『卓球王国』24年2月号の中で、91歳の二谷世津子さん(大阪文学学校・通教部生)が3度登場!
【23年11月30日→12月3日/千葉県・流山市民総合体育館 2023年全日本卓球選手権(マスターズの部)】―95頁
【23年11月14日→15日/大阪・Asueアリーナ大阪 西日本レディース卓球フェスタ2023 in OSAKA】―147頁
【『卓球王国』24年2月号の編集後記(一部抜粋)】―210頁
◆大阪文学学校7年生の二谷さんについては、24年1月10日・文校ブログでも紹介してあります。
(小原)
津木林洋・大阪文学学校チューターが、小説集『遠景マーナ美容室』(文藝春秋企画出版部/1,650円)を刊行!
昼間部小説クラスと公開講座〔夜・文章講座〕を掛け持ちで担当されている津木林洋さんが、短編6編を収めた小説集『遠景マーナ美容室』を刊行されました。文藝春秋企画出版部の発行で、定価1,650円。
同人誌『作家』、『せる』、『ジラフ』に発表していた5編を収録し、表題作になっている「遠景マーナ美容室」を書き下ろしています。
◇津木林チューターの担当する公開の〔夜・文章講座③〕は2月5日(月)午後6時30分からです。
それに向けた課題作の提出はいま現在、12名からあります(①回目・22名 ②回目20名)。③回目の課題作の締切は、明日(1/27)です。
明日・午後3時から馳平啓樹講師の担当する〔昼・文章講座②〕に参加される方は、その講座の始まる前に、〔夜・文章講座③〕の課題作は事務局まで持って来てください。
(小原)
公開講座/昼・文章講座(第2回)のZoom配信のご案内
公開講座/昼・文章講座のZoom配信を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。
※在校生以外は、事前に視聴料をお支払いいただいた方のみ、視聴可能です。詳細は、10/5文校ブログをご覧ください。
1月27日(土)15:00〜17:00
23年秋期《公開講座》昼・文章講座(第2回)
Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 894 7155 1963)
https://us02web.zoom.us/j/89471551963
上記リンクをクリックしたあと、お知らせ済みのパスコードを入力すると、視聴することができます。
なお、講座資料のPDFファイルは、下記リンクからダウンロードできます。
テキスト「サラサーテの盤」.pdf
閲覧パスワードは、Zoom視聴用のパスコードと同じです。
開始10分前から入室可能です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。
当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)講師から特に指示がない場合、視聴中はマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前、または視聴申込みの際のお名前にしておいてください。
『三田文學』2024年冬季号(No.156)の“新同人雑誌評”欄で紹介された文校関係者の小説は、<加藤有佳織・評>コーナーで8編中4編、<佐々木義登・評>コーナーで9編中7編。◆『樹林』695号〔23年8・9月合併号/通教部作品集〕から石丸明、内山秀樹、こるりの通教部生3名の小説。◆所属同人誌から夜間部生・尾代余音の小説。さらに文校修了生5名の小説もそれぞれの所属同人誌から。
『三田文學』2024年冬季号(No.156)の“新同人雑誌評”欄で取り上げられた文校関係者の小説は、次のとおり。( )内は、同人雑誌名と通巻ナンバー。
◆大阪文学学校・在校生
・石丸明「背中」(「樹林」Vol.695/通教号)――福岡県/今期は通教部・休学
・内山秀樹「七十歳の大きな壁」(「樹林」Vol.695/通教号)――岡山県/通教部・高橋C
・こるり「どーも、メンヘラです」(「樹林」Vol.695/通教号)――兵庫県/通教部・谷口C
・尾代余音「その話は犬猫を全て殺してからにしよう或いは北緯三十三度一分西経四十度二十六分を向いた軽率なパロディ」(「せる」第123号)――兵庫県/夜間部・西村C
◆大阪文学学校・修了生
・後藤高志「あの日カプセル」(アンソロジー「もし今、○○に戻れたら」)
・吉川猛「返済」(「せる」第123号)
・谷口あさこ「蝶の行方」(「せる」第123号)
・瀬戸みゆう「刺す」(「半月 すおうおおしま」第10+3号)――山口県
・水無月うらら「やわらかな鯨」(「星座盤」Vol.17)
(小原)
【速報】寺田勢司さん(大阪文学学校修了生)、第27回「伊豆文学賞<小説・随筆・紀行文部門>」最優秀賞受賞! 賞金100万円! 寺田(猪村)さんは、去年11月にも第40回「さきがけ文学賞」(賞金50万円)を受賞しています。
大阪文学学校夜間部修了生の寺田勢司(てらだ・せいじ)さんが、歴史小説「破城(はじょう)の主人(あるじ)」(80枚)で、第27回「伊豆文学賞<小説・随筆・紀行文部門>」最優秀賞を受賞しました。応募総数は245編で、内訳は小説194編・随筆39編・紀行文12編。
大阪府吹田市の寺田さんは、2019年4月に文校夜間部に入学し、前期は小原クラスで、後期は西井クラスでした。本科修了後、1年間休学。
小原クラスの時代、時間がもったいないからと電車や地下鉄は使わず、自家用車で通って来ていました。それでもクラスゼミ後の、居酒屋〈すかんぽ〉での2次会には毎回顔を出していました。酒は飲まずに、皆とのにぎやかな文学的談笑に加わっていました。
以下は、「伊豆文学賞」を主催する静岡県のHPからの抜粋です。
◆最優秀賞「破城の主人」のあらすじ(作者自身による作品紹介)◆
天明六年の八月、十代将軍家治逝去を皮切りに、その権勢に比肩するものが居なかった田沼主殿頭意次は凋落の一途を辿っていた。翌年十月には五万七千石の石高を誇った遠江は相良の領地からの転封と相良城の破却の沙汰が御公儀より下された。
城を預かる倉見金太夫は明け渡しに向けて事務処理に追われていたがその最中にかつて仕官していた三好四郎兵衛が櫓に立て籠もり主人である意次の入城を要求した。
次々と相良に到着する幕使との折衝と、四郎兵衛の説得に追われる金太夫は自分の中に芽生えた思いに気が付きながらも城代としての務めを果たすため、主人意次の沙汰を待つ。
城地明け渡しの当日、間一髪のところで意次からの書状が届き、四郎兵衛は観念して櫓を明け渡す旨を伝えるもその矢先、廓に二発の鉄声が鳴り響き、四郎兵衛は屠腹する。
四郎兵衛の自害をもってして籠城劇は幕を閉じ、相良城は開城と相成った。
◆「破城の主人」についての審査員コメント◆
落城の様子を見てきたようにつづる著者の文章は圧巻。相良城に籠城中、「鯵の干物諸共、七輪を火薬樽の中に放り込みまするぞ」という家臣四郎兵衛のセリフが愉快ユカイ。これからプロの作家としての活躍が楽しみである。
(審査員:嵐山 光三郎)
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寺田勢司さんが去年11月に受賞した第40回「さきがけ文学賞」(秋田魁新報など主催)については、23年11月8日の文校ブログをご覧ください。
寺田さんは今後、猪村勢司のペンネームは使わず、本名の寺田勢司で書いていくとのことです。
(小原)