30日(日曜)午前11時30分、その前日深夜におよんで作成した「文校ニュース」3月29日号(春期第1号)を全国に向けて約500部郵送! もうほとんどの方に届いているのではないでしょうか。
文校事務局が9/28(土)の夜中1時過ぎまでかけて作成したB4サイズ・24ページ立ての「文校ニュース」3月29日号(春期第1号)を、3/30(日)全国に向けて発送しました。
30日朝、事務局・小原が自宅から集荷依頼の電話をして、2時間半後の11時30分に、大阪南郵便局の人に「文校ニュース」を引き取りに来てもらうことになりました。小原は、腹痛をおこし体調がよくなかったため、文校に行くことをあきらめました。その日『樹林』在特号(5月号)の突き合わせ校正のために午前中から文校教室に来ることになっていた学生委員会のメンバーに電話し、引き取りの立ち合いを頼みました。
その「文校ニュース」は、20年9月末、図書室内に導入した“フルカラー”の印刷機が存分に威力を発揮した出来栄えになったと思っています。
【1面】には、4月6日(日)午後2時から文校教室でおこなわれる“入学開講式”のプログラムを載せてあります。入学式には、文校出身の直木賞作家・朝井まかてさんも執筆に追われているなか駆けつけられ、新入生を励まされます。およそ30分の講話は、文校生(春期新入生も)に限り、Zoomで視聴できます。
大阪文学学校賞の授与式も含めた、およそ2時間の入学式のあとは、飲食入りの交流会に移ります。そこでは、マイクを通して、出席の新入生全員に“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらいます。同時に傍らで、朝井まかてさんの著作の販売・サイン会がおこなわれます。また春期新入生による年季の入った“安来節どじょうすくい”が披露されます。
◆「文校ニュース」3月29日号は、その日までの春期新入生48名【4/1現在53名】、修了届をすでに出されている方々をのぞく現在校生323名、そして文校チューター29名へ送りました。
さらに、未だ入学に至っていない昨年7月からの「入学案内書」請求者および各種公開講座への参加者をあわせた約100名にも送りました。
その方々には、手紙を添えました。【「貴方も、入学を検討していただきたく、「文校ニュース」(1、2カ月おきに発行)を送らせていただきました。これは、新入生と在校生向けに編集したものですが、よりよく文学学校のナマの姿・素顔が分かっていただけるのではと、思ったからです】と、したためました。
(小原)
【新刊紹介】細見和之・文校校長が2015年8月に中央公論新社から刊行した『石原吉郎 シベリア抑留詩人の生と詩』が中公文庫に!
【一挙に4名入学】①25日(火)夜の体験入学に参加の大阪市・49歳男性 ②27日(木)昼の体験に参加の大阪府・56歳女性 ③賞をめざす大阪市・72歳男性 ④文校ニュース3/29号の1面で《安来節》を披露すると予告した大阪市・47歳男性
★この2日間に入学された4名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは春期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。
①大阪市の49歳男性<以前2003年に在籍>が、夜間部・小説・火曜日(西村)クラスへ再入学
【子供の学校の先生が文校OBの方で、私が過去に通っていた事を子供が先生に伝えたところ先生からお手紙を頂くという出来事がありました。先生は当時わたしと同じクラスだった方々と面識があり、皆さんの現在の活躍などを教えて頂きました。その手紙が、また機会があれば文校に通いなおしたいと思い続けていたわたしの背中を押してくれました。】
“堀江敏幸”
≪ホームページ≫
②大阪府阪南市の56歳女性が、昼間部・詩/エッセイ・木曜日(近藤)クラスへ
【ほとんど詩にふれた事がなかったけれど、理由はわかりませんが詩を書いてみたいと思うようになりました。インターネットで大阪文学学校を見つけてオープキャンパスに参加させていただき、とても楽しかったので入学を決心しました。どうぞよろしくお願いいたします。】
≪Googleでのインターネット検索≫
③大阪市の72歳男性が、通教部・小説クラスへ
【時々、短編小説を書いては、投稿などしておりましたが、もちろん、箸にも棒にもかからず、まったくダメでした。何がどう、いけないのかがまったく分からず、客観的な視点で読んで頂けたら、何か改良点、ヒントが頂けるのではないかと思い至り、入学させて頂きたく存じます。】
“宮沢賢治、永井龍男、中勘助、織田作之助など”
≪新聞等で、以前から≫
④大阪市の47歳男性<以前2004年10月~07年3月に在籍>が、通教部・詩/エッセイクラスへ
【文校からはなれて20年近く経ちました。その間も文校のことが不意に頭をかすめることがありました。当時と今の境遇は違いますが、文学への思いは何ら変わっていません。その時と場をもう一度確かなものにしたい。心の澱のようなものを表現したい。そんな気持ちで今います。文校を通じて文学に触れることが、これまでも、これからも、私にとって財産です。】
“石原吉郎”
≪文校を知ったきっかけは、学生時代に荒川洋治さんの講義の中が最初です。≫
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再入学することになった上の男性のことは、「文校ニュース」3/29号の1面で次のように紹介してあります。
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2004年春期と秋期に学生委員会の委員長を務めていた男性が再入学することになっています(この前、二人だけで飲みました)。もう47歳になる彼は島根県松江市出身で、12月の文学集会で“安来節どじょうすくい”を披露し、拍手喝采を浴びたことがあります。その時の写真[下]が、『樹林』2005年4月号(入学案内書)/vol.483の“学生委員会の活動”ページに載っています。4/6入学式後の交流会のとき再演することになっています。腕前が落ちていなければいいのですが。
(小原)
【今日の新入生】昨日(木)の体験入学にZoom参加されていた千葉県の79歳女性が通教部へ★今春最後・7日目の体験入学≪夜の部≫には2名飛び込みがあり、計6名参加(うちZoom1名)
■文校教室で、今春最後となる7日目の一日体験入学(オープンキャンパス)がおこなわれました。今日は≪昼の部≫はなく、西井隆司チューターの担当した≪夜の部≫には6名(うちZoom1名は入学手続き済み)の参加がありました。文校生の書いた掌編小説を対象にした合評会は盛り上がり、その後の質問コーナーでも質問が相次ぎました。
◆春期の入学締切日(4/6)まで、十日を切りました。
入学をお待ちしています。
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今日入学されたのは、昨日(27日/木曜)の体験入学にZoomで参加されていた千葉県柏市の79歳女性。通教部へ入学されます。
女性は、23年9月に東京新聞で文校の小さな募集記事を見つけ、24年3月には文校にやって来られて通教部スクーリングの小説クラスを見学し今回、入学にいたりました。
オンラインによる「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄には、次のように記されていました。
【川端、谷崎、太宰など文学の読書が好きでした。
それらを声に出して表現する朗読にこの20年ほどは取り組んでました。
しかし底流にあったのは書いて表現したいことだったと遅まきながら気づいたのが入学のきっかけです。
自己紹介などではふざけて趣味は読書、特技は飲酒と言ったりします。そんな長い付き合いのお酒やそれに伴う人々との遍歴や恋などが書きたいテーマです。】
“影響を受けた作家”欄には、【吉行淳之介「鞄の中身」など短編やエッセイ】と記されていました。
(小原)
【今日の新入生】島根県の26歳女性が通教部・小説クラスへ★今日の体験入学[昼の部]に5名(うち、千葉からZoom1名)★明日(28日/金曜)は、今春最後・7回目の“体験入学(オープンキャンパス)”。[夜の部]のみで18時30分~。予約2名、飛び入り歓迎!
◆今日、島根県奥出雲町の26歳女性からオンラインで「入学申込書」がとどきました。事前にはまったく連絡のなかった方です。
「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄には一言だけ、【小説家になりたいから。今まで自分が体験したようなことを書きたい。】と記されていました。
文校のことは、≪ネット≫で知ったそうです。
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◆今日の一日体験入学[昼の部]は、昼・木曜・詩エッセイクラスの近藤久也チューターが受け持ち、5名の参加がありました。教室に4名(うち一人は既に入学)、Zoomから1名(千葉県柏市)。日々短い詩を書きとめているという20歳の男子大学生から、長く朗読ボランティアに携わってきたという80歳の女性まで。
近藤チューターの担当している公開/昼・詩入門講座に提出された詩作品2編について感想を述べ合いました。ところどころで近藤チューターの解釈があり、「詩は心の中のつぶやきや叫びであり、自己表出である」「言葉に対する感受性をみがいてほしい」というような言い方に参加者はうなずいていました。
【[夜の部]も予定していましたが、参加者がいなかったため中止になりました。】
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◆明日(28日・金曜)の体験入学は、[昼の部]はなく[夜の部]のみです。最初に、文校ブログやⅩ上の冒頭に固定して流している文校紹介の動画〔full ver.7分版〕を見てもらいながら、文学学校の歴史や現状、文校名物の“合評”について事務局から説明があります。
その後、緊張をほぐすために参加者各々に、簡単な自己紹介をしてもらいます。
それから、西井隆司チューターを中心に現クラス生の掌編小説をテキストにして、模擬合評会をおこないます。参加者全員に、感想・意見をもとめます。
最後に、参加者からの質問に答える形で、文校の学習システムやカリキュラム、諸行事の説明を事務局からおこないます。
以上のような2時間ほどの内容で、文学学校のおおまかな形や雰囲気をつかめてもらえるのではないでしょうか。
◎大阪文学学校へ入学を検討されている方は、ぜひおいでください。今まで計6回の体験に都合悪く参加できなかった方、一度参加したがまだ入学の決心がついていない方、どなたでもおいでください。
予約なしでもOKですが、このブログを見られた方はできれば事前にメールをください。
オンライン(Zoom)での参加を希望される方へは、Zoom招待状と合評用の作品をお送りします。そして、体験入学が始まる30分前にミーティングルームを開きます。
◎体験入学の後、入学手続きをおこなうこともできます。
(小原)