文校ブログ

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大阪文学学校在校生が続々、文学賞に入賞!◎武市亜由美さん(通教部)が氷室冴子青春文学賞の準大賞◎中村佳子さん(昼間部)が人生十人十色大賞の短編部門で入選◎佐伯厚子さん(通教部)が文芸思潮・エッセイ賞で奨励賞

◎大阪府の武市亜由美さんは最初、2014年10月に文校通教部入学で休学・退校・再入学を経て現在、通教部研究科・石村Cに在籍。第6回氷室冴子青春文学賞の準大賞を受賞した小説は、「甘栗は組長の特権」(66枚)。賞金10万円。なお、568編応募のあった今回は、“大賞なし”だったので、武市作品が実質第1席。審査委員は久美沙織・澤田瞳子・町田そのこの三氏。
受賞作「甘栗は組長の特権」全文と審査委員講評は、次のサイトで読むことができます。
https://estar.jp/official_contests/159802

◎兵庫県の中村佳子さんは、2023年10月に文校昼間部に入学で、佐伯Cを経て10月からは伊藤Cに進級します。第8回人生十人十色大賞<文芸社主催/毎日新聞社後援>の短編部門で入選した作品「最後のデュエット」(7枚)は、佐伯Cの合評会にかけています。応募1133編の中から入選した30編は、合同作品集として文芸社から26年春に出版されることになっているそうです。

◎大阪府の佐伯厚子さんは、2016年4月文校昼間部入学で20年4月からは通教部に移り現在、研究科・飯田Cに在籍。文校10年生になりますが、一度も休学していません。応募が196編あった第20回「文芸思潮」エッセイ賞で奨励賞に選ばれた作品は「樟脳の香り」。奨励賞は、最優秀賞、優秀賞に次ぐもの。選考結果は、「文芸思潮」第97号(9月末発売予定)で発表されるとのことです。
佐伯厚子さんは、23年1月に第18回木山捷平短編小説賞を受賞しています。222編応募の中の1等賞で、賞金50万円でした。受賞作「遠い入道雲」(42枚)は、22年春期の通教部提出作(30枚)を書き直して膨らましたもの。

(小原)

【【速報】】祝☆平石蛹さん(大阪文学学校夜間部修了生)の「ギアをあげた日」(450枚)が第38回小説すばる新人賞[集英社主催]を受賞!

平石蛹(ひらいし・さなぎ)さんは、2019年10月から1年間、文校夜間部・西井クラス〈金〉に在籍されています。現在、28歳。
平石さんは今までに、2022年度の第57回北日本文学賞[北日本新聞社主催]の選奨<第2席>を受賞しています。小説タイトル「渦の底から」(30枚)。

小説すばる新人賞の選考委員は、五木寛之・北方謙三・辻村深月・宮部みゆき・村山由佳(五十音順)の五氏で、副賞は200万円。応募総数は、例年1000編を超えています。
発表は、10月17日発売の『小説すばる』11月号で、平石蛹さんの「受賞のことば」も載ります。
受賞作「ギアをあげた日」は、集英社から単行本化されることになっています。

(小原)

プレ・スクーリング初日に通教部生が、教室に7名、Zoomから3名◆明日・14日午後のスクーリングには、全国から通教部生73名(うちZoom12名)が参加予定★合評会後の“全体交流会”まで参加し、クラスの枠を超えた交流を!


《佐伯敏光・昼間部チューターを中心にした合評会風景(教室5名)》


《津木林洋・昼間部チューターを中心にした合評会風景(教室2名+Zoom3名)》

通信教育部の2025年度春期第2回スクーリングをあしたに控え、きょう(土)午後3時からプレ・スクーリングがもたれました。
コロナ禍の時世になって、スクーリングでは一部のクラスで20年6月からZoomを併用していますが、プレ・スクーリングでも21年6月から利用しています。
岡山(2名)、大阪(2名)、三重、新潟、神奈川それぞれからの通教部生7名を教室に迎え、Zoom参加の3名(長崎、福岡、北海道)を交えた合評会の仕切り役・助言役として、昼間部チューターの津木林さんと佐伯さんに出席してもらいました。

2部屋に分かれて、『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)に載っていない小説4編ずつを津木林組は2時間30分、佐伯組は2時間15分かけて合評しました。和気あいあいの中にも厳しい意見もあり、密度濃く。
参加希望者には前もって、グループ別に4編ずつコピーを郵送してありました。

◆あした午前のプレ・スクに参加する通教部生は16名(うちZoom3名)で、小説組2グループに分かれ、チューター陣からは若林亨さん(通教部)と大西智子さん(昼間部)。【詩/エッセイグループは、希望者がごく少数だったので、開きません】

◆あした午後のスクーリングは、午後0時30分から文校教室で開始されます。最初の【全体スピーチ(PM0:35~1:15)】は、冨上芳秀さん・音谷健郎さんそれぞれの≪文校チューターを退任するにあたって≫です。冨上クラス出身の修了生も数名、駆けつけられるようです。
その後、専科・研究科担当講師の簡単な紹介をはさみ、1時30分から9会場に分かれて『樹林』8・9月合併号(通教部作品集)掲載作の合評会、5時からは教室で全体交流会。ビールとドリンクはすでに、空堀商店街の酒屋さんに運んでもらい氷で冷やしてあります。お寿司やつまみも事務局で準備します。
合評会で外に出たクラスも、また文校に戻ってきて、全国からの仲間とクラスを越えて交流してください。他クラスの同郷の人とも出会えます。ほぼ全員にマイクを持ってもらい、スクーリングの感想を述べたり自己PRをしていただきます。

◆スクーリングの出欠状況には、日々変動がありますが、今のところ通教部生73名(うちZoom12名)の参加が見込まれています。
通教部チューターは、12名全員(須藤cを代行している谷口・夜間部チューターも)出席されます。さらに、秋期から新しくチューター団に加わる三氏(西田恵理子・林美佐子・木元健二)も担当予定クラスに参加されます。
きょうのプレ・スクーリング参加組にくわえ、新たに遠方から文校にやって来る関西圏外の通教部生は、宮城、福島、栃木、千葉、東京③、静岡、愛知、富山、福井、徳島、岡山④、島根、福岡②、宮崎、沖縄からです。

◆文校入学を検討されている方は、あしたのスクーリングを見学(ZoomでもOK)できます。事前連絡なしでも、大丈夫です。

(小原)

【今日・9/13(土)】朝日新聞<朝刊>社会・総合面<31面>・・・第27回小野十三郎賞〈詩集部門〉に岡本啓さん、〈詩評論書部門〉に江畑實さん、高橋修宏さん


《今朝の朝日新聞・社会面》

9月12日・大阪文学学校ブログ 参照

◆賞金は、詩集部門の岡本啓(おかもと・けい)さんに30万円、詩評論書部門は2人受賞のため、江畑實(えばた・みのる)さん、高橋修宏(たかはし・のぶひろ)さんに各15万円です。
10月5日(日)午後2時よりの大阪文学学校の秋期・入学開講式の中で行われる第27回小野賞授与式において、賞金は授与されます。

◆大阪文学学校発行の文芸誌『樹林』26年1月(冬期)号で、第27回小野十三郎賞の受賞者(三氏)の「受賞の言葉」や詩部門・詩評論書部門それぞれの選評(六氏)を掲載します。

【小野十三郎賞事務局】

【18人目の新入生】昨夜遅く、オンラインで「入学申込書」が届いていました。兵庫県の57歳男性で、夜・小説クラス(金)へ。文校OBの職場の同僚から勧められたとのこと。

兵庫県加古川市の男性も、昨日紹介した東京の男性と同じように、メールや電話などによる事前の問い合わせなしに、オンラインで「入学申込書」を送ってこられました。
「申込書」の中に、文校のことを知ったのは【友人からの紹介】とありましたので、今日の昼過ぎに電話をしてみました。その“友人”とは、24年3月まで、夜間部・小説クラスに1年半在籍していた兵庫県明石市の男性Kさんであることが分かりました。職場では、同じ部署にいるとのことでした。

「申込書」の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”欄には、【昨年、長年連れ添った妻を病気で亡くしました。7年半の闘病生活を経て、1人になった今をあらためて見つめ直す為に小説として残したい。】と記されていました。
また“影響を受けた作家・作品”は、【山崎豊子『大地の子』】とのことです。

(小原)