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10/19神戸新聞・文化面“同人誌”欄において、大阪文学学校生2名[鵜川澄弘<通教部・石村C>・瀧川さより<夜間部・休学中>]がそれぞれの所属同人誌で発表した小説が取り上げられています。

◎10/19神戸新聞紙上で、評者の葉山ほずみさんによって取り上げられた鵜川澄弘さんの小説は、同人誌『組香』10号に掲載されている「ユア・ビューティフル・ネーム」。
さいたま市在住の鵜川さんは、大阪にいた時分の2010年10月に大阪文学学校・夜間部に入学し、関東に移った後も通教部に在籍し続けています。

◎同じく神戸新聞で紹介された瀧川さよりさんの小説は、同人誌『星座盤』19号に掲載されている「あなたについていく」。
西宮市在住の瀧川さんは、2019年10月に文校昼間部に入学し、現在は夜間部を休学中。

◆『組香』、『星座盤』の2誌とも、大阪文学学校の修了生が集っている同人誌です。

◆『組香』、『星座盤』どちらも文校第3教室の“同人誌販売コーナー”に並んでいます。

(小原)

教室に10名集い、25年秋期・学生委員会が始動。まだまだ委員を募集中!★学生委員会主催の11/2新入生歓迎・文学散歩[阪急電車でGO!宝塚へ]の申込は今日現在、18名。まだの方、急いでください。

今夜7時から、2025年度秋期第1回大阪文学学校・学生委員会が開かれました。
夜間部・昼間部の各クラスから、10名の教室出席がありました。そのうち、1名は<学生委員会との連絡委員>、1名は見学、1名はずっと学生委員をやってきて9月で委員をやめることになった人。【<学生委員会との連絡委員>は、学生委員のいないクラスで、委員会がメーリングリストで発する連絡事項をクラス内に伝える役目を担っていただきます。必ずしも学生委員会の集まりに出席する必要はありません。】

各々の自己紹介の後、学生委員会の活動内容を説明しながら役員選びに移り、委員長に林隆司さん(夜・谷口c)が再任されました。《樹林・在特部》キャップは来春の在特号<樹林5月号>が完成するまで林委員長が兼務し、サブカップを矢神紅葉さん(夜・平野c)が務めることになりました。
《新聞部》キャップは決まらず、さしあたり委員長預りとなりましたが、次の学生新聞は11/2文学散歩後に発行する予定です。《イベント部》キャップは堀越千歳さん(夜・松本c)が続投することになりました。

その後、これから半年間に各部でやるべきことを話し合いました。
11/2新入生歓迎・文学散歩[阪急電車でGO!宝塚へ]の参加申込は今のところ、新入生をふくめて18名です。懇親会の店も抑えてあります。
ゲラ校正の最終段階にある『樹林』11月・在校生作品特集号は、11月11日(火)に仕上がってきて、11月23日(日)に学生委員会主催の『樹林』在特号・合評会がおこなわれます。
8時20分ごろに、話し合いを終えました。有志は、文校近くで飲みに出かけました。

★学生委員会は、まだまだ委員を募集中です。
次回(第2回)の学生委員会は、11月10日(月)です。それ以降もほぼ隔週の月曜日の夜に開かれます。
各クラスからいろんな人が集まってきています。Zoomからも参加できます。
1回だけでもいいですから、気軽にのぞいてみてください。

≪以上、林委員長から聞いたことを小原がまとめました≫

秋期51人目の新入生、かつ303人目の在校生は、岡山市の40代前半の女性。18日(土)の本科・大西クラスを見学したあと、2次会にも参加し、その日の夜に「入学申込書」をオンラインで届けてくれました★【入学随時受け付け中】

岡山市の女性からオンラインでとどいた「入学申込書」には、次のように記されていました。昼・小説本科・大西クラス(土曜)へ入ります。教室とZoomを併用。

○入学のきっかけ/書きたいテーマ・・・
【数年前から部屋の片付けをしています。その過程で、どうしても捨てられない、いや、捨てたくない資料を直視することになりました。この資料をどうにか活かせないだろうか? ふつふつと沸いてきたのは小説したい! という淡い期待でした。それでも小説なんて書いたことがない。試行錯誤して数年が経ちました。書くというのは孤独な作業でした。ここ最近感じていたのは、仲間に出会えたら、諦めずに続けられるかもしれないという希望です。公開講座へのZOOM参加を経て、体験入学を2度も経験させていただき、ついに今日(10/18)、文校で合評に伺いました。志を持つ方々との交流は情熱に満ちており、小原事務局長の「熱の冷めないうちに」というお言葉に背中を押されて、手続きをしております。
一番書きたいのは歴史小説ですが、現代小説にも寄り道をしてしまう今日この頃です。】
○影響を受けた作品・作家・詩人・・・
【『恋歌』『白光』朝井まかて 『鹿の王』「守り人シリーズ」上橋菜穂子       『小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯』古川智映子】
○文校(募集)を知ったのは・・・
【Wikipediaで朝井まかてさんのご経歴を検索したところ、大阪文学学校にたどり着きました。】

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今秋、新入生51名を迎え、在校生総数は303名に達しました。(ほかに休学生81名)
まだ秋期入学を受け付けています。教室での組会(クラスゼミ)を見学できます。Zoomからも見学できます。

(小原)

【今朝(10/18)の朝日新聞・読書欄】・・横尾忠則さんに、著者・小泉凡/聞き手・木元健二『セツと八雲』(朝日新書)が取りあげられる★木元健二さんは今秋期、大阪文学学校の通教部チューターに就きました。


【10/18<土>「朝日新聞」読書欄】


【著者・小泉凡/聞き手・木元健二『セツと八雲』(朝日新書/870円+税)のカバー】

◆木元健二(きもと・けんじ)さんは、10月から音谷健郎さん(81歳)に代わって、大阪文学学校通信教育部/エッセイ・ノンフィクションクラス[専科・研究科]を担当されます。
木元さんはすでに3度(6/22第1回・通教部スクーリング、9/14第2回スクーリング、10/5入学開講式)、横浜から文校へ駆けつけられています。

■木元さんは、9月21日<日>朝日新聞のコラム“日曜に想う”において、吉田修一の連載小説「国宝」に関連し、大きく取り上げられています。
9月24日・文校ブログをご覧ください。

★木元健二さん(一九七〇年生)のプロフィール
大阪府出身。94年朝日新聞社入社。高松支局を振り出しに、週刊朝日編集部などに勤務。文化くらし報道部時代、連載小説『国宝』(吉田修一)と『グッドバイ』(朝井まかて)の担当編集者。25年9月刊行の朝日新書『セツと八雲』(朝日新聞出版)でインタビュアー(聞き手)を務めた。単著に『わたしの鳥取』(今井出版、08年)、共著に『いいひと賞』(講談社、10年)。文校には、03年秋期から2年間在籍。

(小原)

【10月12日・日本経済新聞(日)文化面】中上紀さん<11/8文校・特別講座ゲスト>の寄稿エッセイ・・・父・中上健次(46歳の1992年没)によって1990年に設立され今もつづく《熊野大学》について

中上紀(なかがみ・のり)さんは、11月8日(土)午後4時、東京から文校教室にやって来てくれます。そして、葉山郁生・大阪文学協会代表理事を相手に、「私の創作のこと、中上健次のこと」というテーマで存分に語っていただきます。
25年10月15日・文校ブログ参照。

中上さんのエッセイが載った10/12日経新聞を事務局に届けてくれたのは、昼間部・津木林クラスに毎週土曜日、岡山市から高速バスで通って来る70歳代の川又さんです。感謝です。
添えられていたメモ書きには、「このエッセイで、熊野大学と大阪文学学校の立ち位置が何か同じ文脈(草の根の文化拠点)にあると感じました」とありました。

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★【まだコロナの真っ只中だった2022年7月の夏季合宿<学生委員会主催>は、“熊野三山・新宮への旅”でした。大型バスをチャーターして、2日がかりで紀伊半島南端をめぐる“旅”には41名の参加がありました。
22年7月19日・文校ブログ(小原・記)に詳細を載せてあります。
以下は、その文校ブログからの抜粋です。
1日目の最後に、新宮市立図書館内の中上健次コーナーで著作や資料をくいいるように見て回りました。その後、宿泊先についてからのことを書いてあります。】★
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民宿に着いてまもなく、新宮が生んだ作家・中上健次についての辻本雄一・佐藤春夫記念館館長による60分間の講演がはじまった。辻本さんは、自ら作成した中上の略年譜(B4紙・4枚)をもとに話される。中上が、文校で講演(タイトル「物語の定型」)をした日時が、1978(昭和53)年7月11日であることを教えていただいた。それは、「岬」で芥川賞を受賞した2年後、中上31歳のとき。
文校の通教部本科のテキスト(講義録集3)に、中上の講演録が載っているので、文校で講演してもらっていることは明らかだったのだが、おこなわれた日時が、テキストや「30年略年表」などどこにも見当たらないままだったのだ。
新宮高校(辻本さんは中上の1学年上)を卒業して東京へ向かった中上。作家になってからも、たびたび新宮に戻って来て、文化活動にいそしんでいる様が、辻本さんのお話の中で強く印象に残った。「部落青年文化会」を組織し連続公開講座(金時鐘さんも講師を務めている)を開いたり、高校の同級生を中心に「隈ノ会」を結成したり、今もつづく市民講座「熊野大学」を発足させたりしている。また、日ごろから懇意にしていた歌手の都はるみを新宮に招いて、神社の境内で何度か歌ってもらっている。

(小原)