阿蒙瞭さん(あもう・りょう/文校夜間部小説専科)の作品が、【第2回新潟文学賞・新潟漫画賞】の<ショートショート・エッセイ部門>で佳作に選ばれる! 作品名「まわる、まわる、たらい舟はまわる」(原稿用紙3枚)
【新潟文学賞・新潟漫画賞】は、にいがた経済新聞社の主催する賞で、ショートショート・エッセイ部門のほかに、純文学部門、ライトノベル部門、漫画部門がある。各部門の大賞(1編)には賞金5万円が授与されるが、佳作には賞金なし。
今回・第2回の応募者は、4部門合わせて220人。
次のにいがた経済新聞社のサイトで発表されている。
https://www.niikei.jp/1583571/
サイトの≪選評≫の中で、 阿蒙瞭さんの作品は次のように評されている。
――佳作の「まわる、まわる、たらい舟はまわる」は法螺話的な展開が楽しい。
奈良県の阿蒙瞭さんは、大阪文学学校夜間部の金曜日・本科小説(西井クラス)1年をへて、4月から同じ金曜日の夜・専科小説(谷口クラス)に在籍中。
今回の受賞をテコに、より高みを目指してほしい。
(小原)
今日、2名(岡山県、大阪市)が中途入学。学費は割り引き★今春の新入生は66名、在校生総数は半年前より4名多い304名に(ほかに休学生82名)!【入学随時受付中!組会(クラスゼミ)の見学OK。Zoomからも】
今日、二人の新入生が誕生しました。岡山県玉野市の69歳男性が通教部/小説クラスへ、大阪市の40歳の方が夜間部/詩・エッセイクラス(火)へ。お二人とも中途入学ですから、年間学費を1万〇千円割り引くことになりました。
●岡山県の方は、文校のHPをみたとのことで、3日前に電話で問い合わせてこられました。今日の17時頃、『入学案内書』などの資料が届いたと、また電話がありました。通教部希望なら6/22スクーリングの前のプレに作品を出せること、作品合評会にはZoomからも参加できること、岡山県には文校生が10人もいること(しかも玉野市の人もいる)などを話しました。18時30分、オンラインで「入学申込書」が送られてきました。
「入学申込書」には、次のように記されていました。
○入学のきっかけ・書きたいテーマ・・・
【昨年5月から自作11作品を主たる小説公募にたて続けに応募し、あっけなく全滅。全て講評など受けられない門前払いで、さて何をどう改善すべきかと思案していた中、応募落選した第17回内田百閒文学賞の表彰式と受賞者及び最終審査員の小川洋子氏等の座談会の案内状が届いて早速出席しました。後日調べて知ったのですが、作品「泣き女」で最優秀賞の大阪出身の寺田勢司氏が、2019年の文校夜間部の出身者で前期は小原クラスで、後期は西井クラスに在籍されていたことを知りました。座談会の場で恥ずかしながら30歳までまともに本など読んだことがなかったと告白した彼のその後の精進とこの作品にかけた取材力と筆力に脱帽しました。ここから謙虚に私も遅まきながら学びたいと思いました。】
○好きな作家・作品・・・
【開高健「裸の王様」 サマセット・モーム「人間の絆」】
○文校を知ったのは・・・【貴校HP】
●大阪市の方から、「素人ながら詩を書きたい」と最初のメールがあったのは3日前の19日(月)15時過ぎ。その日のうちに3度、メール交換し、翌日(火)夜の高田クラスを見学に来てもらうことになりました。そして今日(水)、オンラインで「入学申込書」がとどきました。
「入学申込書」には、次のように記されていました。
○入学のきっかけ・書きたいテーマ・・・
【なんとなく詩を書いてみたくなった。テーマはこれからみつけていきたいです。】
○好きな作家・・・【藤原新也】
○文校を知ったのは・・・【インターネットの検索で文学サークルと入力したらでてきました】
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まだ春期入学を受け付けています。教室での組会(クラスゼミ)を見学できます。Zoomからも見学できます。
入れるクラスは、次のようになります。
◎昼間部(午後2時~、土曜日のみ正午~)
小説クラス・・・火曜、金曜、土曜日のいずれか
詩・エッセイクラス・・・木曜日
エッセイ・ノンフィクションクラス・・・水曜日
◎夜間部(午後6時半~)
小説クラス・・・火曜または金曜日
詩・エッセイクラス・・・火曜または木曜日
◎通教部(6/22と9/14にスクーリング)
小説クラス、詩・エッセイクラス、エッセイ・ノンフィクションクラス、
どのクラスにも入れます。
(小原)
≪昨夕(5/21)の朝日新聞・2面≫――中西智佐乃さん(大阪文学学校修了生)の第38回三島由紀夫賞受賞の記者会見より――
■中西智佐乃さんは、2008年10月から18年3月までの間、休学期間をはさみながら文校の夜間部あるいは昼間部に実質5年間在籍されています。19年に、応募総数1972編の中から、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞しています。
■中西さんの三島由紀夫賞受賞作は、『新潮』25年3月号に掲載されていた「橘(たちばな)の家」(250枚)で、6月に新潮社から単行本化の予定だそうです。
■中西さんの三島賞受賞については、選考会のあった5/16の文校ブログおよびⅩで速報しています。
(小原)
6/7(土)、東京から小林龍之さん(文芸編集者)をお招きしての公開/特別講座【エンタメ小説の現場から】★在校生は教室聴講・Zoom視聴とも無料★休学生・OB・『樹林』定期購読者は1000円★一般は1500円
6月7日(土)PM4:00~6:00/大阪文学学校教室
公開/特別講座
【講演】エンタメ小説の現場から
小林龍之(文芸編集者)
―――◎“作家と編集者の関係”や“作品が世に出るまでの裏話”など、30年以上にわたる文芸編集者としての経験を話されます。その後、教室参加者との質疑応答の時間も設けます◎―――
◆文校教室で聴講の場合◆教室満杯の可能性がありますので、できるだけ事前申込をお願いします。
在校生;無料
休学生・文校OB・『樹林』定期購読者;1000円
一般;1500円
◆自宅でのリアルタイムのZoom視聴の場合◆
◎在校生は無料です。前日(6/6)に文校ブログで公開するURLをクリックしたのち、『25年春期・学習の手引き』3頁、または事前に配布するチラシ裏面に記載のパスコードを入力すると視聴できます。
◎休学生・OB・『樹林』購読者は1000円、一般は1500円です。
希望者は、名前・住所・所属クラス(または休学、OB、『樹林』購読、一般)を明記のうえ、文校事務局あてメールをください。6/7の2日前までに、Zoom招待状をお送りします。
視聴料は、6/4(水)までに、郵便振替「00940-0-16991 大阪文学学校」または、ゆうちょ銀行「14160 2064271 (社)大阪文学協会 ※他金融機関からの場合【店名】四一八(読み ヨンイチハチ)【店番】418【預金種目】普通預金【口座番号】0206427」で振り込んでください。(申込名と振込人名義が異なる場合は、事前にご連絡ください)
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【講師紹介】●こばやし・たつゆき●
1964年大阪府生まれ。青山学院大学文学部卒業。1993年株式会社講談社入社。週刊現代編集部などを経て、文庫出版部、小説現代出版部などに配属され、文芸第二出版部では単行本編集長を務めた。朝井まかてはデビュー以来の担当で、第150回直木賞受賞作『恋歌』を企画の立ち上げから仕掛ける。門井慶喜の第158回直木賞受賞作『銀河鉄道の父』は連載時から担当。また、内館牧子の「高齢者小説」シリーズもすべて担当している。2024年11月に大阪で行われた「なにげに文士劇」旗揚げ公演では、編集者として唯一の出演者となった。
『樹林』5月号(大阪文学学校在校生作品特集号/通巻712)が仕上がってきました◆学生委員会主催の『樹林』在特号合評会は6/8(日)◆カリキュラムに基づく合同クラスによる『樹林』在特号合評会は6/10(火)より5日間開催
大阪文学学校学生委員会が編集する『樹林』5月(在校生作品特集)号が昨日(火)の昼、仕上がってきました。早速、通教部生(128名)、通教部チューター(12名)の皆さんへ郵送しました。
なお、休学生(83名)、定期購読者(40名)、主だった出版社・新聞社・図書館・文学館、元チューターなど文校関係者、お世話になっている各地の作家・詩人の方へは、あした・22日(木)仕上がってくる予定の『樹林』6月号(本誌・夏季号)といっしょに、5月・在特号をお届けします。
昼・夜間部生は、組会(クラスゼミ)で教室に来たとき、机の上から1冊ずつ持ち帰ってください。組会にZoomで参加している皆さんには順次、郵送することにします。
◆昨日の『樹林』5月・在特号の送付に際し、通教部生には次の5点を同封しました。
①6/8学生委員会主催の5月・在特号合評会の案内チラシ ②次回の『樹林』25年11月・在特号の「掲載作品および選考委員募集のお知らせ(応募用紙付き)」チラシ ③『樹林』25年11月・在特号の「選考委員大募集」チラシ ④「在特号に作品応募を考えている皆様へ」チラシ ⑤6/7特別講座[小林龍之さん<講談社・文芸編集者>の講演]案内チラシ。
◆『樹林』在特号は、文校の学生たちの手によって、作品の募集から、選考、編集、合評会までおこなわれ、『樹林』の1冊として年2回発行されています。
今回の5月号には、詩6編、エッセイ1編、小説5編の在校生作品が収められています。各選考委員の選考評なども含めて総184ページ。
◆オモテ表紙のイラストは吉川順子さん(昼間部専科・伊藤クラス)の手になるもの、ウラ表紙は事務局の小原が原案を出しました。
編集後記は、24年秋期在特号キャップの福井良馬さん(夜間部研究科・谷口クラス)。
◆6月8日(日)正午から文校教室でおこなわれる学生委員会主催の『樹林』5月・在特号合評会には、掲載作者、選考委員はむろんのこと、在校生や新入生、休学生も気軽に参加してほしいとのことです。
(小原)





