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48、49人目の秋期新入生。香川県の女性が昼間部/エッセイ・ノンフィクション/谷Cへ、大阪市の女性が昼間部/小説/佐伯Cへ。◎途中入学のため、学費を割り引きます。【入学は随時受付中!】

昨日の電話通りに香川県丸亀市の女性が今日、14時少し前に文校に現われました。さっそくエッセイ・ノンフィクションの谷良一Cに入ってもらいました。16時頃にゼミが終わったところで、図書室でいろいろ話をしました。まず、うどんの話。車で淡路島に渡りそこからはバスで来たので4時間かかったとのこと。毎週文校にやって来るのは大変だろうから、来るのは月一ぐらいにしてあとはZoomにしたらどうかというお勧め。
その場で書いていただいた「入学申込書」には、【内容のあるものは書けそうにありませんが、書いている時間が幸せなので、どっぷりはまりたくなりました。】と記されていました。
好きな作家は、【壺井栄・庄司薫・眉村卓】だそうです。
文校のことを知ったのは、【ずいぶん昔に朝日新聞で】とのことです。
・・・・・・・・・・・・・・・
17時頃、大阪市内の女性から電話がかかってきました。今まで電話もメールも全くなかった方です。すぐにも昼間部の小説クラスに入りたいという意気込みがビンビン伝わってきました。比較的人数の少ない金曜日か土曜日をすすめたのですが、火曜日が一番都合がいいとのことでした。電話を切ったあと、昼・小説・火曜担当の佐伯敏光チューターが今、クラス生や出身者たちと文校近くの安酒場≪おくまん≫にいることが分かっていたので、そこへ走りました。プラス1人で19名になるのですが、佐伯チューターはあっさり了解してくれました。
文校に戻り、相手の女性に電話しました。今夜中にでもオンラインで「入学申込書」を送っていただけないか、と。
以下は、19時5分にオンラインでとどいた「入学申込書」の内容です。
【昨日、近所の方から息子さんが文学賞を取られた話を聞きました。その時、私も若い頃何か書きたいと思い少し学校に通ったことを思い出しました。当時のことを思い出していた所、ふと、別にこれから書いても良いんだ!と思いインターネット検索でこちらを知り申込の電話をした次第です。
書きたいテーマは女性の心のひだを表現したいです。】
影響を受けた作品は、【ザリガニの鳴くところ】とのことです。
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入学式から日が経った途中入学ですので、お二人の学費は1万円割引きになります。今後、入学される方はもっと割引きになります。

(小原)

『三田文學』24年秋季号“新同人雑誌評”欄で紹介された大阪文学学校関係者の小説は16編中8編。うち『樹林』から4編★『文學界』へ推薦の3作は、在校生と修了生2名の小説。

◆大阪文学学校発行の月刊誌『樹林』各号から次の4名の小説が、『三田文學』24年秋季号(159号)に取りあげられています。
◇『樹林』本誌[24年5月号/Vol.702]
・・・・・・飯田未和さん(通教部チューター/大阪府)「墓標」
◇『樹林』在校生作品特集号[24年6月号/Vol.703]
・・・・・・鶴鶴天さん(24年9月に夜・西村c修了/兵庫県)「エモーショナル」
◇『樹林』通教部作品集[24年7月号/Vol.704]
・・・・・・麦野あきさん(通教部・石村c/兵庫県)「浸食」
・・・・・・佐伯厚子さん(通教部・飯田c/大阪府)「二日月のしずく」

◆文校関係者のつどう同人誌で発表した小説が、『三田文學』24年秋季号で取りあげられているのは――― ※( )内は掲載同人誌名と通巻号数
◎渡谷邦さん(通教部修了生/岡山県)「Aハウスにて」(「あるかいど」第76号)
◎あまざき葉さん(昼間部修了生/大阪府)「掌編小説集 ゆれあうからだ」(「ignea」11号)
◎岩代明子さん(元・昼間部チューター/大阪府)「一番暗い時間に、彼女は耳をすます」(「ignea」11号)
◎篠原紀さん(昼間部修了生/神奈川県)「ケモノちゃんとウドン」(「フルード」第4号)

◆季刊『三田文學』の“新同人雑誌評”欄で取り上げられた諸作品の中から、半年に3作、『文學界』へ推薦されます。そのうち、1作のみが半期の同人雑誌優秀作として『文學界』に掲載されます。
今回の『文學界』への推薦3作は、在校生と修了生2名の次の作品です。
富久保敦子さん(通教部・美月cを経て休学中/大阪府)「ふたりのワンピース」(「樹林」通教部作品集/24年2・3月合併号/Vol.700)
●若松由希久さん(24年9月まで夜間部などに5年半在籍/大阪府)「わたしはきみをまもらないわたしはきみをしあわせにしない」(「せる」第125号)
●あまざき葉さん(2015年3月まで昼間部に6年半在籍/大阪府)「掌編小説集 ゆれあうからだ」(「ignea」11号)

(小原)

『三田文學』24年夏季号“新同人雑誌評”欄で紹介された大阪文学学校の在校生・前チューター・修了生の小説は16編中7編。★『樹林』通教号(24年2・3月合併号/Vol.700)から4作品も。

◆『樹林』通教部作品集[24年2・3月合併号/700号]から、『三田文學』24年夏季号(158号)に取りあげられているのは―――
◎森田純さん(通教部・大沢クラス/静岡県)「かさぶた」
◎富久保敦子さん(通・美月cを経て休学中/大阪府)「ふたりのワンピース」
◎羽立まどかさん(24年3月に通・塚田c修了/岡山県)「あなたへの手紙」
◎こるりさん(通・谷口cを経て休学中/兵庫県)「お先に失礼します」

◆文校関係者のつどう同人誌で発表した小説が、『三田文學』24年夏季号で取りあげられているのは――― ※( )内は掲載同人誌名と通巻号数
◎若松由希久さん(24年9月まで夜間部などに5年半在籍/大阪府)「わたしはきみをまもらないわたしはきみをしあわせにしない」(「せる」第125号)
◎渡利真さん(修了生/大阪府)「待ち合わせは「河内長沢」駅です」(「飢餓祭」Vol.51)
◎夏当紀子さん(24年6月まで17年間、昼間部チューター/奈良県)「古墳公園の入り口で」(「飢餓祭」Vol.51)

◆◆◆
『三田文學』24年夏季号には、文校修了生の小説とエッセイが載っています。
◎小説は、望月ななさんの「オープンサンド」(約70枚)です。望月さんは、文校に2014年4月から16年9月まで2年半在籍していて、第25回(2019年度)三田文学新人賞(小説部門)を受賞しています。
◎エッセイは、髙木智視さんの「中上健次への旅」(3枚)です。髙木さんは、1990年代に昼間部と夜間部に3年間、2022年春期に夜間部に在籍しています。2005年に第12回三田文学新人賞(小説部門)を受賞しています。

(小原)

一昨日(3日/日曜)の、学生委員会主催の新入生歓迎・文学散歩“京都宇治”に28名の参加。そのうち新入生5名、遠来組は北海道、愛知(2名)、岡山から。夜の懇親会(2次会)には23名◆11/11は第2回学生委員会


【宇治川右岸の朝霧橋のたもとにある宇治十帖石像の前で記念写真】

◆一昨日(3日)、学生委員会主催で“新入生歓迎・24年秋期文学散歩【宇治散策――源氏物語の聖地へ】”がおこなわれました。年に2度企画している文学散歩――今秋のそれには28名の参加がありました。谷良一・昼間部チューターに、事務局の小原も参加しました。
当日は午後1時、京阪宇治駅に集合し、次のコースで宇治市内をめぐりました。
源氏物語ミュージアム⇒宇治上神社⇒宇治十帖の像⇒朝霧橋⇒網代木(あじろぎ)の道⇒平等院鳳凰堂⇒平等院表参道、そしてJR宇治駅から京都駅へ。
午後6時過ぎからは、京都駅北口のセレマビル5階の海鮮居酒屋“京の舞”において、23名で懇親会をもちました。秋の新入生は5名参加。昼・平野c<京都市>、昼・大西c<岸和田市>、昼・津木林c<岡山市>、夜・西井c<空堀商店街>、通教・谷口c<札幌市>からそれぞれ一人ずつ。

◎文学散歩の参加者は、半年前(24・5・12)の大阪四天王寺界隈のとき35名、1年前(23・11・5)の通天閣・新世界のとき37名、(23・5・14)のNHK大阪・大阪歴史博物館・大阪城のとき22名、(22・11・6)の万博記念公園のとき28名、(22・5・15)の京都鉄道博物館のとき23名、(21・11・7)の大阪ミナミ散策のとき20名、(コロナ禍真っ最中の21・5・16)の大阪城散策のとき7名、(20・11・8)の天王寺公園ピクニックのとき18名という記録が残っています。
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◆学生委員会は、新しい委員を募集中です。Zoomからも参加できます。
学生委員会は、ほぼ隔週の月曜日の夜開かれています。
こんどの委員会は、11月11日(月)午後7時からです。
各クラスからいろんな人が集まってきています。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。

(小原)

市街地ギャオさん<大阪文学学校昼間部・休学中>の第40回太宰治賞受賞作『メメントラブドール』(1,400円+税)が筑摩書房から発売中!★10/31(木)毎日新聞・夕刊に書評!


★金原ひとみさんによる帯文 ★第46回野間文芸新人賞候補作にノミネート中


★10/31(木)毎日新聞・夕刊における渡辺祐真さんによる“書評”

●市街地ギャオさん<大阪市/1993年生まれ>は、2018年4月に大阪文学学校へ入学し、夜間部本科小説・小原政幸クラスに1年間だけ在籍していました。その後、23年4月に昼間部に再入学し、本科小説・大西智子クラスに1年間属しました。24年4月からは休学中。

24年7月3日・文校ブログ“お知らせ”欄参照