文校ブログ

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【急告!/学生委員会在特部より】『樹林』在特号の詩部門とエッセイ部門の選考委員の引き受け手が足りません。選考委員の応募締切を7/8午後3時まで延ばします。

8日(土)午後3時締切の『樹林』在特(11月)号への応募作品は、小説・詩・エッセイの3部門とも順調に集まっていますが、選考委員のほうは引き受け手が少ない部門があります。
今日現在、詩部門とエッセイ部門は引き受け手が極端に少なく、このままだと選考会が成り立たないのではと危惧される状況です。
詩部門とエッセイ部門は、8/6(日)午後1時から文校教室で別々に選考会をおこないます。

選考委員の応募は、7/6(木)ということになっていましたが、作品応募と同じ日時(7/8pm3)に変更します。
このピンチを切り抜けるために力を貸してくれる方は、文校事務局の“在特部ポスト”に「選考委員応募用紙」を投函してください。文校にくる機会のない方は、郵送またはFAX(06―6768―6195)、在特部担当者eメールアドレス(hayashi.zaitoku@gmail.com)でも選考委員に応募できます。

★小説部門の2次選考の委員は充分な人数に達しましたが、1次選考委員は引き続き若干名募集中です。

今日(月曜)の通教部作品提出は、神奈川、静岡、岡山(2名)などから合わせて10名。◆今夜、13名出席で春期第6回学生委員会開かれる。8日・『樹林』在特号締切、16/17日・“伊勢志摩”夏季合宿について詰めの話し合い。

今日も通教生10名から春期第2回の提出作品が事務局に届きました。住まいとクラスは次のとおりです。
横浜市栄区(研究科/高橋C)、静岡県浜松市(本科/塚田C)、京都市伏見区(研究科/若林C)、京都府向日市(研究科/同)、京都府乙訓郡(研究科/音谷C)、神戸市北区(研究科/石村C)、兵庫県丹波市(研究科/飯田C)、和歌山市(研究科/石村C)、岡山市(研究科/同)、岡山県笠岡市(本科/美月C)。
作品名、枚数等を控えとして〈作品提出一覧表〉に記入したうえで、通教部各チューターへ届けるべく17時ごろ、文校近くの郵便ポストに投函しました。

◎提出まだの人は急いでください。(2次)締切は、7月15日(土)です。

◆今夜の春期第6回学生委員会には、教室に9名、Zoomから4名の出席がありました。
学生委員会は、いつでも、新しい仲間を待っています。

(小原)

第25回小野十三郎賞(大阪文学協会主催/朝日新聞社共催)の応募締切せまる。7月10日まで(当日消印有効)!

「詩集」と「詩評論書」を対象にしている小野十三郎賞の、今年度(第25回)の応募締切は7月10日<当日消印有効>です。

今日も各地(東京都千代田区、横浜市神奈川区、静岡市葵区)から3冊の応募があり、4月末からの応募総数は93冊に達しました。
なお、最終的な応募総数(詩集+詩評論書)は、1年前【第24回】125冊、2年前【第23回】137冊、3年前【第22回】138冊、4年前【第21回】111冊でした。

応募先は、大阪文学学校内の小野十三郎賞事務局です。

募集要項の詳細については、4/24文校ブログを参照してください。

(小原)

通教部提出作品は17名(速達・レターパックあわせて12、持参5)から《21年10月から、普通便の土曜配達はありません》。◆昨日までの既着分と合わせて12名のチューターへ速達で郵送します。


【写真】通教部各チューターへ発送される通教部生の作品の“山”。あわせて、「作品提出リスト」「過去の作品提出状況表」も同封。

通信教育部(12クラス・150名/うち新入生36名)は、きょうが23年春期第2回提出作品の、いちおうの締切日。
きょうは計17名から提出がありました。
11時20分にのぞいたビル1階の郵便受けに速達便(レターパックもふくむ)が7通入っていました。北九州市小倉南区、岡山市中区、和歌山県橋本市、奈良市、奈良県生駒市、名古屋市天白区、さいたま市中央区に住まいの通教生からのもの。
16時には、ビル3階の事務局まで郵便局の人が速達便5通を運んできました。沖縄県宮古島市、福岡市東区、鳥取県八頭郡、兵庫県高砂市、静岡県富士市の通教生からのもの。
また、作品を事務局へ持参してきた人がばらばらに5名いました。大阪3名、兵庫2名。

今日までに到着していないと、9/10(日)スクーリング合評会のテキストになる通教部作品集(『樹林』8・9月合併号)の掲載対象作品からははずれてしまいますが(クラスによってはまだ大丈夫なところもあります)、2週遅れの7/15(土)までに届けば担当チューターからのアドバイス批評および添削は受けられます。
そして、スクーリングの前日と当日午前にあるプレ・スクーリングにおいて、希望すれば自作品を合評してもらえます。

◎未提出の方、今からでも遅くはありません。あきらめないで、1日でも早く作品を提出してください。

◎きょうまでの到着作品をクラスごとにまとめました【写真】。1時間後には道頓堀に近い大阪南郵便局に出向いて、それらを通教部12名のチューターに速達で届けます。

◆7/10(月)には、春期2回目の夜・詩の連続講座(担当;冨上芳秀チューター)があります。それに向けた課題作品の提出締切は、きょうでした。14名から作品が届いていますので、それらをまとめて冨上チューター宅へ届けます。
作品を未提出の人も、7/10の講座には参加できます。在校生は無料です。

◆7/15(土)に行われる春期2回目の昼・詩の連続講座(担当;近藤久也講師)の課題作品の締切は、7/8(土)です。事務局まで郵送か持参で。

(小原)

★新刊《単行本》紹介★中西智佐乃さん(文校修了生)/新潮新人賞受賞作など2編収録の小説集『狭間の者たちへ』(新潮社/1,800円+税)


≪今朝(7/1)の朝日新聞“読書”面の広告≫

中西智佐乃(なかにし・ちさの)さんは2018年3月まで長い年月、大阪文学学校の昼間部や夜間部に在籍されていました。
中西さんは19年10月、応募総数1972編の中から、小説「尾を喰う蛇」(230枚)で第51回新潮新人賞を受賞されています。その受賞作は、『新潮』19年11月号に掲載されました。
その後、『新潮』21年8月号に「祈りの痕」(180枚)、『新潮』23年2月号に「狭間の者たちへ」(160枚)を発表しています。
この度、新潮社から“7月の新刊”として刊行された単行本『狭間の者たちへ』には、「狭間の者たちへ」と「尾を喰う蛇」の2編が収められています。

新潮社のサイト
【第51回新潮新人賞 受賞者インタビュー 暴力を追いかける/中西智佐乃】
から以下に、大阪文学学校について述べている箇所を抜粋して紹介します――――
≪中西さんの個人的・文学的来歴を教えてください。≫
特に不自由なく、幼稚園から大学まで通わせてもらい、会社に就職することが出来ました。小説は十代の頃から何年かに一回、短いものを書いていましたが、ちょっと思い出しただけで顔から火が出そうなぐらい酷い出来でした。その後社会人になって改めて推理小説を書きましたが、これも相当酷いものでした。それから二年くらい一人で書いていたのですが、朝ドラ「芋たこなんきん」を見た母から大阪文学学校を勧められ、確かに一人でやっていてもよく分からんと、入学しました。雑居ビルにある教室前の廊下が「大丈夫か?」と思うぐらい暗くて不安になりましたが、そこに通ったことで今作が書けました。実践重視の学校で、とにかく書かされる。長いもので一〇〇枚程度を二、三か月に一作、年間で四本を仕上げました。合評ではめちゃくちゃ叩かれますし、時々褒められることもありつつ、でもやっぱりめちゃくちゃ叩かれました。体力的な問題から二年くらいで一旦辞めて、そこから四、五年書きませんでした。プロになるどころか、もう書かないかもしれないとすら思いました。そのくせ仕事が落ち着いて心や身体が元に戻ってきたら、いけしゃあしゃあとまた書きたくなった。自分の決断なんてその程度だよなと思いました。ひとまず趣味として、ぼちぼちやっていこうと、二十代の終わりに大阪文学学校に入りなおしました。
復帰して一作目が、やはり酷評され、「次、みとけよ」という闘志というか、怒りが湧きました。二作目を読んだ先生と生徒さんに新人賞に応募をするよう勧められ、今に至ります。はじめはメフィスト賞はじめエンターテインメントの賞に応募していたのですが、アドバイスを受けて純文学系の賞に応募すると予選を通過して、自分の方向性が分かりました。・・・・・・・・・

◆中西智佐乃さんについては、今までに次の日付の“大阪文学学校ブログ”で取り上げています。
2023年2月3日
2021年7月30日
2021年7月12日
2019年10月7日

◆今日の昼1時過ぎ、中西さんから事務局へ“刊行あいさつ”の電話をちょうだいしました。ちょうどその時間帯、中西さんが最初文校に入ったときの担当チューターだった津木林洋さんはクラスゼミの最中でした。そのことを告げると中西さんは、今から自宅を出て津木林さんにあいさつに文校まで伺いたいとのことでしたが、ゼミはいつ終わるか分からない(早く終わるかも)ので、その件は後日にということになりました。
『狭間の者たちへ』は書店に並んでまだ数日しか経っていませんが、ゼミ終了後、津木林さんに中西さんからの電話のことを伝えたら、すでに買い求めているとのことでした。僕もです・・・・・・。

(小原)