”、【17面・左半分】木下昌輝さん(文校修了生/直木賞候補に3度)などの新刊紹介、【18面】9/10通教部スクーリングについて通教生3名の感想、【19面】9/17“佐々木鈴さん(文校事務局員)を偲ぶ会”の報告、【20面】①藤岡陽子さん(文校修了生)にまつわるトークイベント、小説のテレビドラマ化や映画化の話題、②10/28特別講座(ゲスト;三田誠広さん)の開催要項、【21面】①『樹林』通教号から『季刊文科』への転載、②9/17春期・修了集会、③9/22“第25回小野十三郎賞選考会”、そして【最終22面】には今後2カ月間のカリキュラムや公開講座、学生委員会などの日程を載せ、盛りだくさんな内容になっています。
◆「文校ニュース」9月30日号は、今日までの秋期新入生24名、修了届をすでに出されている方々をのぞく現在校生383名、そして文校チューター29名へ送りました。
さらに、未だ入学に至っていない今年1月からの「入学案内書」請求者、および各種公開講座への参加者をあわせたおよそ90名にも送りました。その方々には、手紙を添えました。「貴方も、入学を検討していただきたく、『文校ニュース』(1、2カ月おきに発行)を送らせていただきました。これは、新入生と在校生向けに編集したものですが、よりよく文学学校のナマの姿・素顔が分かっていただけるのではと、思ったからです」と、したためました。
(小原)