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Zoomを併用して、6月21日(土)午後~22日(日)午前に《通教部プレ・スクーリング》を開催◆今からでも参加を希望する通教生には、作品コピーを送ります★プレを含むスクーリングの参加予定は、全国から75名(うちZoom6名)


≪プレ・スクーリングのグループ分け≫

通信教育部のプレ・スクーリングでは、『樹林』7月号(通教部作品集)に載らなかった作品を合評します。21年6月から、自宅からオンライン(Zoom)でも参加できるようになっています。

今日(6/12)現在、プレ・スクの小説組に23名が参加予定で、沖縄、宮崎、岡山(2)、三重、福井(2)、長野、新潟、静岡、神奈川から文校教室にやって来ます。また、青森、北海道からはZoom参加。
詩・エッセイ組は、希望者がごく少数だったため開きません。

チューター出席は4名(大西智子、佐伯敏光、若林亨、津木林洋さん)。大西さん、佐伯さん、津木林さんは昼間部担当チューター、若林さんは通教部担当チューター。

小説組23名の方々へは、すでにプレ・スク用の作品コピーをお手元に届けてあります。

今からでも参加を希望する通教生には、作品コピーを送ります。電話かメールで事務局まで至急ご連絡ください。
【作品提出は、もうダメです】
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◆「出欠ハガキ」によると今日までに、6/22(日)通教部スクーリング(プレのみも含め)の出席予定は69名。ほかにZoom参加6名。
「出欠ハガキ」を、まだ出されていない方は至急お願いします。メールか電話でもかまいません。スクーリングのクラス分けや、Zoom使用クラスの選定などの都合があります。

◆スクーリングを欠席される方からは、すでに届けられている『樹林』7月月号(通教部作品集)掲載作への感想(コメント)をメールやFAXで募ります。スクーリングの合評において口頭で作品批評する代わりに、またクラス員やチューターと密なつながりをつくっていくために、ぜひ感想(コメント)を寄せてください。
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●大阪文学学校への入学を希望されている一般の方も、6/22通教部スクーリングを見学(Zoomでも可)できます。ご連絡いただければ、スクーリングのとき合評用のテキストとなる『樹林』7月号をお送りします。
すでに、徳島市の方がZoomで詩・エッセイクラスの見学を申し込まれています。

(小原)

【【速報】】夏木志朋さん<大阪文学学校修了生>直木賞候補に初ノミネート。中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社>で。★今日の昼間、夏木さんから文校事務局へ“報告とお礼”のメール、電話をいただきました。


上の記事は、今朝(6/12)の毎日新聞・社会面からです。
他の全国紙の社会面やテレビ、ネットのニュースでも一斉に報じられました。

▲日本文学振興会から、第173回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2025年上半期)の候補作が発表されました。受賞作を決める選考会は7月16日(水)、東京・築地の「新喜楽」でおこなわれるとのことです。
直木賞の選考委員は次の9氏(五十音順)です。――浅田次郎、角田光代、京極夏彦、桐野夏生、辻村深月、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき、米澤穂信

▲夏木志朋(なつき・しほ)さんは1989年大阪府生まれで、2016年4月から17年3月まで1年間、大阪文学学校昼間部・森口透クラス(土)に在籍していました。そして19年12月、応募総数611作の中から第9回ポプラ社小説新人賞(賞金200万円)を受賞しました。その500枚の受賞作は、応募時の「Bとの邂逅」から『ニキ』に改題し、20年9月にポプラ社から刊行されました。その後、22年9月、文庫化に際して更に『二木先生』と改題し、デビュー作としては異例の累計16万部超えの大ヒットとなっています。
そして4年数カ月ぶりに新作として刊行された中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社/税込1,760円>が、直木賞候補作6冊の中に選ばれました。

2025年5月13日・大阪文学学校ブログ参照
2020年9月16日・大阪文学学校ブログ参照

▲今日の午後1時30分ごろ、こちらから“お祝いと激励”の電話をする前に、夏木さんのほうから文校事務局へメールと電話がありました。
メールの一部を紹介します。
―――≪・・・・・・今回の直木賞の候補になりました。選考会は7月16日で、結果はまだ先ですが、お礼をお伝えしたく、ご連絡いたしました。御校で学ばせていただき、ありがとうございます。
・・・・・・今回のノミネートは、これからも頑張りなさいという激励だと捉えて、今後も精進しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。・・・・・・≫
その時刻には、ぼく(小原)は出局していなくて、3時30分ごろ折り返しの電話をし、20分ほど話しました。上のメールからも窺えますが、夏木さんの思いやりのある人柄があらわれているエピソードを聞くことができました。――数年前、夏木さんの『ニキ』を読んで深く感銘した群馬県の若い女性が、夏木さんが大阪文学学校で学んでいたことを知り、文校の通教部へ入学したきたことがあったのです。その女性の要望を受けて、長文のファンレターを夏木さんに取り次ぎました。しばらく経って、夏木さんから長い返事を託され、群馬県に郵送したことがありました。そのファンレターを、夏木さんは大事にして今も手元に残しているそうです。



『Nの逸脱』に収められている3編の≪あらすじ≫を、【時事ドットコムニュース】から引用します。

「場違いな客」
爬虫類のペットショップでアルバイトをする金本篤は、売れ残ったフトアゴヒゲトカゲが処分されそうになるのを見て、店長に譲ってくれと頼む。だが、提示された金額はあまりに高額で手が出ない。「ある男」を強請って金を得ようと一計を案じるのだが、自ら仕掛けた罠が思いがけぬ結末を呼び込んでしまう……。

「スタンドプレイ」
生徒たちにいたぶられ精神的に追い詰められていた高校数学教師・西智子は、深夜の満員電車で非常識な若い女と遭遇する。冷静になろうとするが高ぶる感情が抑えきれず、駅で降りた見知らぬ若い女を追尾し始めて……。

「占い師B」
占い師・坂東イリスのもとに、弟子にして欲しいという若い女性がやってくる。一見、優秀そうにも見える彼女は、やることなすことズレていて、失敗ばかり。クビにしようとしてもしつこく食い下がり、ぜひ自分を占い師にしてくれと訴えるのだが……。

(小原)

≪6/9(月)≫通教部生・休学生などへ『樹林』7月号(通教部作品集)を発送!◆6/22通教部スクーリングの見学(Zoom可)を希望される一般の方へも、『樹林』7月号をお届けします。ご連絡ください。


【『樹林』7月号(通信教育部作品集)の目次。作品名と作者名がズラッと並ぶ】

216ページ立ての『樹林』7月号は、2日前の6/9(月)昼に印刷所からが仕上がってきました。
小雨の中そっこく、真銅・事務局員が台車で谷町郵便局に運び込み、北海道から沖縄まで全国41都道府県にまたがる通教部生131名と通教部チューター12名に発送しました。同封したチラシは、≪昼・夜間部の『樹林』在特号の合評会週間<6/10~14>の作品リストおよび6月の公開講座などの日程≫を載せたものです。
今日あたり、ほとんどの方のところには着いているのではないでしょうか。

『樹林』7月号は、6/22(日)通教部スクーリングの合評テキストになります。該当クラスの作品をしっかり読んで、合評会に臨んでください。感想をメモしておくことをお薦めします。
郵便到着が遅くなっている実情を考慮して、『樹林』7月号のPDFファイルを6/3文校ブログで公開しています。こちらも活用してください。

また、休学生の皆さん(81名)にも郵送し、元チューターなど文校関係者や、新聞社、出版社、図書館へも寄贈しました。

定期購読の皆さん(40名)への『樹林』7月号の発送は、もうしばらくお待ちください。もうすぐ仕上げる予定の「文校ニュース」6月号といっしょにお届けしたいと思いますので。

昼間部、夜間部生の皆さん(176名)は、クラスゼミで来校のおり、教室の机の上から『樹林』7月号を持ち帰ってください。Zoomで合評に参加している遠方の皆さんへは、順次郵送しています。

●『樹林』7月号に自分の作品が載っていて講読を希望される方は、事務局まで何冊でも申し込んでください。1冊650円です。すぐお送りします。

●6/22通教部スクーリングの見学(Zoomでも可)を希望される一般の方へも、ご連絡いただければ、『樹林』7月号をお送りします。

(小原)

3/28オープンキャンパス(体験入学)に参加していた28歳女性が昨日の夕方、文校をたずねてきて夜間部・西井クラスへ入学手続き!5時間後には、新入生「課題ハガキ」がメールで届く【随時入学受付中/学費は割り引きます】

昨日、年間学費を通常より〇万〇千円割り引いて入学手続きをされた大阪市の女性は今週から、夜間部・本科小説・西井隆司クラス(金)に加わります。
その女性で、今春の新入生は69名、在校生総数は307名(ほかに休学生81名)になりました。

大阪市の女性の「入学申込書」をピックアップします。
◎書きたいテーマ
【「寂しさ」を表現できる小説が書きたいです】
◎影響を受けた作家
【小川洋子、梨木香歩】
◎文校(募集)を何で知りましたか
【インターネットのホームページ】

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◆大阪文学学校に関心のある方、入学を検討されている方は、いつでも昼・夜間部のクラスゼミを見学できます。教室だけでなくZoomでも見学できます。新入生(本科)クラスは、どの曜日のどの時間帯にやっているのか、文校HPのトップページでご確認ください。
メールでも電話でも、事務局までご連絡いただければ、見学予定の日に合評するクラス生作品をお届けします。
また、6月22日(日)に行われる通教部スクーリングも見学できます。スクーリングのテキストになる『通教部作品集』もお届けできます。

(小原)

本日公開!「詩時評(第41回)」(松本衆司執筆) ◆「詩同人誌評(第13回)」(中塚鞠子執筆)、「小説同人誌評(第44回)」(細見和之執筆)も公開中!

本日、「詩時評(第41回)」(松本衆司執筆)を公開しました。

『樹林』本誌上で2019年5月号(通巻652号)まで連載されていた「小説同人誌評」(細見和之執筆)と「詩時評〈詩集評〉」(松本衆司執筆)はその後、当HPのトップページ上に公開の場を移しました。
21年3月からは、あらたに「詩同人誌評」(中塚鞠子執筆)もくわわりました。
それぞれ原則、年4回執筆で、「小説同人誌評」は通算で44回目、「詩時評」は41回目、「詩同人誌評」は13回目になります。

公開済みの小説同人誌評、詩時評、詩同人誌評の一覧はこちら