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春期の昼・夜間部組会(クラスゼミ)がはじまりました!今日は4クラスあわせて32名が教室出席、5名がZoom出席、5名が欠席◆通教部の提出作品は昨日と今日で、郵送により福岡、島根、広島、岡山、福井、石川、東京などの10名から届く。


①〔昼・佐伯敏光クラス〕

およそ1カ月の春休みを経て今日から、昼間部、夜間部の各クラスが一斉にスタートしました。今春期は、昼間部8、夜間部6、通教部12クラス、計26クラスの編成です。

今日・火曜日の昼間部は、本科小説≪佐伯クラス≫【写真①】が16名(うち新入生4名)、専研究科小説≪伊藤クラス≫が11名の構成です。
≪佐伯クラス≫は、教室12名、和歌山県海南市とバイト先の長野県のスキー場からそれぞれzoom出席。体調悪く2名が欠席。
≪伊藤クラス≫は、教室8名、Zoom出席は長崎県佐世保市から1名。欠席2名。


②〔夜・西村郁子クラス〕

夜間部は、本科小説≪西村クラス≫【写真②】が11名(うち新入生5名)、詩エッセイ≪高田クラス≫が4名の構成。
≪西村クラス≫は、教室8名、Zoom出席は大阪市1名と西宮市1名。2名が欠席。
≪高田クラス≫は4名全員が教室につどう。

春期第1回目ということで、簡単な自己紹介や各人の作品締切日を決めたあと、さっそく提出作品の合評をおこなったクラスもありました。
クラスゼミの後、昼・夜4つのクラスとも、文校近くの喫茶店や飲み屋に繰り出しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
●通信教育部の春期第1回作品提出締切は、こんどの土曜日(12日)です。昨日(月)は福岡県北九州市、島根県奥出雲町、岡山県倉敷市、奈良県大和高田市、石川県津幡町、東京都小金井市、今日(火)は広島県福山市、福井県永平寺町、大阪市東住吉区、奈良県生駒市から郵送で作品が届きました。
提出まだの方、がんばって書いて送ってください。
21年の10月から、普通便の土曜(締切日!)配達はなくなっています。ご注意ください。

12日に遅れると、『樹林』25年7月号(通教部作品集)に自作品が載るチャンスをみすみす逃がすことになりかねません。
でも、13日以降の提出分も2週遅れ【4月26日(土)】まで受け付け、担当講師からアドバイス批評(個別評)と添削は受けられます。また、2週遅れでも6月22日(日)スクーリングの前段に持たれるプレ・スクーリングで、合評に付される機会があります。

(小原)

今日、夜間部/本科小説・西村クラス(火曜)へ3名が入学手続き。西村クラスは、継続生<半年前に入学>6名+新入生5名の構成に。【まだ春期入学を受け付けています!】

3名を紹介します。
◎24年3月まで1年半、夜・西村クラスに在籍していた30代半ばの女性
◎1982年、2006年と過去に2度文校に在籍していたことのある60代前半男性
◎読書会の友人から勧められて入学にいたった70代前半男性

■今夜の組会(クラスゼミ)に、2名が教室出席、1名がZoom参加。

きのう(6日)、56名の新入生を迎え、2025年度春期の入学開講式。教室出席70名、Zoom視聴14名。文校修了生の朝井まかてさん、木下昌輝さんも新入生を激励!【まだ入学は受け付けています!】

大阪文学学校は昨日、春期の入学開講式【写真・①】をおこないました。
昨日時点で昼間部24名、夜間部11名、通教部21名で計56名の方が入学されています。進級生・継続生を合わせると、在校生総数は290名に迫ります。その他に、休学生が約80名。
56名の新入生のうち、教室での式に参加された方は東京<2名>・三重県熊野市からもあり26名。Zoomから式の模様を視聴された方は14名いて、そのうち春期新入生は新潟・千葉・東京・静岡・京都・広島・沖縄の7名、在校生は青森・愛知・山口・熊本などの7名。
小原政幸<事務局長>の司会で午後2時に始まった式ではまず、葉山郁生代表理事と細見和之校長の歓迎あいさつがありました。

【写真・①】

そのあと、文校特別アドバイザーを引き受けていただいている直木賞作家の朝井まかてさんが約20分間、話をされました【写真・②】。「いくら小説の話をしても、気持ちわるがられない場が文校である」「自分の体験をもとに書く場合、距離をとるために三人称で書いてみたら・・・・・・」などと話され、新入生の新たな門出を励まされました。

【写真・②】

第45回大阪文学学校賞授与のコーナーでは、受賞者9名全員に細見校長から賞状と賞金が手渡されました【写真・③/細見校長から賞状を受け取る小説部門本賞の間瀬翠さん<4月から夜間部・平野C>】。また、全員から受賞スピーチを受けました。
<受賞作>や<受賞の言葉>、6名の選考委員による<選評>などは、5月下旬発行の『樹林』本誌(6月号)に掲載されます。

【写真・③】

プログラムは進み、出席されたチューター10氏(名倉弓子<新任>、佐伯敏光、谷良一、近藤久也<新任>、津木林洋、高田文月、平野千景、美月麻希、須藤薫子<新任>、平居謙)から新入生への励ましの言葉をいただきました。
なお、大西智子チューターと西井隆司チューターから事前にいただいていたメッセージも読み上げられました。

チューターあいさつの最中に、4/5文校ブログで予告してありましたが、『愚道一休』(集英社)で第10回渡辺淳一文学賞を受賞したばかりの文校修了生・木下昌輝さんが教室に現われました。登壇してもらい、文校時代のことをほんの数分話していただいた【写真・④】あと、この度のビッグな受賞を祝して、大きな拍手の中で文校から花束を贈呈しました。

【写真・④】

休憩をはさんで、学生委員会による活動紹介と勧誘がありました【写真・⑤】。更に、受付で配布の<春期入学者クラス名簿>をもとに新入生紹介、事務局3名(小原、真銅孝、角田美千代)のあいさつがありました。

【写真・⑤】

入学開講式に出席されていた新入生、在校生、チューターの皆さんのほとんどが教室に残り、午後4時45分から7時前まで、飲食付きの交流会をおこないました【写真・⑥/乾杯の音頭は平居・通教部チューター】。50本近く用意していたビール中瓶がすべて空いてしまうほど大盛り上がりでした。
新入生全員に、マイクを通して〈入学にあたっての一言抱負〉を述べてもらいました。

【写真・⑥】

◆交流会の傍らでは、朝井まかてさんの長編『青姫』(徳間書店/2,000円+税)と祥伝社文庫『ボタニカ』(祥伝社/1,180円+税)の販売・サイン会をおこないました。【写真・④/机に座って著作にサインする朝井さん<手前>と木下さん】。事務局で準備していた20冊ほどを買い上げてもらいました。
木下さんは、朝井さんともども出演した、昨年の11/16文士劇公演≪放課後≫のパンフレットを、サイン入りで販売していました。一部2,500円でしたが、10冊ほど売れました。

【写真・⑦】

◆交流会の盛り上げに一役買ったのは、今春再入学した古藤さん(通教部/島根県松江市出身)の“安来節<やすきぶし>どじょうすくい”【写真・⑧】。以前在籍していたとき、2004年12月の文学集会で披露したときと比べて腕前は落ちていませんでした。大きなザルと腰に下げる小さなカゴを、20年間大事に保管していたとは、恐れ入りました。

【写真・⑧】

(小原)

明日(6日/日曜)の入学開講式の準備は万端ととのう。★新入生だけでなく、進級生・継続生もぜひ出席を!◆まだ入学できます。入学開講式の“見学”もできます。

大阪文学学校の2025年度春期入学開講式は明日・6日(日)。
23年春期(4月)まで3年半の入学開講式(20年4月は中止)は、コロナ禍の影響で、規模縮小・人数制限・時間短縮の措置をとりましたが、23年秋期(10月)からはコロナ以前と同じような内容で実施しています。今回も、人数制限はしません。
新入生だけでなく、進級生・継続生も出席して、書く意気込みを新たにしよう!

◆今日までの新入生56名に、本科後期生(半年前入学)、専科生(2年目)、研究科生(3年・4年目)、学友(5年目以上)をあわせると、今春の只今の在校生総数は290名に迫ります(他に休学生約80名)。
明日に備えて、教室内を掃除し、椅子を並べました。吊り看板を掛け、“校旗”【写真の右上】を掲げました。逆L字形のマークは“飛翔”をイメージしていると伝えられています。実は、“校旗”だけではなく、“校歌”もあるのですが、あまりにも勇ましすぎる歌なので歌われることはまずありません。
さらに、春期『学習の手引き』や「入学者クラス名簿」をつくり、学生委員会発行の『学生新聞コスモス』<vol.343/学生委員会(委員会へいらっしゃい)号>を印刷しました。

◆入学開講式は、午後2時開始です。
小原政幸〈文校事務局長〉の司会で、葉山郁生〈大阪文学協会代表理事〉と細見和之〈文校校長〉のあいさつの後、朝井まかてさん〈文校修了生で直木賞作家〉が新入生を励まされます。およそ20分間のお話です。
第45回大阪文学学校賞の授与式(受賞者9名)、出席チューターからの激励メッセージ、学生委員会アピール、新入生紹介とつづき、最後の事務局紹介まで2時間ほどの予定です。
入学開講式の模様は、オンライン(Zoom)でライブ中継します。式に参加されない今春期の新入生だけでなく、在校生・チューターのどなたでも視聴できます。
詳しくは、本日・4月5日16:29発信の文校ブログで案内してあります。

◆式のあと、希望者は教室に残ってもらい、事務局であらかじめ用意してある酒類・お茶・寿司・つまみを飲食しながら“交流会”をもちます。こちらも2時間の予定。その中で、新入生全員に、1分30秒以内で“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらい、盛り上がるようにします。
交流会のとき並行して教室の一角で、朝井まかてさんの最新の本の販売・サイン会をおこないます。
◎『ボタニカ』(祥伝社文庫)――牧野富太郎の情熱と波乱の生涯/定価[本体1,180円+税]
◎『青姫(あおひめ)』(徳間書店)――農と自由と民の物語/定価[本体2,000円+税]

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■交流会の最中の5時ごろ、第10回渡辺淳一文学賞を受賞したばかりの文校修了生・木下昌輝さんが、文校教室に来てくれることになっています。
昨年11月16日に、大阪では実に66年ぶりにおこなわれた【文士劇】公演≪放課後≫のパンフレットを販売します。一部2千5百円。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆―――
◆明日、文字どおりの駆け込み入学もOKです。 むろん、入学式に出席いただかなくとも、オンラインで入学を申し込むこともできます。
また、入学式の“見学”もできます。

(小原)

【【速報】】木下昌輝さん<文校修了生>、『愚道一休』(集英社)で第10回渡辺淳一文学賞受賞!★木下さんは明日<6日>の入学式の交流会のとき登場の予定★昨年11/16文士劇公演≪放課後≫のパンフレットを販売!

つい先日、昨年6月に刊行されていた木下昌輝(きのした・まさき)さんの『愚道一休』(集英社)が第10回渡辺淳一文学賞<集英社など主催>を受賞しました。
賞金200万円。贈賞式は5月16日、東京都内で。
選考委員は、浅田次郎、小池真理子、髙樹のぶ子、宮本輝の4氏。
《過去の受賞作および受賞者は、以下のとおり》
第9回 2024年  存在のすべてを  塩田 武士
第8回 2023年  フィールダー  古谷田 奈月
第7回 2022年  灼熱  葉真中 顕
第6回 2021年  透明な夜の香り  千早 茜
第5回 2020年  アタラクシア  金原 ひとみ
第4回 2019年  芙蓉の干城  松井 今朝子
第3回 2018年  僕が殺した人と僕を殺した人  東山 彰良
第2回 2017年  マチネの終わりに  平野 啓一郎
第1回 2016年  あこがれ  川上 未映子

集英社HP参照

★木下昌輝さんは、大阪文学学校の夜間部に2010年10月から14年3月まで3年半在籍されています。在籍中の2012年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。その後、直木賞候補に4度ノミネートされています。今年1月、4回目のノミネートだった『秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)は、惜しくも直木賞の受賞を逃しました。
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■木下さんは明日<6日>の入学開講式の交流会のとき(17時頃)、文校に来てくれる予定です。みんなで、渡辺淳一文学賞受賞を祝いたいと思います。
◎昨年11月16日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで、大阪では実に66年ぶりの【文士劇】旗揚げ公演がおこなわれ、前売りチケットはアッという間に売り切れ、芝居自体も大好評でした。その公演≪放課後≫には、朝井まかてさん(明日の入学式には最初から出席)とともに木下昌輝さんも舞台に立ちました。木下さんの解説付きで、そのときのパンフレットの販売会を、交流会の中でおこないます。一部2千5百円。

(小原)