文校ブログ

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第3教室の壁に設えてある書架の同人誌コーナーを整理しました。[概算]6日間のべ30時間かけて、2300冊を地下のゴミ置き場に運びました。


【3/15 文校に送られて来ていた30年以上前の、バックナンバー数冊の同人誌の整理・処分にとりかかる】


【30~50年前の、地名が題号に入った同人誌が続々と出てくる!「伊勢路」「近江文学」「九州人」「米子文学」「京阪神文学」「奈良文学」「随筆こうべ」「徳島作家」「瀬戸内海文学」「とやま文学」「神戸文芸」・・・・・・。これらは、できるだけ書架に残した。】
【写真左上で高く積まれているのは、文校の大先輩・田辺聖子さんが属していた同人誌『航路』。その第7号に掲載されている「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で第50回芥川賞を受賞しているが、残念ながらその号は欠号。44号中30冊残っている中で、田辺さんの作品が載っている号は4冊』】


【今回の書架整理に踏み出させてくれ、どんな同人誌を処分すべきか
指南してくれたのは、日野範之チューター。5月に夫人とともに高知県黒潮町に引っ越しするため、摂津市の自宅の本棚にあった小野十三郎・文校初代校長や文校にゆかりのある詩人たちの詩集群の寄贈を申し出てくれたことが発端だった。】


【3/22 翌日から“体験入学”が始まるために途中、パン3個のみで休みなく9時間を費やして、同人誌処分・書庫整理にケリをつけた。200頁の雑誌を15冊ずつビニールひもでくくる見当で、台車にそのくくりを17、8個載せタイヤチューブなどでぐるぐる巻きにした。文校ビルを半周するかっこうで地下1階のゴミ置き場に運び入れた。台車を往復させること全6日間で9回。200頁の雑誌に置き換えると2300冊を運んだということになるのではなかろうか。200頁以下の雑誌が圧倒的なわけで、実際の冊数はもっと多いだろう。】
【ご安心ください。ぼくの知る限りの文校関係の同人誌は1冊たりとも処分していませんので。すでに活動をやめているものも含めてです。】

(小原)

【今日も3名の春期新入生】高知県、長野市、広島市在住で、それぞれ66歳、69歳、78歳の男性が、通教部・小説クラスへ。

◆それぞれ封書、オンライン、FAXで入学申込書がとどいた今日の入学者3名を紹介します。【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人・作品名、です。

●≪1月末以降に4度、メールで質問・お答えを繰り返した高知県高岡郡の男性≫―――→通教部・小説クラスへ
【自分が書いてきた作品に、何が足りないのかを知りたい】
“ヘミングウェイ『A farewell to arms』”

●≪信濃毎日新聞で文校のことを知った長野市の男性≫―――→通教部・小説クラスへ
【70歳の手習い。分野は時代小説。テーマは、小さきもの、見えないものの意気地】
“藤沢周平 他多数”

●≪ネット検索で文校HPをみた広島市の男性≫―――→通教部・小説クラスへ
【社会的なテーマ】
“井上光晴 石川達三 松本清張 城山三郎”

(小原)

森村泰昌さんも、かつて大阪文学学校に在籍されていました。

上の記事は、今朝(20日)の朝日新聞・文化面[全国版]。
下の経歴は、14日の紙面。

朝日新聞・朝刊の“語る――人生の贈りもの――”コーナーに、3/14から美術家の森村泰昌さんが登場しています。全14回とのことで、土曜・日曜をのぞいて連載中です。

森村さんは、70年代末に文校の児童文学クラスに在籍されていました。
今はありませんが、そのころは児童文学クラスもあったのです。

(小原)

『入学案内書』を請求いただいていた189名の皆さんへ、“体験入学”案内ハガキを今から出します。◆23日(木)が1回目の体験入学。

2021年7月以降に『入学案内書』を請求されて、いまだ入学に至っていない方々189名へ今夜、上のような“体験入学”の案内ハガキ〈上;オモテ面 下;ウラ面〉を投函します。公開講座など文学学校が催した公開イベントに参加された方々も含まれています。

◆3月23日(木)から、5日間(3/25、28、31、4/4)にわたる今春の“一日体験入学(オープンキャンパス)”を実施します。25日(土)は午後2時からの昼の部のみ、4月4日(火)は午後6時30分からの夜の部のみです。
大阪文学学校への入学を検討されている方は、ぜひお越しください。
また、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状をお送りします。

(小原)

今春25人目の新入生。高槻市の71歳男性が、通教部/詩・エッセイクラスへ。

大阪府高槻市の男性からオンラインで届いた「入学申込書」に記されていた内容を紹介します。とても説得力があり意欲的な入学動機になっています。
【文学は、昔から好きだったが、生業を建築技術としたため、系統立てて文学を勉強出来なかった。今は仕事が一段落したので、文学の勉強をやり直す好機であると考える。仕事は、まだ続けているので通学は難しいが、通信教育なら継続出来るのではないかと考える。
詩のコースを選んだのは、孫達にジイジの詩集を一冊残してやろうという野望からである。
わたしは、ポエムからほど遠い人間だが、抒情的でない詩があっても良いように思う。テーマは特に決めていないが、孫達が彼等の人生を生き抜けるように応援歌にしたいと考える。もっとも、押しつけがましい教訓的なものを書くつもりはない。】

◎好きな詩人は、【西行、芭蕉、蕪村、ポール・ヴァレリー、宮沢賢治など】とのことです。

◎【NHK朝ドラで、田辺聖子が若い頃に文校に通っていたことで知った】のだそうです。

(小原)