文校ブログ

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名倉弓子さん(大阪文学学校通教部・飯田クラス)の小説が“第18回ちよだ文学賞”の最終候補5編(応募366編中)に残るも、受賞逃す!

“第18回ちよだ文学賞”(東京都千代田区主催)大賞の賞金は100万円で、選考委員は、作家の逢坂剛さん、唯川恵さん、角田光代さん。

奈良市の名倉弓子(なぐら・ゆみこ)さんは、この10月から学友生(5年生)として通教部・飯田クラスに移りましたが、9月までは昼間部・島田クラスでした。“ちよだ文学賞”の最終候補まで残った小説「天からの贈り物」(約70枚)は、島田クラスの組会に提出し、みんなの合評を受けて書き直し応募したものです。

★“ちよだ文学賞”の作品集(500円)には、大賞、千代田賞受賞の作品のほか、「天からの贈り物」など最終選考に残った作品も載っています。
お求めは、次のサイトから。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/bunka/bungaku/jusho.html

(小原)

【速報】猪村勢司さん(文校修了生)、第40回「さきがけ文学賞」受賞! 賞金50万円! 文校関係者から2年連続受賞!!

大阪文学学校夜間部修了生の猪村勢司(いむらせいじ)さんが、歴史小説「不忍池」(147枚)で、2023年度・第40回「さきがけ文学賞」に入選しました。
応募264編の中から、みごと1等賞です。
大阪府吹田市の猪村さんは、2019年4月に文校夜間部に入学し、前期は小原クラスで、後期は西井クラスでした。本科修了後、1年間休学。

秋田魁新報・電子版(11/3掲載)において、作者と小説が紹介されています。

上の記事にもあるように2年前には、時代小説「烏の櫛」(120枚)で、応募252編の中から選奨(2等賞/賞金5万円)に選ばれています。
21年11月5日・文校ブログ参照。

今回の受賞作「不忍池」は、次のサイトでよむことができます。
https://www.sakigake.jp/news/article/20231104AK0014/

●「さきがけ文学賞」は、昨年・第39回の方政雄(ぱん・じょんうん)さん
に次いで、文校関係者から2年連続受賞ということになりました。兵庫県伊丹市の方さんは当時、昼・津木林クラス在籍中で現在は休学中。
方さんの受賞については、22年11月15日・文校ブログで紹介してあります。

(小原)

『樹林』11月号(在校生作品特集/通巻697)が仕上がってきました。


<オモテ表紙>


<目次>

『樹林』11月(在校生作品特集)号が昨日<火>の昼、仕上がってきました。昨日から今日にかけて、通教部生、通教部チューター、休学生、定期購読者(37名)、元チューターなど文校関係者はもとより、出版社・新聞社・図書館・文学館、お世話になっている各地の作家・詩人の方などにも送りました。
昼・夜間部生は、組会(ゼミ)で教室に来たとき、机の上から一冊ずつ持ち帰ってください。組会にZoomで参加している皆さんには順次、郵送するようにします。

◆『樹林』在特号の送付に際し、通教部生には次のものを同封しました。
①11/26<日>学生委員会主催の11月(在特)号合評会の案内チラシ ②『樹林』在特・24年6月号の「掲載作品および選考委員募集のお知らせ(応募用紙付き)」チラシ ③漫画付き「選考委員募集」チラシ ④11/25<土>第25回小野十三郎賞/贈呈式の案内チラシ の計4点。
休学生へは、①、②、③の選考委員募集に関する部分、④を同封しました。

◆『樹林』在特号は、文校の学生たちの手によって、作品の募集から、選考、編集、合評会までおこなわれ、『樹林』の1冊として年2回発行されています。
今回の11月号には、詩5編、エッセイ2編、小説6編≪ナント、作者は全員女性!≫の在校生作品が収められています。各選考委員の選考評なども含めて総196ページ。

◆オモテ表紙のイラストは、あおきむつこさん(長野県/夜・松本クラス)。編集後記は、23年春期在特号キャップの林隆司さん(昼・佐伯クラス)。

◆11月26日<日>12時からおこなわれる学生委員会主催の11月(在特)号合評会には、掲載作者、選考委員はむろんのこと、在校生や新入生も気軽に参加してほしい、とのことです。

(小原)

一昨日(5日/日曜)の、学生委員会主催の新入生歓迎・文学散歩“通天閣・新世界”に37名の参加。そのうち、新入生5名、遠来組は神奈川、愛知、広島(2名)から。夜の懇親会(2次会)には30名。◆昨夜(6日/月曜)の秋期・第2回学生委員会には、新入生5名をふくめ14名出席(うちZoomから4名)。


【通天閣の展望台入口で記念撮影】


【西成区山王のオーエス劇場(大衆演劇場)を通り過ぎる】


【天王寺動物園入口近くの串カツ屋を貸し切り30名で懇親会】

◆一昨日(5日/日曜日)、学生委員会主催で“新入生歓迎・23年秋期文学散歩【通天閣・新世界】”がおこなわれました。年に2度企画している文学散歩の参加者が30名を超えたのは久しぶりのことです。西村郁子・夜間部チューターに、事務局の小原と角田も参加しました。
午後1時、JR新今宮駅および地下鉄動物園前駅近くに集合し、そぞろ歩きで浪速区の通天閣に移動し、その直下で記念撮影。その後は、連れ立って通天閣の天辺まで上るもの、オーエス劇場で大衆演劇を観るもの、旧遊郭の飛田や釜ヶ崎を巡るものに分かれました。
午後5時、再び通天閣の下に集合し、さほど離れていない“串カツ屋”に向かいました。そこでは貸し切りということもあって、谷良一・学生委員長(夜・平野クラス)、藤崎正徳・イベント部キャップ(昼・佐伯クラス)を中心に盛り上がった懇親会を1時間半繰り広げました。
そのあと、日本シリーズの阪神の試合が気になって仕方がないものたちがいて、ジャンジャン横丁などで躍起になってテレビのある立ち飲み屋探しをしました。その結末をお伝えするのは、控えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎文学散歩の参加者は、半年前(22・5・15)の京都鉄道博物館のとき23名、1年前(21・11・7)の大阪ミナミ散策のとき20名、1年半前(21・5・16)の大阪城散策のとき7名、2年前(20・11・8)の天王寺公園ピクニックのとき18名という記録になっています。

◆昨夜(6日/月曜日)の秋期・第2回学生委員会には、新しく3名の新入生の参加がありました。12月17日(日)に予定されている“文学集会”についての話し合いも始まりました。
次の学生委員会は、11月20日(月)午後7時からです。
まだまだ新しい仲間を募っています。Zoomからも参加できます。

(小原)

『三田文學』2023年秋季号(No.155)の“新同人雑誌評”欄で紹介された文校関係者の小説は、<佐々木義登・評>コーナーで13編中7編、<加藤有佳織・評>コーナーで15編中6編。◆『樹林』692号〔23年5月号/本誌〕から文校修了生のキンミカ、中山文子の2編、『樹林』693号〔23年6月号/在校生作品特集号〕から名倉弓子、上地庸子、峰さそりの3編、『樹林』694号〔23年7月号/通教部作品集〕から峯本つづき、佐伯厚子の2編。◆所属同人誌から、文校修了生の猿渡由美子(愛知県)、渡谷邦(岡山県)、渡辺庸子(福井県)の3編。

『三田文學』2023年秋季号(No.155)の“新同人雑誌評”欄で取り上げられた文校関係者の小説は、次のとおり。( )内は、同人雑誌名と通巻ナンバー。

◆大阪文学学校・在校生
・名倉弓子「アンバランス」(「樹林」Vol.693/在特号)――今期は通教部・飯田C
・上地庸子「支え」(「樹林」Vol.693/在特号)――9月まで夜間部・大西C
・峰さそり「初夏の薄片」(「樹林」Vol.693/在特号)――今期は通教部・飯田C
・峯本つづき「亀のゆくえ」(「樹林」Vol.694/通教号)――今期は通教部・休学
・佐伯厚子「雲の行方」(「樹林」Vol.694/通教号)――今期は通教部・飯田C

◆大阪文学学校・修了生
・キンミカ「アノニマス バット ウィー アー リアル」(「樹林」Vol.692/本誌)
・中山文子「はぐれて」(「樹林」Vol.692/本誌)
・猿渡由美子「ふたたびの」(「P.」45号)
・渡谷邦「水路」(「あるかいど」第74号)
・渡辺庸子「オレンジ色のスカート」(「あるかいど」第74号)

●なお、渡谷邦さんの「水路」は、『文學界』への推薦作3編のうちの一作に選ばれています。

(小原)