文校ブログ

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きょうの昼・詩の連続講座に、作品提出18名を含む20名が参加。■最終的に締切った「読書ノート」提出者は、54名に。コロナになった直後(20年5月)に次ぐ提出数。

◆春期3回目の公開/昼・詩の連続講座(担当;近藤久也さん)は、午後3時からも持たれました。
講座の初めに近藤久也講師から、詩人・杉本真維子さんの詩作品「五百円」を見本に、“生々しい言葉の詩の力”についての話が10分ほどありました。
その後近藤講師は、事前にプリントを配布してあった提出作品19編(欠席1名の作品はのぞく)について1編ずつ懇切で鋭い批評をくわえていきました。作者に創作の意図をたずねたり、会場から意見を求めたりしながら。
また、今回の19編の中で“私がいいと思った作品”として3編を挙げられました。―――名倉弓子(通・飯田c)「蝉は夏に」、三村あきら(通・高橋c)「生々しい」、国津洋子(夜・休学中)「ラブコール」。
終了したのは、午後6時30分。近藤講師が担当するようになった23年春期からの計9回の中でもっとも長丁場の〈3時間半〉を記録しました。

◆締切を1週間延ばした24年春期の「読書ノート」の提出者は、54名まで伸びました。この猛暑の中、頑張った人が多く、コロナになった直後(20年5月/昼・夜間部のクラスゼミを休止せざるを得なくなったため例年の8月を前倒し)に次ぐ提出数を記録しました。
◎ちなみに過去の提出数を列挙すれば、前回(24年2月)――46名、前々回(23年8月)――50名、(23年2月)――46名、(22年8月)――52名、(22年2月)――44名、(21年8月)――50名、(21年2月)――58名、(コロナで前倒し・20年5月)――60名、(20年2月)――27名、(19年8月)――30名、となっています。
コロナの時代になってから、提出率がグーンと上がってきているのが分かります。

●津木林洋チューター担当の8/26「文章講座(夜)」の作品提出はすでに締め切っていて、20名から提出がありました。
作品を提出していない人も参加できます(在校生無料)。

●冨上芳秀チューター担当の9/2「詩の連続講座(夜)」の作品提出は今日、締め切りました。岐阜県各務原市の通教部生(泊り掛け)をふくむ13名から提出がありました。

(小原)

【この1週間に秋期新入生3名誕生!】神戸市の50代前半女性が通教部へ、大阪市の50代前半女性と30代前半女性が夜間部へ。

★16日(金)から昨日(22日/木)にかけて、入学された3名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校の学生募集を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。

◆16日(金)。文校に直接やって来て、入学手続きをされた神戸市の女性は、通教部・小説クラスへ再入学。2018年4月から1年間夜間部に在籍されていて、その間に小説が『樹林』在特号に選ばれて載っています。
【前回、本科での1年が楽しかったからです。】

◆21日(水)。オンラインで入学申込書を送ってこられた大阪市の50代前半女性は、それまでひと月の間に3度、夜間部の各クラス(詩・エッセイC②、小説①)を見学されていました。その上で、木曜日・夜の詩・エッセイCを希望されました。小説を書きたい気持ちも強く持っている方です。
【「書く」ことが好きというより、自分にとって「食べたい」や「眠たい」と等しい感覚で、それは衝動的に「書きたい」という欲求に従って書いているように思います。小学生の頃から。
自分らしさを表現するのが「話す」より「書く」ほうが、思いを上手く伝えられるような気もしています。
ただ「書きたい」と思うところから、アートエッセイを書くようになり、次第に図録文章やアーティストから案内状文章を依頼されるようにもなりました。
お褒めの言葉をいただき、書き切れて良かったと思う反面、「書きたい」だけの欲求だけでは書くことのできない苦痛を伴うこともあるのだーと依頼されたことで初めて得た経験もあります。
そこから縁が縁を呼び、自作詩を朗読表現するイベントを主催、また作家のグループ展やアートプロジェクトにお声掛けいただき、詩を題材とした作品づくり、ギャラリーでのアーティストトークショーにゲスト参加依頼もあり、「ことばを紡ぐ表現者」として活動しています。
ーと、ここまで自分自身の感性だけでやってきましたが、才能豊かな方々との出会いもあり、更に向上していきたい、そのためにはやはり学び舎が必要なのではーと思うようになりました。
そんな話を友人や知人にしてみた折に、こちら大阪文学学校を勧められました。
見学もさせていただき、切磋琢磨される合評の雰囲気も面白いと感じ、入学してみたいと思い至りました。】
“金子みすゞ、茨木のり子”
≪友人や知人 インターネット≫

◆22日(木)。2020年10月から3年間、昼間部や夜間部の小説クラスに在籍されていた大阪市の30代前半女性から朝方、オンラインで「入学申込書」が飛び込んでいました。在籍時、学生委員会の活動にもかかわっていました。金曜部・夜・小説・専科研究科(谷口クラス)希望です。
【2020-2023で3年間在籍していて、また入学したくなったため。】
“絲山秋子、江國香織、柳美里、西村賢太、中島らも、原田宗典など”

(小原)

畑章夫さん(夜間部・松本クラス生)の運営する[スペースふうら]で、現代美術家・阪田清子さんの個展“思い出せない言葉”が、9/8〈日〉~16(月・祝)開催される!

【作品コンセプト】・・・阪田清子さんのコメント
時に、人々は苦難に直面するとその経験を言葉で表現することが難しく、言葉が失われてしまうことがあります。また、時間の流れや環境の変化により、その経験・記憶の継承が困難とされています。作品「思い出せない言葉」は、頑なに開けなくなってしまった記憶を書籍に喩え、観る人と記憶の喪失を想いながら、繋ぐ・開く回路を考える空間になれたらと願っています。

◎阪田清子さんには、22年8月11日、大阪文学学校にお越しいただいています。22/8/19文校ブログ参照

(小原)

通教生の皆さんへ●樹林8・9月合併号(通教部作品集)のPDF公開

9/8(日)通教部スクーリングの合評会テキストになる樹林8・9月合併号(通教部作品集)のPDFファイルを公開します。
下記リンクをクリック(タップ)したあと、「文校ニュース」8月8日号の3面に記載していた閲覧パスワード(半角数字)を入力すると、ダウンロードできます。

樹林24年8・9月合併号(通教部作品集)

紙の雑誌は、発行予定日の8/26(月)、全通教生に発送します。

進級検討のための組会(クラスゼミ)聴講にぜひ! Zoomでも聴講できます。

今の時期、下に列記した小説クラスは、進級検討のためなら、無料で組会を聴講できます。ただし一クラスにつき一回だけ。三つまで複数クラスの聴講OK。事務局で可能なかぎり、その日の作品をとり揃えます。
ほとんどのクラスがZoomを併用しながら、文校教室でクラスゼミをおこなっています。よって、自宅でZoomを使ってゼミ(合評会)を見学することもできます。できれば希望の一週間前までに事務局へ連絡ください。

昼間部
《本科から専科への進級》
火・伊藤クラス〔8/27、9/3〕
木・島田クラス〔8/22、8/29、9/5〕
土・津木林クラス〔8/24、8/31〕
《専科から研究科への進級》
火・伊藤クラス〔8/27、9/3〕
木・島田クラス〔8/22、8/29、9/5〕
土・津木林クラス〔8/24、8/31〕

夜間部
《本科から専科への進級》
木・青木クラス〔8/22、8/29、9/5、9/12〕
金・大西クラス〔8/23、8/30〕※来期は、谷口俊哉チューターが担当します。通教部本科と掛け持ちになります。8/30、谷口チューターは〝顔見せ〟に文校教室に来られます。

また詩・エクラスでも、クラス替え検討のために無料で組会を聴講できます。

昼間部
木・中塚クラス〔8/22、8/29、9/5〕

夜間部
火・高田クラス〔8/27、9/3〕
木・松本クラス〔8/22、8/29、9/5〕