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【9/17毎日新聞<夕>】朝井まかてさん(文校出身の直木賞作家)インタビュー。新刊の時代小説『どら蔵』(講談社)に関連して★朝井さんの講義もある10/5入学開講式後の交流会のとき、『どら蔵』の販売・サイン会


【9月17日「毎日新聞」<夕>文化・芸能面】


【新刊! 時代小説『どら蔵』(講談社/2,250+税)の表紙と帯】

◆朝井まかてさんは、2006年4月から大阪文学学校・夜間部に1年間在籍、その後1年間休学。在籍中、『樹林』在特号(06年12月号)に掲載された「われら、勝手につき」やその続きものとしてクラスに提出された作品を大幅に書き直した『実さえ花さえ』で08年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。その作品は同年10月、講談社から単行本化。(11年12月刊行の講談社文庫では『花競べ(はなくらべ)』と改題。さらに新規加筆し、25年4月に単行本時のタイトル『実さえ花さえ』<講談社時代小説文庫>に戻す)。江戸の種苗屋の物語。
14年、『恋歌(れんか)』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴(おらんださいかく)』で第31回織田作之助賞。16年、『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞。17年、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞。18年、『雲上雲下(うんじょううんげ)』で第13回中央公論文芸賞。19年、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞。20年、『グッドバイ』で第11回親鸞賞。21年、『類』で芸術選奨文部科学大臣賞と柴田錬三郎賞を受賞。

◆朝井まかてさんには2020年4月、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイザー”に就任していただきました。それ以降ほぼ毎回、春・秋の大阪文学学校・入学開講式に臨席し、新入生へ20分間の激励講義をしていただいています。執筆を抱えている中、来たる10月5日(日)の秋期・入学開講式でも交流会のときまで4時間30分ほど付き合っていただくことになっています。

(小原)

【新たに5名の新入生/23歳から75歳まで/計29名に!】★20日(土)昼の体験入学参加7名のうち3名が入学★今秋4回目の体験入学は、24日(水)午後2時から。岡山市からZoom予約あり。飛び入り参加も歓迎!


【大西智子チューターの担当した9月20日(土)昼の体験入学の様子――教室参加4名(うち一人は既に入学手続き完了)、Zoom参加3名(岡山市からも)、それに現・大西クラス生3名の参加がありました。】
2時間ほどで体験入学を終えたあと、教室参加の4名と大西チューター、クラス生2名の計7名は近くの喫茶店に出向き、“2次会”をおこないました。

◆あさって(24日/水曜)は、今秋4回目の“体験入学(オープンキャンパス)”です。午後2時~4時の〔昼の部〕のみで、エッセイ・ノンフィクションクラスの谷良一チューターが担当されます。吉本興業一筋だった谷さんは、23年秋に『M―1はじめました。』(東洋経済新報社)を刊行し評判になりました。

◆大阪文学学校がどういうところか見てみたい方、
書くことに関心がある方、
入校を検討されている方、
すでに入学手続きをされている方、
またもう一度見学したい方、
どなたでも気軽にお越しください。

◆ただいま文校ブログやⅩで流している文校紹介の動画〔7分版〕を見てもらいながら、文学学校の歴史や現状、システムやカリキュラムや諸行事などの説明があります。その後、現在校生の短い作品を読んでもらって、参加者みなで合評会をおこないます。あなたも気軽に感想、意見を述べてください。
【文校紹介動画(short ver.2分版)は、Ⅹ上における今現在の視聴回数は26,925回です】

◆体験入学(オープンキャンパス)は、残すところ、24日(水)昼【エッセイ・ノンフィクション】、26日(金)昼・夜【どちらも小説】、30日(火)夜【小説】の開催です。
それらに、何度参加していただいても結構です。すでに入学手続きを終えている方の参加も歓迎します。
◆“体験入学”には、オンライン(Zoom)でも参加できます。メールで事前連絡をください。Zoom招待状と合評用の作品をお送りします。そして、その日の体験入学が始まる10分前にミーティングルームを開きます。
◆24日“体験入学”〔昼の部〕には教室1名、Zoom1名(岡山市)の予約があります。事前の申し込みがなくても参加できますが、できれば予約の電話かメールをください。
◆“体験入学”終了後、入学手続きをおこなうこともできます。

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★土、日、月(きょう)の3日間に入学された5名を紹介します。
以下の②(教室)、③(教室)、④(Zoom)の3名の方が、9月20日(土)昼の“体験入学(オープンキャンパス)”に参加されています。速攻で入学されました。

【 】内は、入学申込書の中の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄からの引き写しです。“ ”内は、影響を受けた作品・作家・詩人名、です。≪ ≫内は、文校の学生募集を何で知りましたか、という問いかけへの答えです。

①◆奈良市の女性/75歳◆⇒通教部・小説C
【 小説を書くための訓練の方法を指導してほしい】
“太宰治 井上靖 大江健三郎 安部公房 多和田葉子 今村夏子 川上弘美”
≪以前、昼間部に入学したことがあったので≫

②◆大阪市の女性/31歳◆⇒昼間部・小説C〈土〉
【小説を書いたことはないのですが、オープンキャンパスが楽しかったのでとりあえず入ってみようと思いました】
“瀬尾まいこ 綿矢りさ 金原ひとみ”
≪ネット≫

③◆愛知県常滑市の男性/48歳◆⇒昼間部・小説C〈土〉
【大阪文学学校を知ったきっかけはと聞かれて、朗読をはじめて、朗読できる物語を書きたいなと思って、ネット検索していたら大阪文学学校に行きあたりました。と先日参加したオープンキャンパスでお話しました。そうなんですけど、じゃあそもそも朗読を何で始めたかといえば、読書会へ参加したことがきっかけであって、じゃあ読書会参加は何でかと言えば、それは人生を拓きたかったからです。もう40代後半だし、人生を拓きたいって恥ずかしいけれど、でもやっぱりそれが理由としか言いようがなくて。それは文学にすがったと言い換えてもいいんですけど。
先日見たある通信で、学ぶとは己の胸に誠実を刻むこと、教えるとは共に希望を語ることという言葉が頭から離れないタイミングで、そんなこともちょうど影響してます。この大阪文学学校では、ともに希望を語ることができるんじゃないかと思って、今回入学させていただきました。
先日のオープンキャンパス後に行った喫茶ティファニーでのバナナジュースをまた飲みに行きます。どうぞよろしくお願いします。】
“糸井重里、佐藤正午、又吉直樹、林伸次”
≪短編から中編の物語を書きたいと思い、どこか勉強できるところあるのかな、でも今さら大学の文学部に入学でもないし、そんな都合のいい学校ないよなと検索したら出てきました。≫

④◆大阪府吹田市の女性/23歳◆⇒夜間部・小説C〈火〉
◎25歳以下への奨学制度適用[年間学費が2万9千円割引]
“皆川博子、太宰治、二階堂奥歯、斜線堂有紀、夢野久作、人間六度、市街地ギャオ”

⑤◆兵庫県芦屋市の男性/63歳◆⇒夜間部・小説C〈火〉
◎2024年3月まで3年間、夜間部に在籍しており、再入学になります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★下のハガキをお読みください。大阪文学学校のことを簡潔にまとめてあります★
・・・・・・・・・・・・・

2024年1月以降に『入学案内書』を請求されて、いまだ入学に至っていない方々208名へ、上のような“体験入学”の案内ハガキ〈上;オモテ面 下;ウラ面〉をお届けしてあります。公開講座や24年3/16文校創立70周年記念祭など文学学校が催した公開イベントに参加された方々も含めての208名です。

(小原)

文校修了生の有本友美さんが、「小川洋子の朗読夜話」を企画しました。10/4(土)夜、大阪市浪速区の自分のスタジオで。サイトから申し込むことができます。

作家の小川洋子さんには、コロナの最中で大阪文学学校に来ていただくことはかないませんでしたが、特別講座にZoom出演していただいたことがあります。
2021年3月6日・文校ブログ 参照
【見出し】・・・小川洋子さん(Zoom出演)をお招きしての特別講座に文校教室で40名、文校外から125名がZoom視聴。

その特別講座の模様は、21年3月22日の産経新聞(夕)文化面21年3月23日の神戸新聞で大きく取り上げられました。

そして、21年3月6日/特別講座の講演録は、『樹林』21年12月号(Vol.678)に収録してあります。―――「小説の不思議」小川洋子・<聞き手>葉山郁生

(小原)

【9/15(月/祝)】新大阪のホテル23階(最上階)の中華料理店で開かれた≪ 音谷健郎さんの文校チューター退任を祝う会≫に、現クラス生を中心に24名。葉山代表理事、木元・新チューター、事務局の小原も出席。

通教部12クラスの中でいつも、スクーリングの出席率がとびぬけて高かった音谷健郎クラス。9月14日のスクーリングにも、在籍16名中15名が出席。そのうち、福島県、徳島県、島根県、福岡県からのクラス生は14日の晩、大阪に泊まって翌15日の昼間に行なわれた≪音谷さんのチューター退任を祝う会≫に臨まれました。
81歳という高齢のためとはいえ、名物チューターがまた一人文校から去ることになりました。でも、文校との縁が途絶えるわけではなく、音谷さんは大阪文学学校賞<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>の選者は継続されます。


【前列左から】山名さん(「祝う会」の発起人/羽曳野市)、堀さん(堺市)、小原(文校事務局長)、音谷さん(20年勤続でチューター/広島県庄原市)、葉山さん(大阪文学協会代表理事)、二谷さん(93歳/京都府乙訓郡)、木元さん(10月から音谷さんの後任チューター/横浜市)

【中列左から】河原さん(京都府相楽郡)、大瀬さん(豊中市)、有本さん(音谷クラスOB/芦屋市/10・4“小川洋子の朗読夜話”開催)、小宗さん(音谷クラスOB/岡山市)、宮嶋さん(福島県いわき市)、河井さん(植木職人/高槻市)、呉田さん(生駒市)、石橋さん(宝塚市)、新居さん(兵庫県高砂市)、井上さん(当日の司会/徳島県三好市)

【後列左から】入江さん(当日の司会/島根県松江市)、有本さんの夫(音谷さんの朝日新聞社神戸支局時代からの付き合い)、小池さん(9・14スクーリングの全体交流会のとき乾杯の音頭/福岡市)、藤崎さん(尼崎市)、中島さん(神戸市)、光葉さん(音谷クラスOB/神戸市)

※松浦さん(音谷クラスOBで現在・菅野クラス/東京都調布市)は、新幹線の都合で、記念撮影の直前に退席されました。

【小原】・・・10年以上前に、釜ヶ崎のぼくの行き付けの一杯飲み屋で二人とも痛飲しながら、音谷さんの文学観と信念を傾聴したのを思い返しています。

【9/14(日)】“文学フリマ大阪13”で、文校学生委員会が『樹林』(在特号や本誌)を販売!19冊売れる!★『樹林』10月号(秋期・入学案内書)を200冊無料配布し文校をPR!


≪文学フリマの全景≫


≪大阪文学学校学生委員会のブース/[左から]太田さん、間瀬さん、谷・昼チューター、[前列]林・委員長――撮影;福森さん≫

9月14日(日)は、大阪文学学校通信教育部のスクーリングの日でした。
重なってしまいましたが、大阪での開催が13年目となる“文学フリマ”(南港・インテックス大阪)に、今年も学生委員会は出かけて行きました。
ブースを構えて、『樹林』在校生作品特集号や本誌を売るためです。また、『樹林』入学案内書を無料配布して文校の存在をPRするためです。『樹林』は在特号、本誌あわせて19冊(1年前は37冊)売り上げ、入学案内書は閉会2時間前には持参200冊全てを手渡しできたとのことです。【その縁で、今日(9/20)、文校教室で持たれた体験入学に参加者あり!】
販売に参加した学生委員会のメンバーは、林隆司<学生委員長/夜・谷口C>、間瀬翠さん<夜・平野C>、太田妙子さん<昼・伊藤C>、黒田サリューさん<夜・平野C>、福森勇次さん<夜・西井C>の5名。さらに前・学生委員長で昼間部チューターの谷良一さんも応援に駆けつけてくれました。『樹林』と一緒にブースに並べた谷さんの著書『M―1はじめました。』(東洋経済新報社)は5冊完売!
ちなみに主催者発表によると、出店1,223、ブース1,422で、出店者・一般来場者あわせ6,877人が集まり、大阪開催では過去最高を記録したそうです。

(小原)