全国文芸誌『季刊文科』92号(23年夏季号)の“同人雑誌季評”において、文校系同人誌『あべの文学』から高琢基さん<昼間部研究科休学中>、同『mon』から津木林洋さん<昼間部チューター>、水無月うららさん<修了生>、内藤万博さん<修了生>、飯田未和さん<通教部チューター>、三上弥栄さん<修了生>、それぞれの小説が取り上げられる。◆『樹林』22年12月号・本誌(vol.688)“秀作の樹・個性の花”欄から、矢野美佐子さん<通教部・高橋クラス>の短編「サイダー」(9枚)も紹介される。
公開講座<夜・文章講座>に、岡山県の新入生など20名(うち、修了生4名)。作品提出17名中14名出席。
今夜、文校教室を広く使って春期2回目の“夜・文章講座”(担当;津木林洋チューター)がおこなわれました。午後6時半から9時15分まで。
出席20名のうち、春の新入生は6名。そのうちのお一人は、岡山県倉敷市の女性で、昨日の通教部スクーリングに引き続いての出席。
次回・3回目は、9月4日(月)午後6時30分から。
作品提出締切は8月26日(土)、文校事務局まで郵送か持参。
◆春期2回目の“夜・詩の連続講座”(担当;冨上芳秀チューター)は、7月10日(月)午後6時30分から。作品提出締切は7月1日(土)、郵送か持参。
◆春期2回目の“昼・詩の連続講座”(担当;近藤久也さん)は、7月15日(土)午後3時から。作品提出締切は7月8日(土)、郵送か持参。
(小原)
東洋経済オンラインで、2019年6月11日に逝去された文校の大先輩・田辺聖子のことが話題に!
没後4年、芥川賞作家「田辺聖子」今も心打つ生き方―――大阪を愛し、大阪弁を愛した「おせいさん」
≪東洋経済オンラインのこの記事は、『道をひらく言葉: 昭和・平成を生き抜いた22人』(NHK出版新書 695)から一部抜粋・再構成されたものです。以下に、文校に関連する部分を取り上げました。≫
【【26歳で大阪文学学校に入学、小説を書き続けた】】
大阪人の気質と大阪弁の素晴らしさを知った田辺は、大阪弁で小説を書きたいと強く思うようになる。7年間勤めた金物問屋を辞めて、26歳で大阪文学学校に入学。仲間たちと同人誌をつくり、10年もの間、ひたすら小説を書き続けた。20代で結婚、出産するのが当たり前だった当時の女性としては非常に珍しいことだった。
「今もそうだと思うけど、26から36って、当時の女性にとっても大切な時期だった。私は結婚する予定も全然なかったし、家族から『将来どないすんねん』と言われていたけれど、『自分で自分に聞きたいわ』っていうぐらいだった。
案外のんきでポカッとしてたのは、物書き仲間の志を同じにする人たちと集まって、作品をああだこうだと批評し合う、これが本当に楽しくて、こういう楽しみがあってほんのちょっとのお金を稼げたら、もう人生何もいらないっていうぐらい面白かった」
通教部23年春期第1回スクーリング。文校教室と貸し会場での対面合評に通教部生80名(うちプレ・スクのみ4名)、通教部チューター12名全員。Zoom参加は通教部生8名(うちプレ・スクのみ3名)。
◆小原・文校事務局長の歓迎あいさつののあと、12時35分からの、教室における音谷健郎・文校チューターによる全体講義に約60名。ほかにZoom視聴6名。
◆本科担当チューター5名による簡単な自己紹介のあと、13時30分から、9会場に分かれてクラスごとに『樹林』7月号(通教部作品集)の合評会。【写真】は、文校の第2・3教室における美月・塚田<合同>クラスの合評会風景。両チューターにくわえ、鹿児島、岡山(2名)、京都(高校2年)、東京、岩手などから10名が教室出席、長崎、高知、静岡から3名がZoom出席。
◆17時から文校教室で、およそ60名参加して、酒食付きの”交流会。学生委員会も5名参加し、夏季合宿、在特号などについてアピール。
鹿児島から岩手まで全国からつどった新入生のみなさんには、マイクをにぎって挨拶していただきました。
流れ解散にしていますが、19時25分現在、まだ10名ほど教室に残ってワイワイやっています。
(小原)
プレ・スクーリング初日に通教部生が、教室に12名、Zoomから5名参加! 昼間部チューターの佐伯敏光さん、大西智子さんも。◆あした(25日)午後のスクーリングには、全国から通教部生85名(うちZoom7名)が参加予定。◆一般の方もスクーリングを見学できます。
佐伯チューターを中心にした合評会風景(教室6名+Zoom3名)
大西チューターを中心にした合評会風景(教室6名+Zoom2名)
通信教育部の2023年度春期第1回スクーリングをあしたに控え、きょう(土)午後3時からプレ・スクーリングがもたれました。
コロナ禍の時世になって、スクーリングでは一部のクラスで20年6月からZoomを併用していますが、プレ・スクーリングでも21年6月から利用しています。
鹿児島、大分、福岡、島根、鳥取、岡山、愛媛、兵庫(2名)、京都(2名)、千葉それぞれからの通教生12名を教室に迎え、Zoom参加の5名(長崎、高知、奈良、静岡、東京)を交えた合評会の仕切り役・助言役として、昼間部チューターの佐伯さんと大西さんに出席してもらいました。
2部屋に分かれて、『樹林』7月号(通教部作品集)に載っていない小説6編ずつを大西組は3時間、佐伯組は4時間かけて合評しました。和気あいあいの中にも厳しい意見もあり、密度濃く。
参加希望者には前もって、グループ別に6編ずつコピーを郵送してありました。
◆あした午前のプレ・スクに参加する通教部生は21名(うちZoom2名)で、小説組2グループ、詩・エッセイ組1グループに分かれ、チューター陣からは津木林洋、若林亨、中塚鞠子さんの3名。
◆あした午後のスクーリングは、午後0時30分から教室で音谷健郎・通教部チューターによる全体講義【ノンフィクションと創作のはざま】がおこなわれ、簡単な本科・担当講師紹介の後、1時30分から9会場に分かれて『樹林』7月号掲載作の合評会、5時からは教室で交流会。ビールとドリンクはすでに、空堀商店街の酒屋さんに運んでもらい氷で冷やしてあります。お寿司やつまみも事務局で準備します。
◆スクーリングの出欠状況には、日々変動がありますが、今のところ通教部生85名(うちZoom7名)の参加が見込まれています。通教部チューターは12名全員出席されます。
きょうのプレ・スクーリング参加組にくわえ、新たに遠方から文校にやって来る通教部生は、長崎、福岡(3名)、鳥取(2名)、広島、岡山(3名)、徳島、愛知(5名)、長野、東京(2名)、埼玉、茨城、新潟、福島、岩手などからです。
◆スクーリングを欠席される方はできれば、『樹林』7月号掲載作についての感想(コメント)をメールかFAXで文校事務局まで届けてください。あした(日)正午までに。
◆文校入学を検討されている方は、あしたのスクーリングを見学(ZoomでもOK)できます。事前連絡なしでも、大丈夫です。
(小原)