【9月17日(日)/大阪文学学校】15:00~19:00 ご遺族5名・友人1名を迎えて“佐々木鈴さんを偲ぶ会”。68名参席。
2016年10月に大阪文学学校昼間部に入学し、その後も夜間部や通教部に在籍しながら、20年2月からは文学学校事務局のメンバーでもあった佐々木鈴さん。57歳の鈴さんが、自宅で脳出血により急逝されてから2カ月余りが経った9月17日(日)午後3時~7時、“佐々木鈴さんを偲ぶ会”を文校において文校事務局と文校学生委員会の共催で開きました。京都(夫)、滋賀(長女)、千葉(母、弟)、和歌山(叔母)から5名のご遺族、千葉在住の高校時代からの友人をふくめて、68名が参席されました。文校関係の内訳は、在校生40名、修了生14名、代表理事・校長・チューター3名、事務局3名。在校生のうち、遠来は茨城、埼玉、東京。
①祭壇には、この日のために、大瀬美和さん(通教生)、川上明日夫さん(元チューター/福井市)、横田理恵さん(通教部休学中/岡山市)などからおくられてきた花束を供えました。持参のお花、果物・お菓子、酒を手向ける人も多数いました。ソフトボール部でキャッチャーだった高校時代、多才な鈴さんが描いた油絵は、千葉の母のところにあったものです。
②午後3時開始の“偲ぶ会”の第1部は、【佐々木鈴さんの人と作品を語る】。
小原政幸・文校事務局長と谷良一・文校学生委員長の共同司会で、鈴さんとゆかりの深かった方々に次のような順番でスピーチしていただきました。・葉山郁生(大阪文学協会代表理事) ・細見和之(大阪文学学校校長/協会理事) ・平野千景(文校チューター/協会理事【写真/<中央>平野、<右端>葉山、<左端>小原、<その右>谷】) ・青木和(文校チューター) ・夏当紀子(文校チューター) ・新谷翔(夜・休学中/元・在特部キャップ) ・真田南夫(夜・平野クラス/元・新聞部&在特部キャップ) ・真銅孝(文校事務局員)
③4時ごろから【御遺族・友人挨拶】。
マイクの前に立って、お母さま<千葉県船橋市【写真】>、弟さん<千葉県鎌ケ谷市>、娘さん<滋賀県彦根市>、叔母さん<和歌山市>、千葉の高校時代からの友人<千葉県四街道市>それぞれが、在りし日の鈴さんを彷彿とさせてくれました。
④4時半ごろ、南成彦さん(修了生/元・学生委員長)の発声で“献杯”し、第2部の【懇親会】へ移りました。酒食が入った中で、参列されたほとんどの方が自分の席から、マイクを通して、鈴さんにまつわる様々なエピソードを披露されました。
また、遺族・友人席に寄って行って、話し込む人が絶えませんでした。
⑤6時、鈴さんの夫である信雄さん<京都府長岡京市>から、第3部として【挨拶(10分間)】をいただきました。この4月に定年退職するまで、ずっと日刊工業新聞の記者だった信雄さんは、あらかじめ原稿を用意されていて、鈴さんがたどってきた道や私たちの知らない日常の一面を話してくれました。最後に、この“偲ぶ会”開催と参席への謝辞が述べられました。
御遺族・友人が帰られたあとも、大半は残り、7時ごろまで語りあいました。
※当日、学生委員会が受け持ってくれた受付でお渡しした『追悼文集』には、鈴さんの書いたもの(『樹林』通教号の編集後記)と、前日までに寄せられた文校関係者74名の長短のメッセージを収められています。34ページだて。
後日、現文校生全員に行き渡るようにします。
(小原)
【9月17日(日)】12:30~13:30 2023年度春期の修了集会
年に2度おこなう修了集会。コロナ禍で長い間開催を見送ってきましたが、19年9月以来4年8期ぶりに持ちました。
この9月で、本科(1年)、専科(2年)、研究科(4年)を修了される方は、昼間部・夜間部・通信教育部あわせて64名でしたが、17日(日)の修了集会の出席は7名のみ(ちなみに、コロナ前の19年9月の修了集会も修了生73名中、出席は11名でした)。
他に、細見和之・文校校長、夏当紀子チューター、小原政幸・事務局長など5名出席。
式は、細見校長からの修了証書授与、出席修了生からの“一言メッセージ”、夏当チューターによる受け持ちクラスの提出作品講評(出席修了生に対してのみ)、とつづきました。
恒例の“修了生・一言メッセージ”コーナーでは、マイクを手に修了生一人ひとりにスピーチをしてもらいました。
70代でトライアスロンに挑戦している男性、大阪万博の建設現場で働いている男性、父親につづく文校2世の男性、研究科修了まで昼間部に4年間いて今秋からは通教部に移る女性、「文校ニュース」23年4月1日号で唸らせられる“小山田浩子論”を書いた女性、がいました。一方で、「自分ではユーモア小説のつもりで書いたのに、社会的・政治的にとらえるクラス生がいて、面白くもあり勉強にもなった」と言う男性、「孫みたいな人たちと言い合えてたのしい」と言う女性がいました。
最後に、全員で記念写真を撮影しました。
今期64名の修了生のうち、出席した方以外には後日、修了証書を郵送しますし、昼・夜間部で進級する方へは秋期最初の組会でお渡しします。
(小原)
明日(17日/日曜)12:30~春期修了集会/15:00~佐々木鈴さんを偲ぶ会
◆17日(日)12:30~14:00は、23年春期の修了集会です。
この9月で、本科(1年)、専科(2年)、研究科(4年)を修了される方は、昼間部・夜間部・通信教育部あわせて64名です。その方々の今後を励ますために持たれます。
◆15:00~18:00には、7月10日に急逝された佐々木鈴・文校事務局員を“偲ぶ会”を催します。
ご遺族4名、千葉の高校時代の友人も参席の予定です。鈴さんと縁のある方、どなたでも参加できます。自由な服装で、気楽に。飲食もしますので、会費(懇親会代)1500円をいただきます。
当日の受付で、鈴さんの書いたもの(『樹林』通教号の編集後記)と、今日までに文校関係者74名から寄せられた長短のメッセージを『追悼文集』としてまとめました。34ページだて。明日、学生委員会が手伝ってくれる受付で配布します。
今日、大瀬美和さん(通教部・音谷クラス)と川上明日夫さん(元チューター/福井市)から供花がとどきました。
明日も、供花・お酒・あては受け付けます。
(小原)
秋期1回目の体験入学にやって来てくれたのは1名だけでしたが、1時間30分実施しました。[ほかに、在校生2名] ◆2回目の体験入学は、19日(火)午後6時30分~8時30分。
大阪文学学校へ入学を希望されている方を対象とした一日体験入学(オープンキャンパス)がはじまりました。今日は昼の部のみで、担当は大西智子チューターでした。文校教室に来られたのは京都から女性1人だけでしたが、在校生2名が応援に駆けつけてくれました。
まず、4年前(2019年)の9月にNHKテレビ大阪が関西エリアで放送した“文校の合評会模様”のビデオを7分ほど見てもらいながら、文学学校の歴史や現状、文校名物の“合評”について、事務局から説明がおこなわれました。
その後、体験参加者、在校生が自己紹介をし合いました。
それから、体験入学用に400字詰換算5枚という制限のもとに書かれた、大西クラス生の掌編小説をテキストにして、チューターの仕切り役・助言役で合評会をおこないました。
さらに、質問に答える形で、文校の学習システムやカリキュラムの説明をおこないました。すべてが終了したのが、3時30分ごろ。
今日の体験入学で、文学学校のおおまかな形や雰囲気をつかめてもらえたのではないでしょうか。
◆体験入学は今後、9月19日(火)夜、21日(木)昼・夜、26日(火)昼・夜、29日(金)昼・夜に開催します。それらに、何度参加していただいても結構です。
事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
◆体験入学には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
(小原)
今朝(9/16)の朝日新聞全国版・読書欄・・・藤岡陽子さん(文校修了生)の長編『リラの花咲くけものみち』(光文社)を紹介
◆9/23(土/祝)、文校近くの隆祥館書店にて、藤岡陽子さんのトークイベントがあります。
9月8日・文校ブログ参照。
●藤岡陽子さんは、1971(昭和46)年京都生まれ。大阪文学学校には、1999年4月から夜間部に1年間、2006年10月から昼間部に1年間在籍。