【7/16<水>】梅田のビル33階の日本料理店で開かれた≪霧山文三郎さん(文校修了生)の“まほろば賞”受賞を祝う会≫に約40名。文校からは、葉山代表理事、津木林チューター、谷チューター、佐伯晋・元チューター、事務局の小原ら7名が駆けつける。
【“第19回まほろば賞”受賞を祝う会であいさつする霧山文三郎さん】
【『文芸思潮』96号<25年夏号>には、霧山さんの“まほろば賞”受賞作「さらば、多賀城!」(80枚)が、32ページに渡って全文掲載されている】
霧山文三郎(きりやま・ぶんさぶろう)さんの“同人雑誌優秀作・まほろば賞”<主催;全国同人雑誌協会>の受賞を祝う会は3日前(16日/夜には直木賞選考会)の真っ昼間、大阪駅前第3ビル33階の≪河久≫で開かれました。会費5千円でおいしい料理をつつきながら、盛大なお祝い会になりました。
思っていたより文校関係者は少なかったものの、40名(女性・男性ほぼ同数)も集まり、桐山さんの人脈の広さがうかがわれました。司会や作品朗読の女性たちはプロらしかったし、文校関係者以外に出版社や地域新聞に携わっている方々のスピーチもありました。
“まほろば賞”受賞作「さらば、多賀城!」はもともと、≪歴史・時代小説アンソロジー≫と銘打っている同人誌『茶話歴談(さわれきだん)』第7号に掲載されていたものです。『茶話歴談』には、文校生や修了生を中心に10名ほどが集っています。
霧山文三郎さんは、2019年4月に大阪文学学校昼間部に入学し、佐伯敏光・葉山郁生・平野千景・津木林洋の各クラスを経て、25年3月に修了しています。
その文校在籍6年の間に、長編企業小説『負けてたまるか』(ドニエプル出版/1600円+税)、短編小説集『激闘! 南北朝』(ドニエプル出版/2,200円)の2冊を出版しています。
『負けてたまるか』の奥付の【著者略歴】のところには、《昭和22年、大阪生まれの団塊世代。父親が創業した寝具企業を継承したが、平成5年に廃業し、翌年霊園経営に転業して今日に至る》とあります。
(小原)
今夜(18日)、大阪文学協会の定例理事会が開かれる。理事7名全員出席(うち2名はZoomから)。来期(25年秋期)の組会・講座などについて議論し策定★1年ぶりに8/4(月)、文校総会(社員総会)を開くことに。
今夜、午後6時40分から8時45分まで、文校の一室で一般社団法人・大阪文学協会(大阪文学学校の運営母体)の定例理事会がもたれました。教室出席は、葉山郁生(協会代表理事)、平野千景、美月麻希、新任の松本衆司、小原政幸(文校事務局長)の5名の理事。細見和之(文校校長)、津木林洋の2名の理事は自宅からリモート(Zoom)出席。
今期(25年春期)の進行状況、6月末での会計収支、来期(25年秋期)の組会・講座、『樹林』本誌や小野十三郎賞などについて討議しました。その詳細については、いずれ「文校ブログ」「文校ニュース」等でお知らせします。
◆およそ1年ぶりに、“文校総会”を8月4日(月)午後7時から文校教室で開くことになりました。Zoomからでも出席できます。
“文校総会”は会社でいうなら社員総会に当たり、構成員は全理事、全チューター、事務局、学生代表5名です。
(小原)
第27回小野十三郎賞の応募を締切ました。★詩集の応募は144冊でここ数年では最高の数です。詩評論書の応募は5冊でした。
第27回小野十三郎賞の応募が締切を迎えました。7月10日消印有効で受け付けた数は、詩集部門で144冊、詩評論書部門で5冊でした。
とくに詩集部門の応募144冊は、ここ数年で最高の数となりました。
応募者の最年長は1936年生まれ、最年少は2005年生まれです。文字どおり北海道から沖縄まで全国各地からの応募で、海外からも、アメリカ合衆国とアルゼンチンからそれぞれ1名の応募がありました。
なお、第一次選考会は7月21日(海の日)、第二次選考会は8月11日(山の日)、いずれも大阪文学学校で開催され、最終選考会は9月12日(金)に実施の予定です。
授与式は10月5日(日)に大阪文学学校の秋期入学式の中で行う予定です。
小野十三郎賞事務局
第173回芥川賞・直木賞は、どちらも「該当作なし」。夏木志朋さん<大阪文学学校修了生>、直木賞(初ノミネート)受賞ならず!★次作に期待します。
夏木志朋さん(なつき・しほ/17年3月まで1年間、文校昼間部に在籍)の中・短編集『Nの逸脱』<ポプラ社>がノミネートされていた第173回直木三十五賞の選考会が、今夕4時から東京でおこなわれました。
事務局の業務をこなしながら、僕と角田(真銅は今日お休み)は、パソコン上で“ニコニコ動画”の芥川賞・直木賞の選考会中継を見ていました。一方で、夏木さんが受賞した場合を想定し、新聞・テレビ等の取材に備えて、夏木さんの文校在籍時の担当チューターだった森口透さんと何度も電話で話し合いました。
6時ごろ、受賞会見場の掲示板に「芥川賞 該当作なし」の紙が張り出され、次いで8時前に「直木賞 該当作なし」が張り出されました。
残念ながら、夏木さんの名前と『Nの逸脱』は出てきませんでした。
大阪文学学校71年の歴史の中で、第50回(1964年)芥川賞の田辺聖子さん、第122回(2000年)芥川賞の玄月さん、第150回(2014年)直木賞の朝井まかてさんにつづく快挙はなりませんでしたが、ノミネート発表からこの1カ月間、文校の関係者をワクワクさせてくれました。
直木賞をつかみとるまで、さらなる精進に期待します。
文校生の皆さん! まだ『Nの逸脱』を読んでいない方はぜひ読んで、どこが優れているのか、自分なりに研究し、自分の作品に生かしてください。
そのことが、夏木さんへの応援にもつながります。
●夏木さんや『Nの逸脱』については、25年7月9日・文校ブログに載っています。
(小原)
【学生委員会イベント部より】7/20~21“滋賀の歴史・文化に触れる夏季合宿”に、チューター5名をふくむ36名(うち子ども2名・日帰り5名)の申込み★10名(うちZoom2名)出席の昨夜<14日>の第6回学生委員会で最後の準備
★7月20日(日)午前10時15分 京阪浜大津駅集合
★参加費:20,500円
★あらかじめの定員27名<中型貸切バスを利用するため>を超えました。
★参加チューター・・・津木林洋(昼間部)・谷良一(同)・名倉弓子(同)・西村郁子(夜間部)・高田文月(同/日帰り)
【【2025年 夏季合宿 行程表】】
7月20日(日) 《1日目》
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10:15 京阪浜大津駅改札集合
11:00 浜大津港 琵琶湖ミシガンクルーズ出港
12:30 浜大津港 ミシガン着
浜大津アーカス(ロッテリア、Pダイニング、おいしや)にて昼食
13:30 アーカス前集合 貸切バスにて近江八幡堀へ
14:30 近江八幡堀にて自由行動(八幡山ロープウェーあり)
16:15 駐車場集合 貸切バス乗車
17:00 貸切バス 野洲駅着 ユースホステルのバスに乗り換え宿泊所へ
18:00 夕食
19:30 ビブリオバトル、懇親会
※ビブリオバトルの参加申込・・・津木林チューター・名倉チュ
ーター・西さん<昼・津木林C/愛知県清須市>・中山さん<通・高橋c/ 名古屋市>・中島さん<昼・名倉C/富田林市>
【ビブリオバトルの飛び入り歓迎! 予選用と決勝用の2冊を準備 しておいてください。】
24:00 お開き
7月21日(月・祝日) 《2日目》
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7:00 朝食
8:30 貸切バスにて出発
9:00 ラコリーナ着
10:30 ラコリーナ出発 豊郷小学校旧校舎群へ
11:15 豊郷小学校旧校舎群到着
11:55 貸切バスで彦根へ
12:15 彦根夢京橋商店街にて昼食
13:40 貸切バスで彦根城へ ひこにゃん 玄宮園
15:15 彦根城いろは松駐車場に集合
15:25 貸切バスで彦根駅へ 解散