【告知】1月27日(土)昼・文章講座について馳平講師から。 ◎いま現在、課題作の提出は16名。最終締切は、12日(金)厳守。
【1月27日(土)公開/昼・文章講座に向けて、馳平啓樹講師から次のような周知事項をちょうだいしました。】
今後の文章講座の新たな趣向として、古典的な名作の文体を紐解き、私が自分の講座で説いている「自分にしか書けない事を書く」を実作品の中に例を示して解説しようと考えています。
その一回目として、1/27の講座で内田百閒の「サラサーテの盤」をとりあげようとしています。
事前に本作を一読してもらいたいですが、私の方でテキストを準備しますので、未読のまま受講されても問題ない形にします。
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◎1/27秋期第2回の昼・文章講座に向けて、いま(1/10PM5:45)現在、郵送や持参で、課題作を提出された人は16名。メールでは受け付けていません。最終締切は、12日(金)PM10:00。必ず守ってください。第1回のときは、締切に遅れて提出した人が3名いましたが、馳平講師には見てもらいませんでした。
●その他の公開講座の課題作締切日と開催日は次のとおりです。
・昼/詩の連続講座〔近藤久也〕 1/13(土)締切→1/20(土)開催≪いまのところ、課題作提出は7名≫
・夜/文章講座〔津木林洋〕 1/27(土)締切→2/5(月)開催
・夜/詩の連続講座〔冨上芳秀〕 2/10(土)締切→2/19(月)開催
●作品未提出の方も公開講座には参加できますし、勉強になります。
●公開講座には、在校生は無料で参加できます。
休学生・文校OBは1000円、一般は1500円です。
(小原)
石川県河北郡の通教部生Hさんは、震災の被害は免れているようです。
今日夕方、通教部・菅野クラスのHさんに安否をたずねるメールを送ったところ、2時間後、次のような返信をいただきました。
【元旦には恐ろしい地震を経験し、とても驚きました。今も余震があります。一応現在、普通の生活ができています。ご心配ありがとうございます。】
(小原)
大阪文学学校創立70周年にあたる2024年、文校事務局が始動! 冬休み明け昼・夜間部組会(クラスゼミ)スタート! 4クラス中3クラスが対面合評に加えてZoomを活用。
◎冬休みの間の、通教部提出作品、文校賞応募(1/10締切)、『樹林』在特号応募(1/13締切)、1/27昼・文章講座など公開講座の作品、年賀状、各地から同人雑誌の寄贈など郵便物は、たいへんな量でした。
メールは、通教部チューターからの『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)掲載作についての寸評、『入学案内書』の請求、在校生からの種々の問い合わせ等、50件は超えていました。
◎通教部提出作品は10数名からとどいていて、そっこく各担当チューターに郵送しました。明日以降とどく分は、次回(4月13日締切)提出作とみなします。
◎『樹林』在特(6月)号応募の締切は、13日(土)午後3時厳守。学生委員会・在特部が、分類やリスト作りや発送作業をするため、ぜったい厳守とのことです。
▲予定どおり、今日から冬休み明けのクラスゼミが開始され、昼間部の本科・小説/佐伯クラスが2024年最初のゼミ(作品合評会)にのぞみました。クラス員12名中、教室出席9名、欠席3名でした。作品合評を終えたあとも教室に居残り、持ち寄った酒を飲みながら“新年会”を開いていました。
もう一つの火曜・昼間部クラスで、専科研究科・小説/伊藤クラスは、クラス員14名中、教室出席11名、Zoom参加1名(長崎県から)、欠席2名でした。
▲夜間部は2クラスありました。
詩エッセイ/高田クラスはクラス員11名中、教室出席8名、Zoom参加1名(愛知県から)、欠席2名でした。
本科・小説・西村クラスはクラス員14名中、教室出席6名、Zoom参加5名(広島県からも)、欠席3名。
高田クラス、西村クラスとも、9時ごろゼミを終え、居酒屋に繰り出した模様。
◆2024年も事務局3人(小原政幸、真銅孝、角田美千代)、よろしくお願いします。
皆さんの筆が上達するように、ハッパをかけつづけたいと思います。
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◆3月16日(土)14時から、大阪市城東区のクレオ大阪東<最寄り駅;JR京橋駅>で、文校創立70周年記念講演会を開催します。ゲストは、文校修了生で直木賞作家の朝井まかてさんです。文校関係者に限らず一般の方も入場無料。定員350名。
(小原)
「文校ニュース」秋期第3号は届いているでしょうか? よいお年を!

【「文校ニュース」23年度秋期第3号(12月23日号)/B4サイズ・10ページ立て】
23日(土)夕方、「文校ニュース」秋期第3号を、沖縄から北海道まで全国37都道府県の全文校生387名、文校チューター30名に郵送しました。①23年度秋期「クラス別・名簿」(都道府県名入) ②再配布の〈樹林・24年6月在特号へ向けたお知らせ〉チラシ ③学生委員会発行の「学生新聞コスモス」12/15号(特集“秋の文学散歩in新世界”)の3点も同封しました。②は、休学生には入っていません。
『樹林』定期購読38名の皆さんにも、『樹林』秋期(12月)号に添えて「文校ニュース」今号も送りました。
◆「文校ニュース」今号は、●通教生のスクーリング体験記 ●秋の新入生の「ハガキ一枚・課題作品」(35名中27名提出) ●各種新聞切抜き[谷良一さん<夜間部・平野C>、藤岡陽子さん<文校修了生>、金時鐘さん<文校特別アドバイザー>、方政雄さん<休学中>] ●山田兼士さん<元文校チューター>の遺稿集『谷川俊太郎全《詩集》を読む』(思潮社)の紹介 ●24年1月~2月のカリキュラム・公開講座など、読みごたえのある10ページ立てになっています。
◆7月に事務局メンバー・佐々木鈴さんが急逝するという悲しみ・痛恨事がありましたが、23日(土)、やっと事務局の“仕事納め”にたどりつくことができました。真銅孝、鈴さんに代わって入った角田美千代、小原の事務局3人とも、1月9日<火>からの昼・夜間部クラスゼミ再開に備えて少しゆったりします。(小原だけは、その後も文校ブログの更新のために文校に出て来ていました)
来年も皆さんの知恵を拝借しながら、はつらつとした文校でありつづけたいと思います。
◆年内か年明け早々にあと1日は、郵便物の整理のために、事務局にやってくるつもりです。そのとき通教部の提出作品がとどいていたら、担当チューターに速攻で送ります。
(大阪文学学校事務局長・小原政幸)
★新刊紹介★山田兼士さんの遺稿集『谷川俊太郎全《詩集》を読む』(思潮社/2200円+税)
昨年12月に逝去されるまで大阪文学学校のチューターだった山田兼士さんの遺稿集『谷川俊太郎全《詩集》を読む』が刊行され、ご遺族から文校へ寄贈していただきました。
谷川俊太郎さんが大阪文学学校で話や朗読をされたことが2度ほどありますが、その機会は山田さん尽力によるものでした。
長男・聖士さんは、遺稿集に収めてある「あとがきに代えて」を、次のように結んでいます。
―――「谷川氏は父がもっとも敬愛した詩人の一人であり、その作品論を語ることはライフワークの一つだったから、晩年にこの網羅的な評論を書き終えて、父にとっては成し遂げたという思いがあったことだろう。何かと使命感に囚われたような人でもあったが、間違いなく父の魂は詩に救われていたし、詩がこれからも誰かの救いになってゆくことを願う。」
遺稿集に添えられていた夫人からの「あいさつ文」も次に紹介します。
―――「昨年十二月六日に夫・山田兼士が死去しましてから一年が過ぎました。ようやくとも早くもとも言いうる時間の不思議を感じております。
山田はライフワークとしての二著、シャルル・ボードレール『小散文詩 パリの憂愁』訳・解説山田兼士(思潮社)を二〇一八年に、『福永武彦の詩学』(水声社)を二〇一九年に、すでに上梓できていたのは幸いだったと、何度も口にしていましたが、もう一つ、大事なライフワークがありました。それが『谷川俊太郎全《詩集》を読む』という書物です。昨年の闘病中の六月初旬に、谷川俊太郎詩集『虚空へ』(二〇二一年刊)についての、掉尾にあたる原稿を書き終え、少し思いきるような感じで一冊にまとめる態勢に入っていったようです。書物をつくることに大きな喜びをもっていた山田にとても相応しいのではないかとひそかに考えております。
お目通しいただければ、幸いに存じます。」
二〇二三年十二月十六日
山田(山下)泉
(小原)

