文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2025年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

2カ月前に文校を訪ねて来たとき、“出版したら絶対売れる”と強調していた大阪市の55歳・女性から、オンラインで「入学申込書」がとどく。昼間部/エッセイ・ノンフィクション/谷クラスへ。今秋期、16人目の新入生。

大阪市の女性が、文校を訪ねて来たのは、6/30と7/9の二度。“100話ぐらい考えている。出版したら絶対売れる”と壮語とも受け取られかねないことを言っていたことが印象に残っています。「入学申込書」がいつ届くかと気になっていましたが、やっと今日とどきました。

以下に、電話して了解を取りましたので、その女性の「入学申込書」の記載内容を紹介します。
▼“入学のきっかけ”は、【印税ドバドバと、ジョニー・デップに会うため】
▼“書きたいテーマ”は、【子どもの超絶反抗期や不登校・中学受験失敗、職場でのパワハラ、介護、がん、うつ、精神病院……もう“人生てんこ盛り”のネタを経験してきました。
それをただ暗く語るんやなくて、毒づきながらも笑いに変える“大阪のオカン視点”で書いていきたい。旦那への愚痴も時にはスパイスにしながら、私はエッセイを書くことで人生を取り戻しにいったる、と思っています。】
▼“影響を受けた作家”は、【影響を受けたわけではないが、好きなのは夏目漱石】
▼文校(募集)のことを知ったのは、【父も生前執筆活動が好きで、大阪文学学校のことを言っていたのを、子供のころ耳にした記憶があった。】

(小原)

9/5(金)奈良新聞・文化面に“大阪文学学校・秋期生募集”の記事

上のような記事が、9月5日(金)の奈良新聞・文化面<10面>に載っています。文校の“募集記事”の掲載、ありがとうございました。

【9月7日(日)】「文校ニュース」9月6日号を全国の通教部生132名へ向けて発送!★14日(日)通教部スクーリング<作品合評会>に、沖縄から宮城まで各地から65名出席予定。ほかに自宅からZoom参加13名。


《「文校ニュース」9月6日号の①面》

◎文校事務局が作成・発行する「文校ニュース」9月6日号(B4サイズ・16ページだて)を、昨日・7日(日)昼2時40分、連絡後3時間して文校に現われた大阪南郵便局の人に引き取ってもらいました。【日曜日でも教室まで集荷に来てもらえることを知ったのは、丁度1年前。それまでは、台車とタクシーを使って南郵便局まで運んでいた】
悪化している郵便配達の事情を考慮して、一日でも早く通教部生へお届けしようと日曜出勤と相成りました。
その前日・6日(土)、事務局・真銅と二人して朝11時30分から夜11時過ぎまでかけて、作成・印刷・袋詰めをしてありました。
とりあえず郵送したのは、通教部生(132名)と通教部チューター(12名)、14日スクーリングに駆けつけてくれる10月からの新チューター(3名)、10月からの新入生(15名)、愛知県からのスクーリング見学予定者(1名)、更にこの半年内の資料請求者(約90名)へも。資料請求者には、手紙を添えて『樹林』8・9月合併号(通教号)も同封しました。文校通教部の学習過程をよく知っていただこう、という思いからです。

◎登校してクラスゼミ(合評会)に臨んでいる昼・夜間部の皆さんは、「文校ニュース」9/6号を机の上から持ち帰ってください。既に春期16回のゼミを終えているクラスや休学生、Zoomで合評していて来校機会のない昼・夜間部生には、順次送付します。

◎「文校ニュース」9/6号は、25年春期第2回通教部提出作品総合評(12クラス分)がメインになっていて、3面から11面にわたっています。
その他の紙面には、○9/14通教部スクーリングや9/21春期修了集会の案内 ○この9月で本科・専科・研究科それぞれの課程を修了される67名の皆さんの名簿 ○8/4東京新聞(文校の大先輩作家・田辺聖子さんの戦時下の日記『十八歳の日の記録』) ○8/10日本経済新聞(美術家・森村泰昌さんの連載コラム「私の履歴書」ー文校在籍時のことに言及) ○8/17山陰中央新報(堀越千歳さん<夜間部・松本クラス生>が浜田市で弦楽器(シタ-)にあわせた“被爆女性の物語”の朗読イベント) ○8/23朝日新聞・読書欄(中西智佐乃さん<文校修了生>の三島由紀夫賞受賞作『橘の家』に対する批評) ○『オール讀物』9・10月号(夏木志朋さん<文校修了生>の直木賞候補作『Nの逸脱』への選評) ○通教部新チュター〔西田恵理子・林美佐子・木元健二さん〕および公開/夜・詩入門講座の新講師〔神尾和寿さん〕の紹介 ○春期の『読書ノート』提出者60名を列挙 ○追悼・山田吉郎さん〔文校在籍連続19年/77歳〕 ○秋期(10月から)の週間テーブルやスケジュール ○11/8特別講座(ゲスト;中上紀さん)などの公開講座の案内 が載っています。

(小原)

【8/13西日本新聞・文化面】“西日本詩時評”欄で、大土由美さん(通教部・平居c)の第三詩集『移行界』(発行;草原詩社/発売;人間社)が紹介される●文校5年目の大土さんは、今まで全17回の通教部スクーリングに、北九州市から全出席!


【8/13「西日本新聞」文化面】

福岡県北九州市の大土由美(おおつち・ゆみ)さんは、大阪文学学校通教部の詩・エッセイクラスへ2021年4月に入学し、冨上クラスの2年間を経て現在、平居クラスに在籍中です。今度の9/14通教部スクーリングにも、出席通知が届いています。

今回の詩集『移行界』(草原詩社/2,500円+税)は、1987年の第一詩集『ワスレ草』(小田謄印社)、2023年の第二詩集『悲しみも逆さか』(梓書院)に次ぐもの。
『移行界』に収められている詩31編は、2023年後半から24年にかけてつくられています。また表紙は、現在37歳になる息子さんが10歳のとき作成した版画。

1953年生まれの大土さんは、『移行界』の“あとがき”で、次のように述べています。
「自分の体力や精神、また社会情勢も、これからますます生き辛い時代になるだろう。でも、最後まで自分らしく不器用に正直に生きる以外にない。だから、これからも、自身と他者を信じ、諦めず情熱を持ち創作する。書きたいこと、書かねばならないこと、書きたくないこと、それを詩にするほかない。」

『移行界』の巻末の“解説”は、平居謙・文校チューターが書かれています。

(小原)

昨日(土)で、昼・夜間部11クラスが春期16回のゼミを終える。3クラスだけは来週まで★本科小説・大西cは、2時間のゼミのあと、教室で3時間の“打ち上げ会”★大西cを見学した女性が入学手続き。早くも、秋期15人目の新入生


【昨日<9/6>の昼間部・大西智子クラスの組会(クラスゼミ)模様/12時から14時まで】
○いつもはZoomで参加している岐阜県揖斐郡の女性が、教室にやって来ました。JR在来線を使って片道3時間。文校の印刷物を通して、同じ岐阜県で関市に住む通教部の女性と連絡を取り合うようになったとのことでした。
○京都市の高校2年男子は、今日はZoom参加。彼の母親も若い頃に文校生だった。
・・・・・・・・・・・・・・
●土曜日・昼は別教室で、専/研究科小説・津木林洋クラスの組会も行なわれています。こちらには昨日も、岡山市北区の男性が高速バスで、愛知県清須市の女性が近鉄特急でやって来ていました。どちらも片道、3時間ぐらいかかるとのこと。
●山口県宇部市(今だけ大阪府内に仮住まい)の男性は、15時過ぎに教室に現われましたが、その少し前に組会は終わっていて、クラスの皆がいる近くの喫茶店へ向かいました。宇部市からだと、新幹線を使って片道4時間かかるそうです。


【昨日<9/6>の昼間部・大西クラスの“春期・打ち上げ会”模様/15時前から18時頃まで】
○14時に教室でゼミ(2編の作品合評会)を終えたあと、大西チューターを含めて10名で買い出しに出向きました。空堀商店街にある焼き鳥屋さんの屋台で唐揚げとコロッケ、商店街を少しはずれたスーパーで寿司や中華総菜、ビールなどのお酒を買い込みました。
教室に戻って、サァー宴会。笑い声が絶えないので、何を話しているのかとちょくちょくのぞいてみました。「何で文校を知った?」にはじまり、「家族に小説を書いていることを話してるの?」、果ては「こわい話」を一人ひとりずつしべっているのでした。回りから、茶々をいれられながら。
僕にも「一緒に飲みませんか」と声がかかりましたが、夜中までかかる「文校ニュース」の作成中で、涙をのんで断りました。
ゼミよりもずっと長い時間をとり、終了したのは18時頃。最後は8名になっていました。大西チューターをはじめ幾人かが、顔を赤らめていました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  
昨日<9/6>の大西クラスのゼミには、40代ぐらいの男性(堺市)と50代ぐらいの女性(神戸市)が、別々に“入学検討のため”の見学にやって来てくれました。お二人にはあらかじめ、当日の合評作品はメール添付で届けてありました。
神戸市の女性とは、昨日までに数回メールでやり取りしていました。「授業が自分に合いそうだと思ったら〔見学〕当日申込したいのです・・・」ということも書かれていたのですが、そのようになりました。
大西クラスのゼミ終了後、事務局に現われた女性は、事前に郵送してあった用紙に手書きした「入学申込書」と、年間学費(一括)を差し出しました。
以下、女性の入学申込書からです。
▼“入学のきっかけ”は、【他校で勉強し、投稿しているが、二次選考、三次選考どまりで受賞に到らない。様々な意見が聞きたい】
▼“影響を受けた作家”は【宮本輝】
▼文校(募集)のことを知ったのは【新聞、TⅤ(10年以上前)】

・・・・・・・・・・・・・・・
大西クラスのゼミのあと、堺市の男性ともいろいろ話をしました。執筆量、投稿経験とも豊富な方でした。西井隆司チューターの担当する9月26日(金)夜の体験入学(オープンキャンパス)にも参加して、もう一度入学を検討したいとのことでした。

(小原)