昨日(3/1・土曜)、4名入学!★兵庫県の73歳女性が昼間部/エッセイ・ノンフィクションC★来日7年目の在日中国人(大阪府・42歳)が昼間部/小説C★大阪市の39歳男性が通教部/小説C★滋賀県の32歳女性が昼間部/小説C
★きのう入学された4名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは春期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。
◆兵庫県の女性は、2016年10月から19年3月まで2年半、昼間部・小説クラス(佐久間Cを経て夏当c)に在籍されていました。心機一転、今度はエッセイを学び書きます。
【以前在籍していたことがあります。小説クラスで難し過ぎてやめてしまいました。エッセイだったら身の丈にあったものを、楽しんで書くことができるかもしれないと、思い始めたのが入学のきっかけです。
書きたいテーマは特にありません。心に浮かんだものを掴まえて文章に置き換える遊びをしてみたいと思っています。】
“須賀敦子”
≪前回の入学は友人に勧められて知りました。≫
◆事前に電話やメールでの問い合わせがなかった方から、オンラインで「入学申込書」が飛び込んできました。名前はカタカナ表記で、住所は大阪府、出身地欄には“中国”とありました。電話をしてみました。日本語によるやりとりで、7年前に仕事のために大阪にやって来た、とのことでした。
「入学申込書」はすべて、日本語での記載です。昼・小説・土曜クラスへ。
【小説でしか伝えないことがあるといつも思っています。異邦人の話が特に好き、読むのも、書くのも。】
“遠藤周作、太宰治、村上春樹”
≪インターネットで「小説スクール 大阪」と調べたら出て来た。≫
◆昨日(土)の津木林クラスは、12時から15時30分までいつものクラスゼミ(作品合評)をおこなったあと、津木林チューターに自作について語ってもらう場がもうけられました。隣りの教室でゼミをおこなっていた大西クラスにも声をかけて、皆で30名ほどが1時間余り津木林チューターの創作論を拝聴しました。そのあとも、津木林クラス生と出身者あわせて20名は教室に居残り、18時30分まで1時間半ほど、24年秋期の打ち上げ会をおこないました。この日の企画の仕掛け人は、クラス生の北川敏子さんと西山宏さん。
津木林講義と打ち上げのために久しぶりに文校に現われた大阪市の男性が、文校図書室で「入学申込書」に諸事項をボールペンで書き込み手渡してくれました。今度は、昼ではなく通教部に籍を置くことに。
【2年前に退学しましたが、今回再入学となります。元津木林クラス。当時のクラスメートの小出さんに半年前に再開のお誘いを頂き、この人の誘いは断われないな、ということで再入学します。】
◆昨日(土)昼の大西クラスには、2名の一般見学がありました。そのうちの一人、滋賀県の女性は用事があるからと言って、ゼミの途中、14時頃に帰っていったのですが、ナント15時33分にはオンラインで「入学申込書」が届きました。大西クラスへ申し込み。
【ずっと書きたい・表現したい気持ちがありました。物語をつくり、その世界で遊びつつげるような子どもでした。仕事や日々の瑣末ごとに悩んでいるうちに、書きたい気持ちをおざなりにしていましたが、今回とことん向き合いたいと思い、入学することにしました。見学をして、学校の雰囲気が面白かったのも入学の理由です。】
“小川洋子、穂村弘、村山早紀”
≪インターネット≫
(小原)
Zoomを併用して、3月8日(土)午後~9日(日)午前に《通教部プレ・スクーリング》を開催◆今からでも参加を希望する通教生には、作品コピーを送ります★プレを含むスクーリングの参加者は、全国から73名(うちZoom7名)
通信教育部のプレ・スクーリングでは、『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)に載らなかった作品を合評します。21年6月から、自宅からオンライン(Zoom)でも参加できるようになっています。
プレ・スクに今日(3/2)現在、小説組に21名が参加予定で、熊本、福岡、島根、岡山、愛媛、福井、長野、神奈川、栃木から文校教室にやって来ます。また、静岡、北海道からZoom参加。
詩・エッセイ組は、希望者がごく少数だったため開きません。
チューター出席は3名(大西智子、津木林洋、若林亨さん)。大西さん、津木林さんは昼間部担当チューター、若林さんは通教部担当チューター。
小説組21名の方々へは、すでにお手元に届けてあります。
今からでも参加を希望する通教生には、作品コピーを送ります。電話かメールで事務局まで至急ご連絡ください。
【作品提出は、もうダメです】
◆「出欠ハガキ」によると今日までに、3/9(日)通教部スクーリング(プレのみも含め)の出席予定は66名。ほかにZoom参加7名。
「出欠ハガキ」を、まだ出されていない方は至急お願いします。スクーリングのクラス分けや、Zoom使用クラスの選定などの都合があります。
◆スクーリングを欠席される方からは、すでに届けられている【背表紙の抜けている】『樹林』2・3月合併号(通教部作品集)掲載作への感想(コメント)をメールやFAXで募ります。スクーリングの合評において口頭で作品批評する代わりに、またクラス員やチューターと密なつながりをつくっていくために、ぜひ感想(コメント)を寄せてください。
(小原)
通教生の皆さんへ●「文校ニュース」3月1日号のPDF公開
3/9通教部スクーリングの詳細や、24年秋期第2回提出作品総合評などが掲載された「文校ニュース」3月1日号のPDFファイルを公開します。
下記リンクをクリック(タップ)したあと、スクーリング案内チラシに記載していた樹林2・3月合併号(通教部作品集)用の閲覧パスワード(半角数字)を入力すると、ダウンロードできます。
紙の「文校ニュース」は3/2、全通教生に発送します。
【寄稿/種村宏】クラス主催・中塚鞠子チューター送別会 気持ちよく終了する
2月27日(木)、午前11時半から14時30分の3時間にわたって、新大阪ワシントンホテルプラザ23階「チャイナテーブル」の個室において、昼間部詩とエッセイ担当・中塚鞠子チューターの送別会がクラス主催で開催された。当日の参加者は、現役16名(3名欠席)、OB3名にチューターを入れて20名だった。送別会当日は、このところの寒波も去って、23階の窓辺からの眺望は、ゆったりと流れる淀川や大阪都心のビル群にかけて春霞がかかる。送別会としては、絶好の好天に恵まれた。
型通りの挨拶・乾杯(乾杯の音頭は大原素子)の後2時間、ゆっくり中華料理をいただきながら談笑した。その後、持ち寄った『第三教室』別冊「私と大阪文学学校」に目を通しながら、一人一人、辞められる中塚チューターへのお礼の言葉と日々学んだ思いを述べた。また、山本瑛子が、餞別を手渡した。
中塚チューターからは、お礼の言葉のあと、私は、皆さんが詩を書くことが嫌いになることが無いように、各人の個性は違うのだから、それを作品に生かせば良い、との主旨の話があった。また、皆さんから作品を通じて、実に多様な生き方を見せてもらった、勉強になったとも述べられた。
チューターが辞められるに伴い、クラスを替わる人、卒業する人、休学する人が出た。新学期からは、新しいチューターの元、気も新たに学びたい。ことわざに、逢うは別れのはじめとあるが、その時はその時と思う他あるまい。幹事は、川本順子、種村宏でした。(文責・種村宏)
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≪小原より≫
中塚鞠子さんは、2006年春期からずっと昼間部(木曜日)のクラスを担当してこられました。この3月をもって、年齢・体調面からチューターを退任することになりました。4月からは、現在“昼・詩入門講座”を担当されている近藤久也さんが中塚クラスを引き継ぎます。
今日、二人の新入生。春期[4/6入学式]新入生は20名に達する!★福井県坂井市の78歳女性が読売新聞をみて通教部・小説クラスへ★大阪市の54歳男性が7年半ぶりに夜間部・小説クラスへ再入学
★いきなりオンラインで届いた、福井県の女性の「入学申込書」には次のように記されていいました。
【相手に伝える言葉、また相手の言葉を的確に把握し返答することが大変不得意である事に気がついていました。そんな折り、2月中旬の読売新聞に大阪文学学校の事が紹介されており、考えながら書くことによって私の不適切な話し言葉が是正されるのではないかと思いまして申し込みました。】
影響を受けた作品・作家は、【夏目漱石「夢十夜」 芥川龍之介 三浦哲郎】とのこと。
◎今日の夕方、電話をしてみました。今まで小説を書いたことはないとのことでしたが、言葉少ないながらも意欲的な方で、3/9通教部スクーリングを見学しに文校にやって来るとのことでした。
★大阪市の男性のオンラインによる「入学申込書」には、次のように書かれていました。
【いぜん文校に通ってたのですが、またやってみようと思いました。古代史に興味があるので、そのあたりを書ければと思っています。専科は修了しているので、平野クラスに入れるでしょうか?】
影響を受けた作家として、【村上龍、中上健次、坂口安吾、チャールズ・ブコウスキー】の名前をあげていました。
◎過去の在籍カードを繰ってみると、男性は2014年10月から17年9月まで3年間、夜間部・小説クラス(小原c⇒尼子c⇒平野c)に通っていました。
電話をしてみました。やはり、思っていた人でした。平野クラスでスタートすることにOKを出しました。
(小原)




