文校ブログ

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新入生、在校生の皆さんへ●入学開講式【ライブ中継】のご案内

入学開講式【ライブ中継】を視聴するためのZoomのURLは、以下のとおりです。

10/6(日)午後2時~4時
2024年度秋期入学開講式

Zoomミーティングに参加する(ミーティング ID: 849 6738 2596 )
https://us02web.zoom.us/j/84967382596

上記リンクをクリックしたあと、9/28発行の「文校ニュース」1面に掲載されていたパスコードを入力すると、視聴することができます。

開始10分前から入室可能です。入退室は自由です。
Zoomのビデオレイアウト(画面表示)は「スピーカービュー(アクティブスピーカー)」でご覧ください。

当日の注意事項として以下の2点、ご協力をおねがいします。
1)視聴中は常にマイクをオフ(ミュート)にしておいてください。
2)在校生限定としますので、視聴時の表示名は、文校に登録されているお名前にしておいてください。

*    *

Zoom視聴方法(環境により表記、手順等が多少、異なる場合があります)

●パソコンの場合
1)ZoomのURLをクリックします
2)どちらかの方法で
a)Zoomアプリがインストールされている場合は、アプリが起動します
b)アプリがインストールされていない場合は、ダウンロード画面が表示されますが、「ブラウザから参加」をクリックすれば、インストールせずに参加することもできます
3)自分の表示名を入力して、「参加」をクリックします
4)次の画面で、パスコードを入力して、「ミーティングに参加する」をクリックします
5)ミーティング画面が開きますので、「コンピューターでオーディオに参加する」をクリックすると、入室できます

●スマホの場合
1)事前にZoomアプリをインストールしておきます。iPhoneはAppStore、androidはGooglePlayで
2)ZoomのURLをタップすると、アプリが起動します
3)パスコードと自分の表示名を入力して、「OK」をタップすると、ミーティング画面が開きます
4)通知(アクセス)やカメラ、マイク等に関する確認メッセージが表示されたら、「許可」をタップします
5)オーディオ接続の画面で、「インターネットを使用した通話」「Wifiまたは携帯のデータ」「デバイスオーディオを介して通話」などをタップすると、入室できます

【一挙に新入生5名】昼間部入学3名、夜間部入学1名は、今秋の体験入学参加者。通教部入学1名は宮城県仙台市から。

★きょう入学された5名を紹介します。
【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは秋期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。

◆夕方、文校にやって来て、入学手続きをされた若い男女2人連れは、平野千景チューターが担当された9/27(金)昼の体験入学に揃って参加されていました。2人とも大阪市内在住で、昼・小説・平野クラス(金)に入ります。
◎女性の「入学申込書」
【創作についての話ができる環境が欲しくて入学しました】
≪通りがかり≫・・・文校の入っている9階建てビルの玄関に『入学案内書』を入れたラックを置いてある。
◎男性の「入学申込書」
【長編小説の構想はあるものの、なかなか筆が進まず、一度きちんと勉強してみたいと思った】
“星新一、東野圭吾、中島らも”
≪通りがかり≫

◆大阪市(文校のすぐ近く)と福岡市の2カ所で仕事と生活をしている52歳女性も、平野チューターの体験入学に参加していて、平野クラスに入ります。
【書きたいテーマは、子どもの心の動きを大人の読者に伝えること、です。
小さい時から、ママ違うよ、と思って大きくなり、それを覚えておこうと思って日記をつけ始め、日記歴は、40年です。子供のころ、大人に言いたかったことを今、言いたい感じです。】
“世界文学全集で大きくなりました。どの作家も大体好きですが、純文学が好きです。アメリカ黒人文学を専攻したものの、黒人文学よりも、レイモンド・カーバー、トルストイ、エンデが好きでした。アメリカ女性作家なら、エイミー・タン。『アルジャーノンに花束を』『大地』。児童文学なら、赤毛のアンとTheBigWoodsシリーズ。最近だと、テレビシリーズのイギリス版TheGood Doctorsにハマり、シナリオを英語で読破しました。日本の作家は、あまり読んだことがないです。”
≪通りがかりにビルの入り口でチラシを見ました≫

◆9/24(火)夜と9/27(金)夜の2回、体験入学に参加した大阪市の43歳男性。夜・小説・西井隆司クラス(金)に入ることになりました。
【思えば、不得意なことばかり選択してきた気がする。
幼少期から好きな「物語」を深く掘り下げて、自身のアイデンティティーにすることができれば、この先に続く生活を照らす灯になると期待します。
書きたいテーマは「サバイバル」。強く生きる人を描きたいです。】
“「寄生獣」岩明均、「宝島」真藤順丈、「ともぐい」河崎秋子、「お父やんとオジさん」伊集院静、「高瀬舟」森鴎外、「ザ・ロード」コーマック・マッカーシー、「夜を賭けて」梁石日、「火定」澤田瞳子、「特捜部Q」ユッシ・エーズラ・オールスン、「ミレニアム」スティーグ・ラーソン”
『ニキ』という作品を読了後、作者を検索したら貴校を紹介していた。≫

◆文校には事前の問い合わせが全くなかった方からオンラインで「入学申込書」が飛び込んできました。仙台市の女性から。通教部・小説クラスへ入ります。
【こちらでお勉強された方のお話を伺い、この度申し込みを決意しました。小説執筆における基礎的な部分を知り、先生方に添削をいただきながら学びを深めたいと思っております。
通信教育を選択した理由は、仕事や育児の都合で通学が現実的でなかったためです。通信教育という選択肢をくださり、感謝しています。
書きたいテーマは「ヒューマンドラマ全般」ですが、これから自分の作風などを理解していく時期にあるため、さまざまなテーマにチャレンジしてまいりたいと考えております。】
“『月魚』三浦しをん著”
≪衿さやかさんに学校の存在をご紹介いただいた。≫

(小原)

今日までに、春期「読書ノート」を提出された54名のほぼ全員に、推薦チューターによる“ノート評”を返却!◎通教部生へは郵送、昼・夜間部生へは手渡しかクラス籠で。

24年春期の課題図書は、文校24名のチューターからそれぞれ1冊ずつ推薦してもらっていました。それらの中から1冊選んで書いた「読書ノート」の提出を全在校生に求めていました。
それに応えて、8月17日の締切までに(10日遅れもOK)、54名から「読書ノート」がとどいていました。
各チューターの「読書ノート」に対する“ノート評”がほぼ出そろいましたので今日までに、“ノート評”とともに「読書ノート」を51名へ郵送などで返却する手筈をととのえました。

【画像】は、森田晏史さん(昼間部研究科・津木林C)のカフカ『変身』についての「読書ノート」と佐伯敏光・昼間部チューターによる“ノート評”。

(小原)

電光石火! 熊本市 の37歳男性が通教部へ入学! ★熊本からは今春入学の3名につづく。

今夜21時30分過ぎ、「通信教育部への入学を希望します。定員はまだ大丈夫ですか?」という短いメールが入っていました。初めて問い合わせてきた方で、名前のみで住所も電話番号も記されていませんでした。それに対し僕は20分後、「通教部も、まだ入学を受け付けています。入学の決心がついているのでしたら、大阪文学学校HPの申込フォームから入学申込書を送信していただけないでしょうか。学費のご納入は、数日後でもけっこうです」と返信しました。
すると、その20分後にオンラインで、熊本市の37歳男性から「入学申込書」が送られてきました。

★通教部/詩・エッセイクラスを希望されている、その男性の入学申込書を紹介します。
【 】内は、申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校のこと(あるいは秋期生募集)を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。

【コロナ禍と子の誕生をきっかけに書くことを再開することが出来ました。
易きに流れる惰弱な精神に鞭打ち腰を据えて書きたいと思いつつもうろうろしていました。
アキ・カウリスマキの「ラヴィドボエーム」を見て改めて人生は短いと尻に火がつきました。
今は3才の双子と1才の幼い三人の娘を抱える身なので主に俳句や短歌をぽつぽつと作っています。
詩はどのように生まれるのかという謎に一歩でも近づけるように勉強したいと思っています。】
“松岡正剛、辻信一、内田樹、別役実、岩松了、高橋源一郎、吉本隆明、石牟礼道子、坂口恭平、千葉雅也、村上春樹、伊藤一彦”
≪オモニハッキョ、熊本現代俳句協会、熊本県立図書館≫

(小原)

10/6(日)入学開講式には、朝井まかてさん(文校出身の直木賞作家)も臨席され、新入生を励まされます。★新入生だけでなく在校生も出席し、書く意気込みを新たにしよう!


入学式後の交流会のとき、朝井まかてさんの新作長編『青姫』(徳間書店)の販売・サイン会をおこないます。
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★新入生だけでなく在校生も出席し、書く意気込みを新たにしよう!★

≪2024年度秋期入学開講式プログラム≫
10月6日(日)午後2時~4時
大阪文学学校教室≪コロナの時のように人数制限はしません≫

[司会]小原政幸<大阪文学学校事務局長>
◆歓迎あいさつ
大阪文学協会代表理事 葉山郁生
大阪文学学校校長 細見和之
◆朝井まかてさん(直木賞作家/大阪文学学校特別アドバイザー)「文士たち、舞台に立つ!」(30分)――11/16文士劇の話にくわえ、小説と演劇性についても言及される予定
◆出席チューターあいさつ 自己紹介ならびに新入生への激励のメッセージ(各3分)
◆学生委員会アピール
◆新入生紹介
◆事務局紹介ならびにお知らせ
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〔交流会〕午後4時~6時
酒類・寿司・つまみを準備します。
新入生全員2分以内で“入学にあたっての一言抱負”を述べてもらいます。
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〔交流会〕とき、販売・サイン会
朝井まかてさんの新作長編『青姫』(徳間書店/2,000円+税)
――農と自由と民の物語――

■著者コメント■
連載時はちょうどコロナ禍でした。むしょうに土に触れたくて、田植えの匂いや稲刈りの景色が慕わしく、それで主人公に米作りをさせることにしました。舞台は、「青姫の郷」という秘境です。とはいえすべてが幻想(ファンタジー)ではなく、まだ幕府の支配体制が固まっていない江戸時代初期の様相を背景にしています。
青姫の郷は中央政権の支配がまだ及んでいない、いわば自由都市。民による自治が行なわれ、ですが人々がなにより重んじるのは「天意」です。主人公の杜宇はその天意によって生かされ、といおうか振り回されるのです。郷の人々は姫をはじめ、クセが強い曲者揃い。どの人物も書くのが楽しく、今も愛着のある人々です。ですが郷は、ある危機を迎えます。
土地は、領土は、いったい誰のものか。攻め込まれたとき、屈するのか逃げるのか、それとも?−−自らに問いながら書きました。自分ならどうするか、と。連載終了後まもなく、ウクライナ侵攻が始まりました。この小説のラストは、かの侵攻を予見できていない頃に書いた、一つの願いでした。
このちょっと不思議な物語、どうぞお楽しみください。
――朝井まかて